千葉のまちづくりをサポートする当センターの運営スタッフがそれぞれの専門分野についてシリーズで、心の交流企画《露天風呂》にて報告します。各講演者の発題を受けて参加者を交えたフリーディスカッションを行います。その中で新たな視点やまちづくりの取り組みへの意欲を醸成し、千葉のまちづくりを活性化できるよう期待しています。
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■主 催 |
特定非営利活動法人 千葉まちづくりサポートセンター |
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■日 時 |
平成24年12月21日(金) 午後6時00分〜7時30分
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■場 所 |
ちば市民活力創造プラザ会議室(千葉中央ツインビル2号館9階)
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■参加費 |
資料代500円(事前申込みは必要ありません)
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■テーマ・内容 |
「都市計画審議会の現状と課題を考える」
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■話題提供者 |
泉 宏佳ボーンセンター運営委員(千葉市都市計画審議会公募委員)
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■コメント |
市では、市街地における住環境の維持及び秩序ある街並みの形成を図るため、建物の高さの上限を定める
都市計画高度地区の見直しについて検討を進めてきました。
このたび、都市計画の変更の素案(市素案)がまとまったので、平成24年12月3日から予定している市素案の 縦覧に先立ち、12月1日説明会が開催されました。
市は平成22年9月1日「都市計画高度地区の見直し検討」案を公表しました。市の情報によれば「修正をこれまで2度にわたり市民の皆様のご意見をいただき、それらを踏まえた高度地区の見直し修正案を本年5月17日に公表し、今後はこの修正案を踏まえ、都市計画法の手続きを進めていく旨を周知させて頂いたところです。
このたび、この見直し修正案に基づき作成した千葉都市計画高度地区変更の素案について、 12月3日から開始する縦覧に先立ち、市民への説明会を開催することとしましたので、お知らせいたします。」とのことでした。
ボーンセンターにおいても、NPO政策情報◇千葉市高度地区見直し◇(2012/03/12)にて情報の紹介と論点整理を行いました。
5月17日公表の修正案では「 ア 分譲マンションの再生については、最高高さ制限の対象としない。建替え回数、敷地規模、接道要件の制限無し
イ 最高高さ制限を超えている建築物については、一定の要件を満たした場合は、現状 の高さまでの建替えを認める。 建替え回数の制限無し」としており、大幅な緩和措置を講ずる案になっています。
また上記修正案では理解できなかったのですが、12月1日の説明会で既存分譲マンションの場合は現状の高さが最高高さ制限以下であっても、最高高さ制限を超えて建替えできるという説明があり吃驚しました。上記の建替え更新の緩和措置と良好な住環境を創っていくことのバランスをどう取っていくのか、市民一人一人の判断が求められています。
12月3日からの素案の縦覧からスタートして法的都市計画決定の手続きが着々と進みます。来年度には都市計画審議会が開催され審議、決定されます。
この機会に改めて「都市計画審議会の現状と課題」について議論したいと思います。(メモ責 サポーター会員家永尚志)
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