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『あれこれ』9月号……あれこれ(株)
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保守政治家の妄言が後を絶たない。そこには知性の一片もない。「公約を守らないことは大したことではない」(小泉首相)。「創氏改名は朝鮮人が求めたこと」(麻生自民党政調会長)。「集団レイプする人間は元気があっていい」(太田自民党衆院議員)。「結婚せず、子どもをつくらない女性が年とって税金で面倒みろというのはおかしい」(森前首相)。「(長崎市の男児殺害事件の加害者の)親は市中引き回しのうえで打ち首にせよ」(鴻池防災担当相)。「日韓併合は両国の合意にもとづき国連が承認したもの。90年たったらどうして植民地主義になるのか。南京大虐殺はでっちあげ。不法滞在の外国人は泥棒や人殺しばかり」(江藤衆院議員)。
口先三寸、軽佻浮薄で鳴る小泉は、森の妄言を「言論の自由」とかばい、鴻池の妄言には「不適切」とだけコメントする。番頭の福田もまた「個々の議員の発言に政府がいちいち責任持てない」と開き直る。「かかってこんかい」のブッシュ親分の腰巾着らしい夜郎自大、無知蒙昧、厚顔無恥の輩が仕切る内閣であり、その与党の面めんである。
こんな内閣を国民は高く支持し、少なからぬ国民が妄言を公然と支持し、あるいはひそかに拍手を送っている。マスコミはといえば、湾岸戦争あたりからこの種の妄言に対して腰が引けた報道をするようになり、拉致問題を機に排外的国家主義・民族主義に一気に傾斜するようになった。
「失われた10年」によって自信を喪失した国民多数派はかっての「日の出る国」の物語に代えて「美しい日本と日本人」の物語づくりに躍起になっている。この物語からはみ出るのは「非国民」や朝鮮人、中国人だけではない。学校、地域、職場など、市民社会の諸領域の少数異端者であり、競争落伍者もしくは競争不参加者もそうである。翔ぶ女もまたこの国の「公序良俗」にとっては異物なのである。
長崎市の事件の親はすでにマスコミと地域社会によって市中引きまわしの刑に処せられている。鴻池は鉦と太鼓で囃子たてる前ぶれを務めているにすぎない。
小寺山康雄
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