Justice ジャスティス current 03 | ||
沖縄未明 | ||
「平和世」と主体性回復を阻むもの | ||
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1997年5月30日 |
戦後50年・憲法50年と沖縄の法状況/金城睦
I 「戦世」沖縄苦悩の歴史
沖縄問題の連なり/屋嘉比収
戦後沖縄のあゆみ/新城俊昭
II 「平和世」を求めて
沖縄はいま、新しい時代ヘ/新崎盛暉
沖縄の基地問題と日米安保/我部政明
沖縄の心と21世紀の展望一一大田県政の理想と現実/比嘉良彦
沖縄の自治に展望はあるか/平良亀之助
それでも基地は縮小だ一一ジレンマに挑む基地従業員/瀬長和夫
沖縄にかかわっての根本認識 私の「ジャスティス」の眼/小田実
◇沖縄のメッセージを世界に/喜納昌吉
III 現地ルポいまなお続く占領状態/沖縄タイムス
いつまで続く上地強制使用一一新たな権利侵害招く特措法改正
基地に脅かされる住民生活一一後を絶たない米軍事故
健康、教育を阻害する軍用機騒音
無法状態いつまで一一米兵犯罪におびえる県民
奪われる行政の主体性一一街づくりを阻害する基地
住民無視の基地たらい回し一一問題多いSACO報告
放置され続ける環境汚染
破壊される歴史文化遣産
空にも海にも米軍の特権一一広大な訓練空域・水域
軍用地主の矛盾と理想
結び 曲がり角にきた米軍基地150
IV 裁判 沖縄の四半世紀
米軍用地強制使用をめぐる裁判/阿波根昌秀
職務執行命令訴訟/松永和宏
反戦地主税金差別訴訟/鈴木宣幸
嘉手納基地用地所有権確認訴訟/新垣進
嘉手納爆音訴訟/永吉盛元
公務外事件による損害賠償請求訴訟/仲山忠克
那覇市情報公開訴訟/加藤裕
沖縄における環境裁判/池宮城紀夫
トートーメー(祭祀承継)問題/真境名光
「沖縄」とマス・コミ 報道の視角と死角/高尾義彦
V 新生沖縄へ向けての提言
復帰後の工業政策と産業/宮城弘岩
沖縄交易型産業の可能性一一アジアとの共生/吉川博也
求められる環境に関する政策科学の追求
一一沖縄の環境破壊を素材に/宇井純
沖縄の自然はいま…一一ノグチゲラの森は残せるのか/宮城邦治
沖縄にあるもの、ないもの
一一文化と呼ぶにはちょっと…という試論/宮城祐月
何時ぬ世になりば/宮里千里
「平和世」の条件一一軍隊はいらない/宮城晴美
沖縄の女たち/内海(宮城)恵美子
コラム
「日常」としての沖縄文化/又吉栄喜
文化意識の高まりも政府を撃つ/由井晶子
大和や馬の蹄/大城貞俊
チャンプラリズム/王城満
土地の記憶/伊礼凛里
2つの論理/福木遊舞
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