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『ACT―市民の政治―』133号(2000年11月13日)

Line Up

  ◆辛口レビュー NGO活動から憲法第9条を読む
      暉峻淑子さん(埼玉大学名誉教授/国際市民ネットワーク)
  ◆CATCH UP   ◆いずみ(編集長コラム)
  ◆再検証JCO臨界事故(上) 山崎久隆(たんぽぽ舎)
  ◆衆院東京21区補選・長野知事選大勝利
      外人部隊から見た川田選挙  山田達也(新潟市議/市民新党にいがた)
      田中県政を日本改革の出発点に 藤沢雄一郎(農業/安曇野穂高町在住)
  ◆在日コリアン趙博さんライブ情報
  ◆ニュースの焦点 国労定期大会またも「四党合意」で休会
  ◆米空母キティホーク小樽入港に断固抗議
  ◆末端私論
      132号「箕面選挙特集」に
      127・128号「介護保険がやってきた」に
  ◆介護保険がやってきた(6)
  ◆グローバリゼーションへの抵抗 フランス農民たちの闘い(上)
                            湯川順夫(翻訳家)
  ◆かわたなつみの英国ECO留学日誌 番外@
  ◆追悼・高木仁三郎さん
  ◆資料・グローバルグリーン憲章(草案)
  ◆大阪泉南市議選速報 小山広明さん4期目当選
  ◆市民派議員リレートーク(17) 森典子(神奈川県逗子市議)
  ◆ECOひいき @岡山・百姓屋敷わら A福島・スクールりとるとり
  ◆経済ウォッチング(9) “一本足打法”時代の終焉
  ◆欧州短信 フランス与党党首会談に暗雲
  ◆BOOK Review 『環境レイシズム アメリカ「がん回廊」を行く』
               本田雅和・風砂子デアンジェリス 著(解放出版社/1800円+税)
  ◆広告(3面) 『軍縮』12月号……宇都宮軍縮研究所
           『カオスとロゴス』……ロゴス社
           『月刊オルタ』11月号ほか……アジア太平洋資料センター
            『創』12月号ほか……創出版


いずみ

 10月28日、ACT関西事務所のオープニングパーティをやった。パーティといっても、デパートで寿司などつまみを買い、酒は差し入れが頼り。使い捨ての紙皿などもってのほかというので、2次会を予約しているスナックに大皿、小皿を借りた。手づくりパーティといえば聞こえがいいが、みんなの善意が頼り。
 善意といえば、ビル一階のおばちゃんの善意にも感謝している。このあたりは深夜営業の飲食店が多いので、夜八時を過ぎると飲食店の従業員の自転車で入口がふさがれてしまうのだ。
 彼ら彼女らはこのビルの管理規定が8時以降は使用禁止になっていることを知っているにちがいない。そうでなければ、これだけ堂々と他人様の出入口を毎晩即席駐輪場にするはずがないのである。
 頭にきて、厚かましい自転車を蹴飛ばし、放り投げ、脱出していたのであるが、ある日入口に「4階は遅くまで営業されています。少しだけスペースをあけといて下さい」と牛乳ケースに貼り紙があるではないか。その日から人間が通り抜けられるスペースが辛うじてつくられたのである。弁当屋のおばちゃんが書いてくれたのだ。おばちゃんには京菓子を持参し、そんな智恵も浮かばなかった我が身を恥じ入った次第である。
 ACTは1円のお金もないから、事務所の立ち上げ資金、毎月の家賃などは政治グループ、運動団体が持ち寄り、それでも足りないからカンパをお願いした。カンパは思いのほか寄せていただいた。「不況に加えて、運動も沈滞しているのに、新しく事務所をつくるとは快挙である」「年金生活者にまでカンパを頼むとは見上げた根性」「田中康夫と川田悦子を応援したセンスはなかなかのもの、期待しているぞ」。いろいろ励ましていただいた。人の善意に甘えるときはとことん甘えるべきなんだなとまたまた勝手に思い込んでいる。
 ある人が深い鉢植えをお祝いにくれた。花は咲いていないが、緑の木に赤いリボン。意味深長である。深く根付き、いずれ花咲け。緑には赤が似合う。我ながら思い入れ激しい性格である。

小寺山康雄


ECOひいき

百姓屋敷わら (岡山)
 *雑草たちのパラダイス*

 “食糧と医療の自給”をテーマに、2000年4月よりリニューアルオープンした民宿です。「百姓のすすめ」や「賛美ミーティング」などの環境イベントなどを開催し、からだ・こころ・魂のバランスをとって、地球とともにわくわく生きるための投げ掛けをしている“雑草たちのパラダイス”が舞台をここに移しました。
 「百姓屋敷わら」では、農業体験のほか、わら細工などのワークショップや東洋医学、気功、薬草などを用い自分自身で心身をいやすための学習会などもおこなっています。
 提供している食事は、玄米・菜食が中心ですが、その日めぐってきてくれた食材をありがたく使わせていただくことを優先していますので、自然界におまかせのメニューです。また自家製の薬草種、果実酒も好評で、ミニBARコーナーもあります。
 「できれば、お金のない社会がいいなぁ」という思いから、宿泊料金の一部または全額に換えて、技術・労働・モノの提供でもOK。ただし、予約の際、女将との交渉が必要です。
 緑と水をたたえた星、地球に生まれ出たことの幸せをわらの森を吹く風のなかでまず感じて欲しいなぁ……そして、そこから始まる行動に大いに期待しています!

やまさき あおい

【連絡先】岡山県川上郡川上町下大竹2085
       TEL 0866-48-3243 FAX 0866-48-3248

  

スクール・りとるとり (福島)
 *生きる力が育つ「学び」*

 「スクール・りとるとり」は「生きる力が育つ」ということを考えている塾です。いちいち教えられなくても自分でできる「らくだ教材」をはじめ、算盤、作文などいろいろとやっています。ほかにキャンプや雪遊び、カヌー、田んぼや畑などでの四季を通したいろいろな野外体験、そして味噌づくりや餅つきといった生活のなかからの「学び」も取り入れています。
 「生きる力が育つ」とは何でしょうか? 「らくだプリント」の学習には、競争も評価もありません。失敗してもいいから自分でやることで決める力を育てることや、自分なりのちょうどいいがんばりでいつかできるという体験はその一つです。
 先日、「エコロジーってなに?」という環境講座のなかで、鶏をつぶして食べるという実習をやりました。「かわいそう!」などと言っていた子どもたちも、最後には「おいしい」と言っていました。また、薪に火をつけることで苦労したり、雪遊びで手袋が凍ったりという、一見不自由で困る仕掛けのある野外体験のなかに、人の生きる力が育つヒントが隠れているように思います。
 野外体験活動の出前講師もやっています。通信教育もあり。お気軽にお問い合せ下さい。

                                                関 久雄

【連絡先】福島県二本松市松岡93 TEL 0243-22-7817(FAX兼)
【行き方】JR東北本線・二本松駅から徒歩5分

 

※この欄に登場してくださる「Ecoひいき」なみなさんを随時募集しています。自薦他薦問わず。@お店・グループ名、Aお店の紹介や活動案内(五百字以内)、B連絡先、交通手段、C執筆者氏名、D掲載紙送付先、原稿に関する問い合わせ先を明記し、Eメール、FAX、郵便でACT編集部までお送りください。できれば、地図、写真を添付してください。(編集部)


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