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『ACT―市民の政治―』218号(2004年5月24日)

Line Up

  ◆7・11参院選「緑・平和・市民派」速報第1弾
     「第3の道」めざし、全国で大きなうねりを
     ACT版〈オリーブの木〉構想
  ◆CATCH UP  ◆いずみ(編集長コラム)
  ◆ふざけるな国会 年金未納議員は全員辞職せよ
  ◆七転八倒 緑の市民が今日も行く!
  ◆解説・雇用の流動化政策と組合運動の未来
  ◆〈わたしのザ・主張〉イラク邦人人質事件での報道・世論
  ◆拘束された二人が事件を語る
     5・16 郡山総一郎さん
     5・17 安田純平さん
  ◆世界・緑の政治事情〜ラテンアメリカ編C
  ◆経介☆政子の永田町たちばなし(22)
  ◆「消費者レポート」が落選キャンペーン
  ◆総選挙後の韓国政治・その新たな展開(1)
  ◆アイヌ料理店レラ・チセ10周
  ◆7月に第1回東京平和映画祭
  ◆住民投票津々浦々[4月1日〜18日]
  ◆シリーズ食と農B グリーン・ツーリズム実践講座(前)
  ◆BOOK Review
     伊田広行 著 『はじめて学ぶジェンダー論』
  ◆広告(2面) 『創』6月号……創出版
            『記録』6月号……潟Aストラ
       (3面) さつき印刷
            『教育基本法「改正」とは何か』ほか……インパクト出版会
       (4面) スーパー酵素……許恊ャ食品 

7・11参院選「緑・平和・市民派」速報第1弾
「第3の道」めざし、全国で大きなうねりを

ACT版〈オリーブの木〉構想
辻元さん(大阪)天木さん(東京)ぜひ立候補を!
市民はあなたを待っている!

 7月11日投票の参議院議員選挙。争点になるべきは、本来、イラクへの自衛隊派兵の是非、憲法問題等、今世紀前半の日本の進路を決める最重要指針であった。ところが、閣僚の年金未納発覚以降、各政党議員に広がり、ついには民主党の菅代表、小沢代表代行(ともに当時)、小泉首相にまで行きつき、泥沼の様相を呈している。そんな状況を横目に見ながらも、緑・平和・市民派の参院選挑戦をこの間、多くの人びとが模索しつづけてきたことは、「緑の市民が今日も行く!」などで毎号、皆様にお伝えしてきたとおりである。
 今号から3号連続で、『参院選「緑・平和・市民派」速報』と題し、全国比例区、選挙区での動向をいち早く皆様にお伝えし、一人でも多く私たちの仲間を国政の場に送りだしたいと、ACTは切に希望している。まずは、自公政権に代わる、民主党への政権交代という現実的選択を一方で展望しながら、「第三の道」をめざす政治勢力を少しずつ大きくし、一定勢力を確保していくための「はじまりのはじまり」が今回の参院選だと本紙は位置づけている。   大島 正裕(編集委員)
本文内容は、本紙をご覧ください

        


いずみ

 01年9月11日の同時多発テロに端を発する米国の報復戦争は、いよいよ泥沼にはまりこんでいる。大量破壊兵器を独占しているがゆえに、軍事的には依然として優位に立っているが、道徳的にはアメリカは完敗したに等しい。
 ナチスドイツがソ連、ユーゴ、フランス、イタリアで、フランスがベトナムとアルジェリアで、アメリカがベトナムで、そして日本が中国で、軍事的に敗北する前に道徳的に敗北していたように、アメリカは敗北した。そして道徳的敗北は、遅かれ早かれ軍事的敗北に帰結することは歴史が証明していることである。
 アブグレイブ刑務所における軍とCIA、つまりアメリカ国家の人間の尊厳に対するもっとも恥ずべき行為は、ブッシュとラムズフェルドがフセインと同質の人間であることを全世界に示した。
 レイプ、性交・自慰強制、性器と肛門への暴行、殴打、電気ショック等々の拷問は、米国の刑務所で日常的におこなわれていることである。それはまた、ベトナム、中南米で米国がやってきたことであり、今なおキューバのグァンタナモ米軍基地でアルカイダに対して秘かにおこなわれていることである。
 翼賛報道に終始してきた米メディアだが、国際赤十字社やアムネスティが一年も前から警告してきたことをようやく暴露した。「アホでまぬけなアメリカ白人」の目を醒ますためには、グァンタナモの蛮行も報道すべきである。ここに囚われた人びとは氏名、性別はもちろん生死さえ明らかにされていないのだ。ジャーナリズムの最低限の仕事である事実の報道すら怠ってきたのが米メディアである。彼らも知的・道徳的にアルジャジーラに負けているのだ。
 ひるがえってこの国のメディアはどうか。イラクでの独自取材をはやばやと断念し、自衛隊と政府の大本営発表をタレ流ししているだけではないのか。あまつさえ自己責任で取材するフリーの記者を会社責任で、つまり匿名で断罪する体たらくである。
 それにしても「目には目を」の米国人の公開処刑は、イラク人の道徳的優位性をふいにする愚行だ。

                                                     小寺山康雄 


店・モノ・活動を‘ECOひいき’!!

 ACTの名物コーナー「ECOひいき」に登場してくださるみなさんを募集しています。「ECO」なお店、会社、グッズ、運動、などを是非、ACTで紹介させてください。自薦・他薦は問いません。紹介文は、本紙だけでなく、ACTのウェブサイドにも掲載させていただきます。
 @お店・グループ名 Aお店の紹介や商品説明、活動案内(500字以内) B連絡先(お店などの場合、「行き方」も) C執筆者氏名 D掲載紙送付先・原稿に関する問い合わせ先 ―を明記し、EメールかFAX、もしくは郵便でACT編集部[act@jca.apc.org]までお送りください。地図・写真などを添付していただければ、それも一緒に掲載いたします。(編集部)

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