日時:2003年11月29日(土)午後1時〜4時
場所:東京都文京区・男女平等センター
後のコスタリカ大統領:ホセ・フィゲレスが軍隊放棄を宣言した1948年12月1日を記念して、コスタ・リカを満喫する一日を楽しみました。詳しい案内は<こちら>をご覧下さい。
開催当日は、あいにくの雨模様。しかし、参加者は、次から次へと押し寄せて、受付係は大忙し。ついに、参加者にわたす資料が足らなくなり、急遽、増し刷りに走ることになった。
入口近くの壁には、多くの人から提供された、コスタリカ国現地の写真が所狭しと並べられて、参加者を圧倒していた。参加者が入れ替わり立ち替わり眺めては、担当者に質問をしていた。
開会のあいさつを行う、大山勇一・事務局長。コスタリカ大使館より借用した衣装(しかも女性用)を付けて大張り切り。「一緒に写真を撮りましょう」と呼びかけたが、その結果はいかに・・・。
会場を埋め尽くした参加者。80歳をこえた人もいれば、小学生の参加もあって、実に幅広い人々が参集し、熱心に平和問題を追求する。会場の後方には立ったままで参加している人も。日本国憲法の前文に示されている「政府の行為によって戦争」という事態が今まさに始まろうとしている現状を何とかしなければ、という思いがひしひしと感じられる。
講師三態。10時間分の講演を一気に述べる人。コスタリカの医療状況の調査結果を述べるお医者さん。リラックスしてアンチ・アメリカモデルを語る人。ピースボートでコスタリカを訪問した大学院生。ご自慢の尺八で日本文化を訴える人。講師陣も多氏歳々。
休憩時間になっても、アチコチで、講師をつかまえて質問責めにしている。講師陣もこの熱気に答えて、エスカレート気味となり、会場の使用予定時間を大幅に越えることになった。
小学生グループ・PEA☆CHIによる寸劇とそれを題材とした討論会。子どものことであるとおもって、気楽に見ていると足をすくわれます。テーマは「先生にも試験は必要?」など、結構キビシイものでした。
このコーナーでは、コスタリカ・コーヒーやコスタリカ・グッズを、原価に近い価格でお分けする。コーヒーの試飲も出来るので、入れ替わり立ち替わり皆が訪れる。担当の「売り子」は、コスタリカの女性の晴れ着を身につけて「いらっしゃいませ!」と笑顔で応対した。みんなの注目を一身にあつめた結果、用意した品物はほとんど無くなった。
「世界一おいしい」と自慢する、コスタリカ・コーヒーを飲んだカップルは満足そう。アタマもカラダも満たされた一日でした。