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(ヴィア・カンペシーナ)G8は食糧危機を利用して自由貿易協定を促進しようとしているG8は食糧危機を利用して自由貿易協定を促進しようとしている 昨夜北海道で発行された世界的な食糧保障に関してのG8首脳声明への我々の対応として、ビア・カンペシーナのリーダー真嶋良孝が発言した。「我々は何故G8が、更なる自由貿易をもって食糧危機を解決しようとしているのか理解に苦しむ。なぜなら農業と食糧市場の自由化こそが、現在我々が直面している危機を引き起こした原因であるからだ。人々は、不安定な世界市場から自分たちの生活を守るために、地域の食糧を消費する必要がある。我々には輸入した食糧はもう必要ではないのだ。」 本日の記者会見で農民代表者達は、「皮肉にもG8各政府は、生産者と消費者ではなく大企業に有利な自由貿易協定を助長するために、現在の食糧及び気候変動の危機を利用している。」と非難した。G8首脳声明は、機能していない世界貿易機関(WTO)の交渉を回復させることと、各国の食糧輸出規制の阻止を要求している。 しかし世界の小規模農民の生活や食糧生産物は、自由貿易及びWTOの政策により破壊的な影響を受けている。彼らは国内市場を保護し、持続可能な小規模農業を行う農民の生活を支え、かつ国内で生産された食糧確保するという国の権利を守っている。 G8の声明は小規模農業について言及している。真島氏は、「世界の最も豊かな国々は、会議のための小規模農民の入国さえ許可せずに、どのように彼らを支援することができるのか疑問である。」と述べている。7月5日には、国際組織ビア・カンペシーナに所属する19名の韓国人農民は、48時間の抑留を受けた後に彼らの目的である会議に出席することもできずに、韓国へと強制送還された。 小規模農家は現在、世界の食糧生産の大部分を担っている。彼らは地域市場に向けた小規模生産を行うことで、雇用機会を促進し、消費者の健康や環境を守り、文化や地域社会を尊重することに貢献している。彼らの声に耳を傾けない限り、現在の食糧危機の解決策は見出されない。 詳細はこちら: 食糧危機に関するビアカンペシーナの立場: 地球温暖化に関するビアカンペシーナの立場
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