05/11/2008 - 00:00
G8サミット反対!サミット弾圧を許すな!
共謀罪と治安管理のグローバル化に反対する
5.11京都集会
日時 2008年5月11日(日) 14時~16時30分
会場 ひと・まち・交流館 京都
(下京区河原町正面、京阪「五条」下車徒歩8分)
講師:永嶋靖久さん(弁護士)
「共謀罪とG8サミット」(仮)
その他、サミット反対運動等からの報告(予定)
資料代 500円
主催:共謀罪に反対する京都連絡会
email: no-kyoubouzai@hotmail.co.jp
治安管理の飛躍的強化をもたらすG8サミットに反対しよう!
共謀罪と治安管理のグローバル化に反対する
5.11京都集会へ!
今年2008年は日本を議長国とする「サミット・イヤー」です。7月の洞爺湖G8首脳
会合を頂点に、関西でも、神戸での環境相会合(5月24~26日)、大阪での財務相会
合(6月13~14日)、京都迎賓館での外相会合(6月26~27日)が予定されています。
このG8サミットとは、米英日等「先進国」と自称する諸国が世界の政治経済等の方
針について取り決めを行うという、大国のエゴをむき出しにした会議にほかなりませ
ん。現在、第三世界をはじめ世界各地で貧困や格差等社会矛盾の拡大が問題となって
いますが、新自由主義経済政策を推し進めるG8サミットはその元凶といっても過言で
はありません。
また、G8サミットは経済政策だけでなく、「テロ対策」など戦争や治安に関する事
項を協議する場ともなっています。9.11事件後、諸国で米国並みの厳しい「テロ対
策」が講じられるようになったのは、このサミットでの声明や行動計画を受けてのも
のです。こうした「テロ対策」や「組織犯罪対策」を協議する場としては、6月11~
13日に東京で開催される「司法・内務相会合」があります。現在国会に提出中の共謀
罪法案は2000年に締結された「国連越境組織犯罪条約」に基づくものですが、その国
連条約はサミットレベルでの取り決めに沿う形で策定されたといわれています。
G8サミットに対しては、政治、経済、環境はじめさまざまな分野から民衆レベルで
の異議申立てが世界中でなされるようになっており、毎年各地で大きな反対運動が巻
き起こっています。ところが、これに対して警察等治安当局は「反グローバリズム勢
力」とひとくくりにした上で、その活動を規制し、弾圧の対象としています。日本の
警察庁・法務省も「反グローバリズム勢力」を念頭においたサミット警備対策を立て
ており、各地の閣僚会合開催時には過剰な警備と厳しい弾圧が予想されます(法務省
は、すでに入管法の「フーリガン条項」を用いて外国の活動家の入国拒否の措置を発
動しています)。
この間、共謀罪の制定や日本の治安管理強化に反対してきた私たちは、今回のG8サ
ミットも「テロ対策」等を通じ治安管理を推し進めるものであると捉え、司法・内務
相会合のみならず、一連のサミットに反対します。また、サミット警備を通じた弾圧
を一切許してはならないと考えています。
共謀罪法案についても、鳩山法相は「サミットまでには成立を」と広言しています
が、国会上程以来足かけ6年、13国会期にわたって成立を阻止し続けていることを踏
まえ、今国会で廃案に追い込みたいと考えます。
反治安法・反弾圧の観点から、私たちは以下の共謀罪とサミットに反対する5.11集
会を呼びかけます。