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6月25日(日) 夢・ロマン・京都シティ
今日、京都市国際交流会館で「夢・ロマン・京都シティ」の公開ヒアリングが行われました。
「夢・ロマン・京都シティ」とは一昨年から始まった京都市のまちづくり塾支援事業で、 市民のまちづくりに関するアイデア・企画を「まちづくり塾」として採択し、それを、 市民の手による運営の資金援助と情報提供などのバックアップを2年度間行うことよって 市民主体の団体の自立を支えていくものです。ちなみに私たちの京都ものづくり塾の活動も この「夢・ロマン・京都シティ」に端を発しています。
今日は新しい「まちづくり塾」を選ぶヒアリングでした。市民からのアイデアを発表してもらい、 それについて質問する、という形式で今年度の塾を選定するという性格のものです。 なお、今回は応募23塾のうち4塾を選定します。
この事業の運営委員長である宗田好史・京都府立大学助教授は「塾同士の交流や共同作業から 生まれる効果への期待」と開会の弁でおっしゃっていましたが、小さくても特定分野についての ある種「専門性」をもった各塾の活発な活動とお互いのネットワークによって京都の町が活性化 していくことを願ってやみません。(塾長)

6月18日(日) 四春屋、アートマーケットへ出店!
ものづくりマーケットW/Gから生まれたお店、四春屋が吉田山茂庵の アートマーケットに初出店しました!
茂庵にある、茶室の控え室用の小屋をひとつ、まるごとお借りして、 メンバの作品で飾らせてもらいました。
出店したものは和の絵を描いたすだれ、きものを着た女性を描いた ポストカード、きものを着たマスコット人形、帯袋、風呂敷、端切れを 使ったポストカード。
それらを狭い小屋にディスプレイし、和の素材の良さ、あたたかみを 伝えようと、多くのお客さんと触れ合いを楽しみました。
出店したもの、画像など詳しくは 6月18日のものづくりNEWS をご覧ください。
次回は、7月15日(土)に百万遍の手づくり市に出店します。せひ、みなさん、 四春屋へご来店ください!(やっち)

6月17日(土) 列伝取材 藍染め見学会

画像をクリックすると拡大したものが見られます。
列伝WGは、京都の藍を使い、栽培から取り組み、純粋な天然藍だけで染められている 藍友禅職人である橋詰清貫さんの工房に訪問しました。
工房では、橋詰さんから天然藍の素材の良さや、藍染めの魅力などを聞きながら 塾生も白いハンカチで藍染め体験をしました。各自、思い思いに絞った模様は、 出来上がると個性が出て面白かったです。
体験の後は、橋詰さんのこれまでに制作されてきた作品などを見ながら 藍友禅の奥の深さを教えていただきました。
そして、橋詰さんを囲み塾生とで酒を飲みながら、職人の生き方などを夜遅くまで語 り合いました。(たっくん)

6月13日(火) 塾への期待?
友禅の下絵職人の松岡久人さんとお会いしてきました。
松岡さんは、糊糸目友禅の下絵を手がけられており、 製品にかなりのこだわりを持っておられるのと共に、 きものの将来について真剣に考えておられます。 とある雑誌の記事から「ものづくり円卓会議」の存在を知り、連絡を下さったのです。
今のきもの業界について本当に危機感を抱いておられ、 塾の活動の紹介に行ったつもりが、ものづくり塾がある程度中心になって 事業としてやっていかなければならない、と励まされ(?)ました。 そして、そういうことならば協力する、と言って下さいました。
私達としても、まだまだ力不足なことは事実ですが、 周りの期待は私たちが思う以上に高まって来つつあることを 痛感せざるを得ませんでした。
24日の円卓会議には来ていただけるという事ですので 当日が楽しみなのと同時に、ますます心して取り組まないと・・・(塾長)

6月10日(土) 列伝取材 梅染見学会

画像をクリックすると拡大したものが見られます。
本日、列伝WGは北野天満宮の梅を使い、梅染めをされている 山本さんの工房に、塾生6名と立命館大学の学生さん5名で訪問しました。
飾らない人柄で、梅染めを始めたきっかけから、歴史的背景まで話をしていただきました。 職人として、40年近く仕事をしておられ、梅染めをやり出したのは約20年前からです。 常に前向きに取り組まれており、大変研究熱心な方でした。
天然の染料は、何度やっても同じものが作れないしまた、染める人の性格によっても変わる デリケートなものです。取材では、山本さんと徒弟制度のあり方や、職人としての生き方などを 塾生と立命館大学の学生さんも交えて議論しました。(たっくん)
6月4日(日) アートマーケット
ものづくりマーケットW/Gの出店がようやく決定しました。
6月18日(日)の吉田山茂庵でおこなわれているいろんなかたが それぞれのアートを披露する表現の場であるアートマーケット に出店することが決まりました。
ものづくりマーケットW/Gのなかから集まったメンバが自由に 「和の空間の創造」をテーマに、メンバがそれぞれが個性を発揮して 出店をします。
今日はその茂庵アートマーケット事務局でのミーティングに参加 しました。
ものづくりマーケットW/Gのお店である「四春屋」のコンセプトを 理解していただいて、アートマーケット全体でいろいろな交流が できればいいですね、というお話もできました。
団体としての参加は初めてとのことなので、さまざまな議論が なされましたが、晴れて、わたしたちが表現をして、さまざまな方たちと お話できる場ができることとなります。
みなさん、ぜひとも、6月18日(日)は吉田山茂庵へおいでください。
アートマーケットのホームページは こちら。(やっち)

歴史考W/G第3回勉強会
今回の勉強会のテーマは「紙」「涼む」でした。 項目ごとにまとめて、発表する人が割り当てられています。 今回の当番は入江さんと私でした。 入江さんは、自分の経験なんかも絡めて発表されるので とてもわかりやすく、興味深いものでした。 毎回、発表者は様々なまとめ方をしてきます。 また、考えのつかなかった疑問点や知識を誰かが 教えてくれたりもします。 たいへん勉強になります。 次回がとても待ち遠しいです。(みちこ)

6月3日(土) NPOとベンチャーのコラボレーションの可能性
学生時分よりベンチャーを起こし、現在デジタルコンテンツ製作と、「社会にやさしい生活雑貨」 のオンラインショップとして、学生ベンチャーに詳しい人、また環境問題に関心のある人なら耳に したこともある名前だと思いますが、「有限会社ウェイズ」の竹田代表と意見交換をしてきました。
お互いの活動内容の紹介を一通りした後、現在考えている事業の件などについての意見交換となり ましたが、先方も伝統工芸や手作り品の意義と現代的展開、およびその事業化については関心を持 っておられ、意気投合するところもありました。
まだ、具体的にお互いにどう協力し合えるかという点については、まだまだ話を詰めていかなけれ ばなりませんが、今後、多くのところで人的提携や事業提携などでNPOとベンチャー企業がこれか らいかに手を結んでいくか、また、協調し合える関係を築けるかが、非常に注目されるところです。(塾長)


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