沖縄国際大学公開講座 4 | |
沖縄の基地問題 | |
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沖縄国際大学公開講座委員会 |
はしがき
沖縄の基地問題の現在 阿波連正一
一 はじめに
二 沖縄の基地問題の問題化
三 沖縄の基地問題の歴史
四 沖縄の米軍基地の今後
五 脱米軍基地化の過程−沖縄の未来構想
米軍の犯罪と人権 福地曠昭
一 少女暴行事件
二 復帰後の米軍人、軍属の犯罪
三 復帰前の犯罪
四 軍規と占領意識
五 戦争と性犯罪
六 今後の課題
七 質疑応答
反戦地主、「おもい」を語る 新崎盛暉・真栄城玄徳
一 軍用地主と反戦地主
二 反戦地主はなぜ滅少したか
三 契約拒否は生活に根ざした帰結
四 契約勧誘の実態
五 なぜ反戦地主から契約地主になったか
六 質疑応答
米軍基地と平和的生存権 井端正幸
一 近現代の戦争と平和
二 平和主義の理念と平和的生存権
三 米軍基地と平和的生存権
四 質疑応答
地方分権と機関委任事務 前津榮健
一 はじめに
二 憲法と地方自治
三 地方公共団体の事務
四 機関委任事務
五 代埋署名は機関委任事務なのか
六 地方分権の潮流
七 おわりに
沖縄社会と軍用地科 来間泰男
一 戦後沖縄の軍用地問題 ――字宜野湾に即して
二 土地の割当て
三 土地所有権認定事業
四 土地の再接収
五 「島ぐるみの土地闘争」
六 軍用地料の諸問題
七 復帰後の軍用地料
八 基地返還と跡地利用
九 質疑応答
国内政治の変遷と沖縄基地 高嶺朝一
一 はじめに
二 五十五年体制と日米安保
三 1960年代後半
四 1972年以降
五 質疑応答
日米安保体制と沖縄 長元朝浩
一 新憲法の誕生とサンフランシスコ体制の成立
二 沖縄返還と基地の自由使用
三 憲法第九条は、沖縄の過重負担によって支えられている
四 冷戦後の日米安保
国際都市形成構想の意義 府本禮司
一 国際都市形成構想の概要
二 国際社会におけるわが国の課題と沖縄の拠点的可能性
三 質疑応答
基地転用と国際都市形成溝想の課題 野崎四郎
一 はじめに
二 超高齢化と我が国経済の将来
三 基地経済のインパクト
四 国際都市形成構想の事例
五 国際都市形成構想の課題
総括 阿波連正一
掲載資科等一覧
*役職は講座開催当時・本文は講座開催日の順序で編集
ISBN4-938923-91-2 1456円
1997年2月15日