611.韓国『ハンギョレ21』に、金東希問題、金鎮洙問題についての論文発表。（2011/10/25掲載）

　韓国の『ハンギョレ21』紙の第878号、2011年9月26日付に、聖公大・日本学科教授のクォン・ヒョッテの論文、「ベトナム派兵を拒否し翻ろうされ続けた2人の脱走兵――平和憲法信じて日本に向かうも突き放された彼ら」が掲載された。この全文は、新時代社の『週刊　かけはし』2011年10月24日号に翻訳され、掲載されてある。この「2人」とは、金東希、金鎮洙についてで、この文章の最後には「キム・ドンヒとキム・ジンス、2人を探したい。そうして公的な歴史によって隠された『陰の歴史』に出会ってみたい」と終わっている。なお、金鎮洙の脱走経緯には、若干不正確な問題もあり、近く、それへの注を発表したいと思っている。　
　この『かけはし』の翻訳、及び、「『かけはし』編集部から」という『キム・ドンヒ（金東希）のその後について」の注の記事は、本サイトの「ベ平連について論じた最近の文献の原文」に同紙に諒解をお願いして全文転載してあるので、ご覧いただきたい。