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1月30日(日)
伏見タウンウォッチング ものづくり塾のメンバー14人で伏見の酒蔵見学とタウンウォッチングに行ってきました。
伏見は灘の酒と同様に町全体に多くの酒造会社があります。一般に見学できるのは月桂冠の大倉記念館や黄桜酒造の黄桜記念館があります。その他に、一歩踏み込んで酒造りを見学・勉強してみたい方には、伏見の大手筋商店街の中にある『油長』という酒屋さんがあります。
そこの店主に相談すれば、普段は公開していない酒造会社の酒蔵を紹介してもらえます。又、『油長』の店内でも伏見の利き酒が出来ます。(たっくん)

1月29日(土)  
NPOマネジメント 青少年活動センターで開催された 「NPOマネジメントセミナー」に出席してきました。
講師はIIHOE(人と組織と地球のための国際研究所)代表の 川北秀人氏、講義とワークショップからなるNPOのマネジメントに必要な事柄と 陥りやすい課題の抽出が中心の内容です。 NPOにとって目的が明確且つ共有されていることは 不可欠で、自分たちでもう一度事業目的を再確認する ことが必要だが、その「目的」には3段階ある。
まずは「理念」、これは比較的設定しやすい。 次に「社会的機能」、これは「どういう活動を通じて貢献していくのか」というこ と、 そして、「期限付目標」、つまり、「いついつまでにこれをやる」ということで、 後の二つにおいて一体感の無い組織はここでつまづいてしまうそうです。
また、マーケティングや資金調達コスト、リーダーシップと組織についてと、 非常にわかりやすく、為になりました。(反省点も多かった…^^;) 最後に「課題の優先順位」についてのワークショップが行われたのですが、 「緊急性」と「重要性」の関係のマトリクスから 抱えている仕事の優先順位と「誰が関わるか」が見えてきます。
これは今年度最後のミーティングでもやってみたいと思います。 なお、詳しい報告は近日中に私のホームページでも公開しますので お楽しみに。 (塾長)

PHSとメール端末

塾では現在、情報化推進中です。
塾内には、今まであまりインタ-ネットに縁のなかったというひとも多いです。 でも、インターネットの力と情報発信の重要性を理解してもらいたいし、 いっしょにホームページもつくっていけたらいいと思うので、 どうやったら参加してもらえるかなと考えてます。
今、やろうとしているのは、パソコンを持たない塾生にPHSとメール端末を渡して、 ときどき京都日記を書いて送ってもらう。そういうふうにすこしづつ参加でできる 仕組みを作ろうとしてます。
PHSとメール端末セットでいくらくらいのものか調べてみたら、一番安いので2円でした。 (やっち)

1月26日(水)  

NPOの資金調達

大阪NPOセンター主催の 「NPOの資金調達」と題するセミナーに出席してきました。
午後6時から8時までの2時間のうち、前半が講演、 後半が質疑応答という内容で、かなり実践的な内容のものでした。
講演では助成金申請書類をいかに審判員にアピールものに出来るか、 とか、新聞記者と仲良くなっておくこと、あるいは会費を取らずに運営している 理由であるとかを経験に即した形での紹介と、助成金を出す団体は増えているのに 金額は上がっておらず、競争はますます激化している、という現実でした。
なお、心に残った言葉として
「失敗例を学習例に変える。失敗を失敗と考えずに試してみる。 無駄は成功へのヒント」
「助成金目当ての企画はだめ。独自でやるくらいの気概を持て」
などがありました。
NPOといえども、根本的なことは企業経営と変わらないんですね。 なお、「資金調達、みんなでやれば恐くない」ということでした。(塾長)

1月24日(月)  

3者とW/Gの関係

雅楽之助さんからメールが届きました。塾と職人さんと一般消費者の方々の関係と3つのワーキンググループ(W/G)がどんな関係に なっているかを図示したものでした。僕はぼんやりとしか考えていなかったことを、すごくきれいにまとめられていたので、 はっとさせられました。今のW/Gだけでは不足していて、歴史的背景を調査するW/Gが必要とも訴えてくれました。 これをもとに、来年度、どうするかをもっと具体的に考えましょう。(やっち)
1月23日(日)  

京都を守る会

「京都を守る会」のサロンに行ってきました。この会は、無秩序に壊されていく京都の景観や町の文化をもっと 大事にしよう、1994年に設立されました。
外国人の方が現在、会長をされていて、数名の外国人の方もいらしてます。海外にも会員はおられるとのこと。 そう、京都は日本だけでなく、国際的にも貴重な文化を持った町であることを感じました。
これからもイベントやインターネットを通じての情報発信 などをしていかれます。
外国人の方を工房などに案内するツアーなども企画したいとのことだったので、ものづくり塾といっしょに できることがありそうですね、と話してました。 インターネットで提供する京都情報なども共有できそうなので、これから、うまくやっていければいいなと思っています。(やっち)
1月22日(土)  

旧龍池小学校

今年度の活動成果発表会は3月19日(日)に 旧龍池小学校(景観まちづくりセンター)にて行われることになりました。 その会場下見を21日に行いました。 発表会場として使えるのは教室、(8m×8mが3室と7.2m×9.6mが1室) 体育館、(14m×28m)講堂(14m×20m)です。 (カッコ内はそれぞれ広さ) 伝統のある建物なので趣深いのですが、 寒さ対策や、コンセントの数などの難はあります。 各塾の交流促進や、「賑わい」の演出といったことから考えると ステージがあって、ある程度の広さのある 講堂に各塾がブースを置く方式が一番良いと思うのですが。 ちょっと、ミーティングで出た案をもとに、 イメージを膨らませて見ませんか? そしていいアイデアがあれば、教えて下さい。 (塾長)
1月20日(木)  

無形のものの価値って?

「奏美茶論」の話題の続きです。 皆さんはアイデアや技術、知識、人そのものなど「無形のもの」 にどれだけお金を払う意思がありますか? 今、「産業のソフト化」などで生産された「モノ」 そのものだけでなく、デザインやノウハウ、知識 などへの価値について問われるようになっております。 例えば、伝統工芸品だと、職人によってつくられた 「もの」そのものにしか値段はつきませんよね? その背景にある、技術やデザイン、構想、思いに値段がつくことはありません。 でもその結果モノがだぶつき、消費者にとって 「本当に求めるもの」がなくなってしまった状況を作り出してしまいました。 現在にヒット商品って、「それを持つことによって 自分のライススタイルがこう変わる、こうなる。」 ということを提案できたものだと思うんです。 「無形のもの」への価値を認め、それに共感・共振する人をつくること。 京都の「ものづくり産業」が今後生きていく道はここにしかないのかもしれません。 (塾長)
1月19日(水)  

不況って?

塾先週の土曜日、 大津で開かれている「奏美茶論」 に参加して来ました。 テーマは「不況を斬る」。そもそも「不況」とはどういうことなのかと いう問いに始まり、参加者それぞれの経験や考えから活発な意見が出ました。
まず、その問題点として 「ここ30年間のライフスタイルが当たり前になり変わっていない。 夢を持ち得るライフスタイルをもう一度我々は創るべきでは?」 ということがありました。
現実として、一筋縄ではいかない問題もあるのですが、 これまでの物質的な豊さのみが価値観となるような 意識や社会構造の改革が我々に求められている様です。(塾長)
1月18日(火)  

3人会

塾長と雅楽之助さんと僕の3人でものづくり若手(?)ミーティングをしました。ゆうさんは自分の作成した冊子を持ってきてくれて、DTPがうまいということがよくわかりました。これからは彼にお願いしよう。
これから、この塾をNPOにできるようにがんばろう!と3人で心をひとつにしたのでした。(やっち)
1月17日(月)  

成果発表会

この塾は京都市のパートナーシップ推進事業の一環として行われている市民主導型の塾のひとつです。全部で、こういた塾が10あるのですが、その10塾合同の成果発表会の日程と場所が決まったそうです。
日程:3月19日(日)
場所:旧龍池小学校(烏丸御池近く)
これから、その成果発表会に向けて、準備をしていかないといけませんね。(やっち)
1月16日(日)  

全体ミーティング

全体ミーティングをしました。成果発表会でやりたいことをあげていったら、出るわ出るわ。人形劇や模擬店、職人さんを呼ぶとか、円卓会議もしようとか。みんな、やる気まんまんです。
でも、一方、塾の名称って、しっくりきてないよねっていう話にもなり、それを再検討することにもなりました。「ものづくり塾」って、なんかつくってんの?とよく聞かれます。「ものづくり」っていうのはいいんやけど、「塾」っていうのがイケてないですよね。市が「塾」って言ってるもんだから、そうなってるのだけど。(やっち)
1月15日(土)  

取材

このホームページ、職人さんを応援すると言っておきながら、まだ全然職人さんのことを書いてないんですよね。じゃぁ書こう!と言って書くようなネタもない。実は、僕らは全然職人さんを知らないんですよね。これではあかん!と思って、取材に出ました。アルテアウラさんと町屋倶楽部さんと平文さんとくりすたるあーとさんに行ってきました。レポートを書かねば....(やっち)