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5月6日(土)、7日(日)に京都梅小路公園七条広場で開催された「京都アート・クラフトフェスタ
at 梅小路公園」に行ってきました。 「伝統や形にとらわれず、自由な発想で、冒険心溢れる作品作りをする全国のアート・クラフト作家が一堂に会し、発表と交流の場」として設けられたイベントも今回で第5回を迎えました。 |
全部で129もの出店が個性豊かにわが作品を、と趣向を凝らして自分たちの作品をみんなに紹介していました。 一番多かったのが陶芸、次いで木工、アクセサリという感じだったのですが、ただのお店にはない、作者のこだわりの感じられる楽しい作品でいっぱいでした。 |
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そのなかで、私が今回紹介するのはこのお店、「富坂綜絖店」です。 西陣織の良さを伝えようと、正絹帯地を使用した品物を提供してくださってます。それも、そのへんには絶対ないオリジナル。正絹帯地を使って、葉書、色紙、掛け軸など...右の写真で、机の上に並べられているのが、その品物たちです。 向かって右側にある箱には、杼(ひ)のブローチがありました。これがまたかわいい。 |
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衝立です。 白木材でつくり、手漉き和紙を貼り、正絹帯地をはめ込んでつくられたとのこと。こういった品物の材料にも、西陣織りへのこだわりが感じられます。 こちらのご主人、もともと、クラフトがお得意だとか。 こういった形で、身のまわりに置けるもので、他にないものを心を込めてつくってられる。すごく嬉しいことです。 これ、かっこいいですよね。 |
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枠をワイン置きとして使ってみたディスプレイがありました。 枠とは、西陣織の工場などで使用する道具です。 ジャガードの織機で、織りに使う糸を巻いておくための、まさに「枠」です。 おもしろい形をしているので、使う人のアイデアしだいでいろんなふうに使えます。 ものづくり塾のメンバで、真ん中に電球を通して、これを行灯にしている人もいました。 |
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これ、なんだと思われます? ただの器ではありませんよ。 これは、お香入れなんです。 上の木の部分がぱかっととれて、そのなかにお香を入れます。そうすると、この隙間からほのかな香りが.... こちらも面白いアイデアですよね。 |
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富坂さんが繰り返しおっしゃってたのは、「『商品』づくりではなく、『品物』づくり。」 大量生産で表情や心をなくした『商品』をつくりたいのではなく、心を伝えるものをつくっていくこと。そして、その心とは、やはり『和の心』なのです。 ものづくり塾でも、そういったことを伝えたいと思っているので、実際に、西陣のお仕事をされてる方がこういった場に出てきてお話をしてくださるのはほんとうに嬉しいことだと思いました。 富坂さんに関するお問い合わせは、とりあえず、ものづくり塾MONODUKURI@jca.apc.orgまでご連絡ください。 |
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(やっち) |
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