大田知事3選にむけてのカンパの訴え
関係各位 殿 10月19日
大田知事3選にむけてのカンパの訴え
沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
代表 上原 成信
沖縄県民の基地撤去の闘いへの日頃のご支援に心からお礼申し上げます。
いま、沖縄では10月29日告示、11月15日投票の県知事選挙に向けて、現職の大田昌秀氏(社大、社民、共産、民主、自由連合支持)と沖縄県経営者協会前会長の稲嶺恵一氏とによる一騎打ちの激しい選挙戦が展開されています。
知事選挙の最大の焦点は名護の海上ヘリ基地問題です。
大田知事は、名護市民投票の結果に従って海上ヘリ基地反対を表明し、普天間基地の県内移設でなく、国外(グアム、ハワイ)または本土移設を政府に要請しています。この間、政府は名護の海上ヘリ基地問題を契機に「基地容認と経済振興はリンクしている」と公然と主張し始め、大田知事に対して海上ヘリ基地容認を強要する攻撃をかけてきました。
一方の保守の稲嶺氏は、海上ヘリ基地の建設には反対しつつも、北部の陸上にあらたに軍民共用空港を作り、米軍には15年間の期限付き使用にするとの政策を打ち出しています。この案は政府に迎合して、安保の存続と沖縄の米軍基地固定化を容認するもので、名護市民投票で示された基地新設反対の民意を踏みにじるものです。
大田知事の海上ヘリ基地建設反対によって、SACO路線に沿った米軍基地の県内移設で安保体制の維持強化を図ろうとする政府の方針は阻止されています。大田知事が敗北する事態になりますと、政府は保守派知事との合意によって普天間基地の県内移設を強行し、「米軍によって強制的に作られた基地」から「県民が容認した基地」へと基地の性格が大きく変化し、沖縄県民の闘いが非常に厳しくなります。
この選挙で勝利することは、これからの周辺事態法をめぐる闘いにとって大きな橋頭堡を築くことになります。また敗れることは95年9月以来3年間の沖縄の闘いの成果を一挙に失いかねません。
大田昌秀氏の3選を勝ちとり、基地のない21世紀の沖縄を目指すために、選挙支援のカンパを訴えます。
カンパは沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックでとりまとめ、大田昌秀選対「大田さんとともに21世紀の沖縄をひらく県民合同選対会議」に送りたいと思います。
第一次締め切りを10月末日としますので、下記へ振込をお願いします。
郵便振替:00150−8−120796 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
*振込用紙の備考に「知事選カンパ」と記入して下さい。
知事選勝利へむけた集会
日時:10月24日(土)午後6時〜
場所:総評会館2階大会議室(03−3253−1771)
地下鉄千代田線「新御茶ノ水」駅B3出口すぐ
旧国鉄「御茶ノ水」駅聖橋口徒歩7分
発言予定:島田力(県議会議員)
(「大田さんとともに21世紀の沖縄をひらく県民合同選対会議」事務局長)
主催:東京大田昌秀後援会