06/28/2008 - 00:01
今年7月、北海道洞爺湖で、G8サミットが開催され、8 ヶ国の首相・大統領が、経済や環境など、
世界の将来について話し合いを行います。
それに対して、G8の政策転換を求める活動や、G8開催に反対するデモなども各地で行われていま
す。これらの活動に共通している問題意識は、まずG8自体が、自称「世界のリーダー」のみで構成さ
れる何の正統性もない、単なる非公式な集まりであるということ、そして、それにもかかわらず、莫大
な経済力を背景に、自分たちの都合のいいように世界の経済政策を決め、現在の世界的な貧困の拡大、
環境破壊、戦争を引き起こしている最大の責任を負っている、ということです。
名古屋では、G8サミットに関心を持つグループが、それぞれ得意とする分野で、サミットを問う学
習会を企画しています。今回のサミットで何が話し合われようとしているのか、何を決めようとしてい
るのか、そこにはどんな問題があるのか、では私たちは・・・、一緒に考えましょう。
http://g8dayo.fruitblog.net/
(この学習会のウェブサイト)
◆第4回 アメリカという「ならずもの国家」
?温暖化防止と生物多様性条約に背を向ける理不尽?
ノーベル経済学賞受賞者J . スティグリッツは、京都議定書から離脱した
アメリカを「ならずもの国家」と呼んだ。 3 億人( 地球人口の5% ) で温暖
化ガス全排出量の4 分の一を吐き出し続ける身勝手! 190 カ国が批准
している生物多様性条約に背を向けてバイテク産業を保護する横暴。
今サミットは環境がテーマと言われているが、何が問題なのか、リオサ
ミットで誕生した二つの条約を軸に勉強してみよう。
●講 師:糸土 広(緑の共生社会研究所共同代表)
会 場:名古屋市女性会館 視聴覚室
参加費:800 円
日 程;6月28 日(土) 18:30-20:30
主 催:緑の共生社会研究所