在日イスラム教徒は何を考える、そしてあなたはどうするの?
9月11日の同時多発テロは全世界に大きな衝撃をあたえました。一度に数千人もの人々が亡くなり、今も行方不明者の捜索作業が続いています。
そして米国は、このテロの実行犯がアフガニスタンに潜入しているとして空爆を開始しました。そして、空爆により多くの子どもたちが殺され、毎日数え切れないほどの難民が発生しています。この戦争をイスラム社会と文明社会の対決と言いきる人さえ出ています。
日本にイスラム教徒が本格的に根付いてきたのは、ここ10年ほどです。1980年代半ば以降に就労を目的として入国して来たパキスタンやバングラデシュの人たちの定住化傾向と共にイスラム教も日本の中で知られる宗教になって行きました。現在、イスラム教徒は5万人とも10万人とも言われています。これらのイスラム教徒の存在は、あまり省みられることはありませんでした。そして、今回のテロ事件によってイスラム教は理解不能な恐ろしい宗教であると考える人たちが増えつつあります。
シンポジュウムでは、イスラム教の研究者から、イスラムの歴史と現在について基調講演を受けた後に、在日イスラム教徒をパネラーとして、イスラム教の真の姿を理解してもらいたいと考えています。日本が多文化、他民族社会になりつつあると言われてから久しい時が流れました。イスラム教を理解することも、多文化、他民族社会を考える上でとても重要なことです。また、今回のテロや米国の報復戦争が何故起きたのかを考えるにあたっても、イスラム社会と西欧社会の成り立ちの違いを理解する必要があります。 ぜひシンポジュウムへご出席下さい。
日 時 11月11日(日) 午後2時から 参加費無料
場 所 目白カルチャービル(JR目白駅下車徒歩5分)
主 催 ASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY(APFS)
ISLAMIC CIRCLE OF JAPAN(ICOJ)
連 絡 電話03−3964−8739
E-mail:GZLO7472@nifty.ne.jp
ASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY (APFS)