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「住民基本台帳ネットワークシステム基本設計書」は
各市町村・都道府県の窓口で請求すれば、
CD-ROM版(2000年9月 2.0版)が入手できることに
なっています。

 この基本設計書の「概要編」には、「第02編 セキュリティ設計」が含まれています。

 基本設計書の公開について、著作権を持つ地方自治情報センターは次のように指定しています(基本設計書 2.0版CD-ROM版所収のReadme.txt「住民基本台帳ネットワークシステム基本設計書(CD-ROM版)について」より)。

■■ 基本設計書の取り扱い等について ■■

 (1)このCD-ROMには、住民基本台帳ネットワークシステムの基本設計書が含まれています。

 (2)基本設計書には、全体の概要を記述した基本設計概要書(約350ページ)と
   詳細を記述した基本設計書本編(約1,350ページ)の2種類があります。
 (3)このCD-ROMに含まれている基本設計書本編には、
   セキュリティ重視の観点から、第2編のセキュリティ設計編は含まれておりません。
 (4)概要書の第9編は既存住基システム改造ですが、
   基本設計書においては第9編がテスト、第10編が既存住基システム改造
    という構成になっています。

 (5)このCD-ROMに含まれている基本設計書の内容は、今後、詳細設計の実施、
   政省令の制定等により内容が変更される可能性があります。

 (6)これらを踏まえていただいた上で、この基本設計書を市町村や都道府県から
   再配布していただくことは問題ありません。
 (7)この基本設計書の著作権は、地方自治情報センターが有するため、
   修正や改版、住民基本台帳ネットワークシステム以外への引用はご遠慮ください。

 現実には、いくつかの自治体で開示された実績は確認していますが、いくつかの自治体は情報公開を拒否しており、自治体からの公開実績は多いわけではないようです。
 また、ある自治体は、Webサイトで基本設計書を一時公開していましたが、地方自治情報センターから警告を受け短期間で公開を停止しました。

 以上のような事情で、本サイトでは、住基ネットのセキュリティ設計(概要編)を含む基本設計書の提供はできません。各自治体窓口で請求していただけますようお願いします(公開ないし開示までにはかなりの時間がかかるかもしれません。緊急に確認などが必要な方は本プロジェクトにご相談ください)。

基本設計書の最新バージョンについて
 なお、CD-ROM版基本設計書としてJCA-NETが入手しているものは、2000年9月発行の「2.0版」で、その後頻繁に繰り返された基本設計の変更等を含むCD-ROM版更新版が一般向けに配布されていることは確認できていません(アクセスが自治体の担当者などに限定されている地方自治情報センターの特定Webサイトには、最新バージョンが収録されているかもしれません)。

基本設計書の2.0版以降がまとまった形で配布されていることを確認された方がおられましたら
その入手方法などを本プロジェクトまでお知らせいただけますようお願いいたします。

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