「在留特別許可取得一斉行動」 (速報)No.16




●Mさんの仮放免許可、不許可に‥‥
 2月2日、退去強制令書の発布を受け、収容が続けられているビルマ人Mさんの仮放免申請を5月18日に行いましたが、残念ながら6月8日付けで不許可との通知が届きました。申請の際には弁護団の「逃亡はさせない」旨の誓約書を添付し、さらに5月23日には5月19日より5月22日の間に集めた35団体、106個人からの要請書を追加書類と共に提出したにもかかわらず、不許可となってしまったことは本当に残念でたまりません。
 不許可の理由を東日本入国管理センターの総務係長に問い合わせたところ、「諸般の事情を勘案した結果」と言うだけで、具体的な内容を尋ねても「申請の理由や情状を総合的に判断した」と同じことを繰り返すだけでした。そこで、裁判を担当している児玉晃一弁護士、生田康介弁護士と共に、6月14日、茨城県牛久市の東日本入国管理センターを訪れ、本人に面会すると共に、入管の担当者に事情説明を求めることといたしました。当事者を元気づける意味でも、できるだけ大人数で訪問したい所存です。
 急なお願いで恐縮ですが、もし皆さまのご都合がつきましたら、ご参加いただけましたら幸いです。


集合時間 6月14日 午前10時

集合場所 JR牛久駅改札口

●池袋西口街頭署名活動報告
 6月11日「21名に日本の暮らしを! 27万人署名」実行委員会の主催による街頭署名活動をJR池袋駅西口にて開催いたしました。しとしとと小雨の降る雨空の下での署名活動となってしまいましたが、実行委員会を中心に移住連、APFSのメンバー及びスタッフの50名を超える参加を得て、14時から16時までの2時間、無事に署名活動を行うことができました。
 池袋駅西口は日曜日とあってたくさんの人出でしたが、雨の中、チラシや署名用紙を差し出しても、見向きもせずに早足で立ち去る人が多く、参加者からは「今日は難しいな」という声も聞かれるほどでした。それでもバスを待つ人、一人一人に話しかけ署名をお願いしたり、少しでも興味を持ってくれた人にていねいに趣旨を説明するなど、コツコツと集めた署名は2時間で345名分に達し、まずは大成功といえるでしょう。
 実行委員会としての活動は、この街頭署名活動を最後に終止符を打つこととなります。これまで集めた約4万名分の署名は6月の末、法務省へ提出する予定です。
 日程が決まり次第、ご連絡を差し上げますが、もし、まだ、お手元に署名があるかたは至急、APFSまでご送付ください。
 また、ひとりでも多くの署名を提出したいため、提出ギリギリまで署名を募っております。あと一息のご協力をあわせてお願い申し上げます。

2000年6月13日
ASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY
(A.P.F.S.)


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ASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY (APFS)