2005年度活動方針
2005年3月〜2006年2月
- 沖縄から出撃した海兵隊5000名は、イラク民衆虐殺の戦闘行動に参加しています。沖縄の米軍基地がアジア・太平洋地域への出撃基地として強化されていることは許すことができません。
- 日本政府・那覇防衛施設局は基地建設にむけてのボーリング調査を強行しました。この暴挙に対して辺野古の人々は4月19日の座り込み闘争以降、海上での身体をはっての阻止行動でボーリング調査、掘削作業を阻止しています。辺野古への移設の見直しの報道にみられるように、辺野古の人々の闘いは日本政府を追い詰めています。支援の闘いは全国に大きく広がりつつあります。
- ・ヘリ墜落を契機に、普天間基地の撤去を求める声は大きく広まっています。
- ・金武町での都市型戦闘訓練施設建設阻止の闘いは粘り強く続いています。
- ・下地島への米軍機の強行着陸への抗議行動、飛行場の軍事基地化を許さない闘いが島ぐるみでとりくまれています。
- ・反戦地主・一坪反戦地主による公開審理闘争が続いています。
- ・米国の進めている米軍再編で、在日米軍基地の強化が進められ沖縄の基地の縮小の動きはみられません。
- このような中で私達は、辺野古への基地建設を許さない実行委員会の中軸として、総力をあげて基地建設を許さない闘いへ結集し、沖縄と本土の連帯で沖縄の基地の縮小・撤去を求める大きなうねりを作り上げていかなければなりません。
【1】反戦地主への支援・連帯を強めながら、反戦地主の土地である嘉手納・普天間の一坪共有地への強制使用を許さない闘いを行います。
・公開審理闘争に会員への参加を呼びかけ、総力をあげて参加していきます。
【2】名護の人々の辺野古への基地建設を許さない闘いを支援していきます。
・辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会の中核として総力をあげて結集していきます。
【3】浦添の人々の那覇軍港浦添移転阻止の闘いを支援していきます。
【4】金武町の人々の都市型戦闘訓練施設建設阻止の闘いを支援していきます。
【5】本部町豊原区の人々のP3C通信基地建設阻止の闘いを支援していきます。
【6】韓国の人々の反基地闘争、地位協定(SOFA)改定を求める闘いと連帯していきます。
【7】自衛隊のイラクからの撤退を求め、憲法改悪に反対する闘いに参加していきます。
【8】労組、平和・民主団体、市民団体と共に、関東の地において沖縄の闘いと結びついた反戦・平和の運動をおしすすめていきます。
【9】沖縄問題についての連続学習会を行います。
【10】米軍人・軍属による事件被害者を支える会・関東のとりくみへの支援を行います。
【11】東京沖縄県人会青年部の諸行事に参加し、交流を深めていきます。
【12】労組、市民団体にむけて沖縄の反戦・反基地の闘いへの関心を高めてもらうよう宣伝、情宣活動を強めていきます。
【13】『一坪反戦通信』購読者の拡大をすすめます。
【14】インターネットのホームページを充実させ、沖縄問題を広く発信していきます。
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