06/20/2008 - 20:00
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朝までオールナイトで、ロストック行動の映画をみたり、
キャンプ食をたべたり、まくらを縫ったり、太鼓を叩いたり、
道化師の衣装を着たりと、いろいろしますが、
いちばんの目的は、この映画をみることです。
▼「Der Zaun (フェンス)」(2007年ドイツ)
[監督] Armin Marewski+Andreas Horn
[撮影] Andreas Horn
[プロデューサー] Rainer Kolmel
[製作]:ZDF/KINOWELT
[翻訳]:嶋秀教・サーシャクリンガーほか
[日本語版編集] 土屋豊・平野隆章ほか
[解説]「2007年にドイツで開催されたG8ハイリゲンダムサミット。
サミット前から開場周辺には13キロにわたるフェンスが張り巡らされ、
全ての交通が遮断された。このドキュメンタリーは、このフェンスを
主役として、フェンスの中で暮らすソーセージ屋から、G8の警備を
統括する警察、メディア、G8に反対する人々 などなど、サミット
会期中に周辺で起こった様々な出来事にカメラを向け、その一部始終
を記録している。動員された警察は17,800 人。逮捕者は1,057人。
わずか3日の会議に1億2,200万ユーロを費やしたサミットとは何かを問う。」
▼「G8:これがサミットだ!」
(G8: Das War der Gipfel!)
(90分 カラー 2007年 ドイツ)
どちらも、とてもいい映画です。
キャンプに行くことを決めてる人には、ワクワクする映画です。
まだ決めかねている人には、背中をポンと押してくれる映画です。
そして、いま、こうやって毎日、大量のメールをやりとりし、
会議をし、話しあって、やっていることは、すべて、こういう
時間と場祖をつくるためにやっているのだ、と再確認することが
でき、元気がでてくる映画です。
特に、キャンプのつくりかたや、そこでも過ごし方、そして、
そこで着るものや食べるもの、話すこと、そして、そこで
流れてる音楽などは、これからはじまるキャンプのなによりの
参考になると思います。断片的なニュース映像では分からなかった
その場の空気がリアルにつたわってくる映画です。これをみると、
キャンプが「もうひとつの可能な世界」を体験し、共有する
実験の場であることがよくわかります。
「フェンス」は日本語字幕がついた70分の映画です。
「G8:これがサミットだ!」には字幕がありませんが、
「フェンス」を見た後にみると、字幕がなくても分かります。
もともとは1時間半の映画ですが、インタヴュー部分をカットして
30分に短縮しました。
21:00から23:00の時間帯にこの2本の映画を上映します。
なにかと忙しい時期ですが、そういうときだからこそ、
こういう映画をみて、夢やビジョンを共有できたらと思います。
では、あした。
追伸:29日に札幌でもやりますので、北海道の方はそのときにぜひ。