軍用地を生活と生産の場に!
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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『一坪反戦通信』
毎月1回 28日発行 一部200円 定期購読料 年2,000円
 第175号(2006年2月28日発行)

2005年度活動報告


(1)米軍用地の強制使用を許さないとりくみ
公開審理闘争への参加:反戦地主と一坪反戦地主の併合審理となった公開審理が4回、反戦地主の審理が2回開催されました。毎回、運営委員が一坪関東結成の原点にこだわり審理にがんばって参加し、審理内容を『一坪反戦通信』で報告し、会員の一坪地主としての自覚と反戦地主の闘いの重要性を訴えてきました。しかし公開審理闘争への大衆的参加のとりくみは行うことができませんでした。また、那覇防衛施設局による昨年7月7日の県収用委員会裁決を受けての損失補償金支払いへの対応についても、現地の事務局に一任してしまい、新しい地主への対応が不充分だったことを深く反省しなければなりません。決意を新たにして強制使用の経過、反戦地主の闘いなどについての学習会などを行い会員の自覚を高めていきたいと思います。
  •     2月03日    第8回公開審理 
  •     3月22日    第9回公開審理 
  •     4月27日    第10回公開審理 
  •     5月30日    第11回公開審理 
  •     10月6日    反戦地主第1回公開審理(3名参加)
  •     12月1日    反戦地主第2回公開審理(3名参加)
(2)辺野古への基地建設を許さないとりくみ(http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html参照)

(3)5・15行動
5月13日に復帰33年を問う映画の上映会を開催しました。集会では「ぬちどう魂の声」を上映し、反戦地主会、ヘリ基地反対協、宜野湾市議から電話とメッセージをいただき、反戦地主支援、普天間基地の即時撤去、辺野古への基地建設阻止の闘いを強化していくことを確認しました。参加者は50名。

5月15日には防衛施設庁に集会決議を手交し、その後、街頭情宣を行い人々に復帰後33年も変らぬ基地の島・沖縄の現実を訴えました。参加者は40名。
(4)7月13日アメリカ大使館への抗議行動
米兵による女児への強制わいせつと都市型戦闘訓練施設での実弾射撃訓練強行に対し、アメリカ大使館への抗議を行いました。警察の不当な規制を打ち破り可能な限りアメリカ大使館に迫りつつ、一坪をはじめ7団体が抗議文を手交しました。事件のたびごとに地位協定の改定が問題になります。改定問題にとりくんでいる団体との連携を深めて継続したとりくみが必要です。
(5)「チバリヨ−中野」に参加
中野区職労呼びかけの実行委員会に参加し、辺野古のビデオの上映、パネル展示、モズクの販売を行いながら中野区民に辺野古への基地建設阻止の闘いへの支援を呼びかけました。
(6)11月13日座間包囲行動に参加
キャンプ座間包囲行動に参加し、座間の人々と共に、米軍再編による基地強化を許さない闘いにとりくんいく決意を固めました。
(7)東京沖縄県人会青年部主催のアシバ祭に参加
辺野古のビデオ、一坪通信の販売、チラシの配布、祭りでのアピールを行い、参加者に辺野古の基地建設問題を訴えました。
(8)運営委員が各種集会で辺野古への基地建設を許さない闘いへの支援を呼びかけ

(9)6月25日ソウルで開催された「韓日国交樹立40周年韓日平和シンポジウム」に代表を派遣

(10)『一坪反戦通信』の発行
機関誌と同時に沖縄の闘い、現実に関する各種情報、資料を掲載する情報誌として内容の充実につとめ合併号を含め年11回発行しました。
(11)インターネットのホームページで沖縄の基地問題など情報を日々発信