安保「再定義」と沖縄
アジアの視点から

剣持一巳 編

緑風出版

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1997年3月30日

 


目次

 序論

 日米安保「再定義」下の沖縄 剣持一巳

 第一部 浮上する安保「再定義」と沖縄

 日米安保体制の変遷と沖縄 山川暁夫

 日米安保体制と沖縄民衆の闘い 新崎盛暉

 沖縄に海兵隊はいらない 屋良朝博

 朝鮮半島有事と日米安保 事前協議の空洞化 我部政明

インタビュー構成

 七二年返還から何も変わらない 照屋秀伝氏に聞く

第二部 アジアにとって日米安保「再定義」とは

 朝鮮半島と日米安保共同宣言、沖縄 徐勝

一 朝鮮半島は日米安保共同宣言をどのように見ているのか
二 日米安保共同宣言が標的とするもの
三「分断して統治する」ヘゲモニー貫徹のためのアメリカの策略
四 韓国と沖縄

 中国からみる日米安保 孫占坤(ソン センコン)

はじめに
一 1972年まで

  1. 朝鮮戦争の中の日米安保
  2. 中国からみた日米安保

二 1972年〜1989年の間

  1. ニクソン訪中と日中国交回復
  2. 米中国交樹立と日中平和友好条約の締結

三 1989年以降〜現在まで

  1. 冷戦後の中国の安全保障観の変化
  2. 米国の東アジア戦略の変化と日米安保再定義
  3. 日米関係に対する中国の警戒

おわりに

 東南アジアから見た「日米安保共同宣言」 
    黄彬華(ウォン ピンファ)

 資料

 エピローグ


  ISBN4-8461-9702-6 2000円+悪税


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