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174号掲載・読者投稿
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ACT編集委員会の皆様へ
地方にいる私たちにとって『ACT』からのニュースは、全国の「市民の政治」を目指す人びとの活動を知る貴重な情報です。『ACT』によって様々な動きを知ることができ、大変勇気づけられています。
私たちは99年の統一選挙に候補を立て市議選にチャレンジしました。従来のような特定地域を代表したり特定団体の利益を優先するような議員と支援者の関係ではなく、支援者の政策課題を背負う議員と議員の政策課題を支える支援者という対等な関係を模索していきたいと考え、後援会ではなく、「市民ネットワーク旭川」という市民運動団体を設立しました(神奈川や北海道などの生活クラブ生協の「ネット」とは別の団体ですが、考え方の基本や選挙のやり方、活動の仕方については多くの諮詢を受けました)。
結果は47票足りなく次点でした。選挙後、私たちは多くの疑問に突き当たりました。その中で「市民派の選挙」とはどういう選挙が望ましいのか? について意見が分かれ、そもそも「市民派」とは何か? 何をもって「市民派」といえるのか? という疑問にぶつかりました。
ACT編集部の皆様にお尋ねします。『ACT』の紙面でもよく使われている「市民派議員」の定義とは、いったい何か。または、ACTは何をもって「市民派」と考えるのか?
ぜひ具体的に教えて下さい。
「市民派」で使われている「市民」という言葉が近年、歴史的な文脈から、現代民主主義の基本的な前提として理念的に使われるようになり、現在進行形でその意味や概念が模索され続けているにしても、今日における日本の政治状況を視野にいれて考えるとき、「市民派議員」とはどのような議員を指すのか、そのイメージはどのようなものなのか、ファジーではあっても『ACT』は持っていると思います。いや、持たなければならないと思います。皆様でお話し合い頂き、お返事をいただけますようお願い致します。
K(旭川在住)
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