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オーストリア出身の画家フンデルト・ワッサー氏をご存じですか?彼は画家であり、建築家であり、思想家でもあります。 親日家の彼は浮世絵からも影響をうけ、和号を「百水」または「豊和」としています。「百水屋」は図々しくも、この和号をお借りして名づけました。 彼の色彩感覚にもちろん惚れ込んでいるのですが、それよりも考え方、生き方にまず惚れました。私が一撃をくらった言葉「自然界に直線はない」(言われれば確かにそうだよなぁ...) こんな当たり前のようなことに改めて出会いなおし、困惑した。と同時に「私の中の常識って、本当に自分の頭で考え受け入れたことなの?」という疑問が浮かんだ。 「当たり前、常識」は自分のフィルターを通したものでありたいと思った。 |
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そして彼は言う。「直線は現代社会の合理主義、機能主義の象徴であり、その直線に人間は囲まれて暮らすようになったため、無味乾燥な社会になってしまった」と。 彼の絵画はうず巻きが特徴なのだが、その曲線によって描かれる世界は平面上にとどまらず、実際に人々が暮らす建物(建築)へと広がってゆく。人間も自然界の一部にしか過ぎないという彼の根本的な考えは形となって表される。 波打つ床、生い茂る木々を屋上に、カラフルな窓はにぎやか...思いを形にしてしまうパワーにLOVEなのであります。 私も「百水屋」の名に恥じぬよう、自らの思いを形にして、一人でも多くの人に伝えられる活動をしてゆきたいです。 |
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