春一番 新ガイドライン関連法案を吹きとばせ
12月17日から連続4日間、アメリカ合衆国軍とイギリス軍はイラクヘの軍事行動を行いました。またもや民間地区も攻撃されれ死傷者が大量につくりだされたのです。「現在のイラクが大量破壊兵器を開発、配備、使用する」危険があるというのがその口実ですが、具体的な証拠は、何も示されませんでした。
日本政府は、すぐ「空爆支持」と態度表明しました。世界一の交戦国のやる戦争を、日本政府は常に支持してきました。そして1月からの国会で、いよいよ新ガイドライン安保関連法案の審議が開始されようとしています。米軍の判断にしたがって、日本軍が協力し参戦することを可能にする「周辺事態法」。軍事物資の米軍との相互提供、協力のための法律(ACSA)の戦時向きへの改悪。具体的に戦闘を担える方向への「自衛隊法」の改悪。さらにPKF(ストレートな戦関行為)へ参加を可能にする方向へのPKO法の改悪も公言されだしています。
日本は、まちがいなく戦争遂行を可能にする国家につくりかえられようとしています。「平和憲法」は全面解体されようとしています。国会議員たちの明文改憲に向けた動きも公然と開始されています。このままでは、イラク空爆のような戦闘に日本軍が参戦する日がくるのも間近です。
こうした状況に抗して、沖縄の民衆のねばり強い反基地・反安保の運動は、大田知事選の敗北をものりこえて力強く持続されており、自治体をもまきこんだ、戦争協力を拒否しようという多様な運動は、全国各地で、地域の個性をふまえて、広く、ねばり強く展開されています。
この間、「反ガイドライン安保」、沖縄の反基地闘争への連帯追求の運動を様々な方法でつみあげてきた私たちは、今日のこうした緊急の事態に対して、「戦争国家づくり、戦争協力ヘの民衆の動員」に反対し、ガイドライン関連法案の成立をなんとしても阻止する大きな行動をつくることを呼びかけます。
「春一番、ガイドライン関連法案を吹きとばせ! 2・14戦争協力を許さないつどい」
に結集しましょう!
集会名称:
春一番、新ガイドライン関連法案を吹きとばせ!
2/14戦争協力を許さないつどい日時:1999年2月14日(日) 午後1時〜3時半
場所:日比谷公会堂
(旧国鉄「有楽町」「新橋」、地下鉄「日比谷」「霞ヶ関」下車)参加費:前売500円、当日600円
集会内容:
主催:「2・14戦争協力を許さないつどい」実行委員会
連絡先: