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これはかつて「週刊アンポ社」(ベ平連が作った有限会社)が発行していた『週刊アンポ』に掲載された支持者からのマンガです。すべて、原稿料無料で『週刊アンポ』のために提供されたものです。
手塚 治虫「機動隊が来たら……」 『週刊アンポ』 第13号 (1970年4月24日号)に掲載
(中の文字が小さくて読みにくくなっているので、以下に再録します。) 右側の説明。 警視庁(秘)資料をマン画にすれば…… このマン画の原図(下にあります)は、警視庁発行の『市街地での爆発物に対する活動要領』です。敬称のおえら方のアタマでは、私たち民衆は爆弾を投げつける「暴徒」なのでしょう。号令は、「爆弾――検挙!」それから、爆発物から二〇メートル以上離れたら、「暴徒に突撃!」 しかし、いったい、警官たちは何におびえているのかナ。こちらには花はあっても、爆弾なんかアラヘン。そやけど、反安保のたたかいの意志なら、いくらでももっているぞ。 人間の渦巻はどんなにでも大きくなるぞ!! 絵の中の説明 (1) 機動隊がタテを使う訓練をしたってンで こういうふうに利用したら喜ばれると思うんでやんす (タテの下の ⇒ の文字)この米は2日分ぐらい使えるベシ (2) 新郎新婦に投げつける米は もったいないから タテで受けてもらって箱へ落としこむんでやんす (3) 新郎の新婦への思いやりに タップリ利用するんでがすよ フミ台にもなるでがす。税金はらってんだからタップリ使うベシ (4) せっかく手ごろの大きさだからタテを鉄板焼きの台にするんでやんす トランプのテーブルにもなるヨ (5) で いよいよ
本バンのときになったら
手塚 治虫「機動隊が来たら……」 『週刊アンポ』 第13号 (1970年4月24日号)に掲載『週刊アンポ』索引のページにもどる
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