第2回地球市民集会ナガサキ全国連絡会議
9月16日(土)東京・渋谷にて第2回「核兵器廃絶!地球市民集会ナガサキ」全国連絡会が開かれました。以下はそのときの議事録です。
●出席者:
地球市民集会実行委員会 -梅林宏道副委員長、永田博光事務局長
核兵器廃絶2000年長崎市民会議 - 森口貢事務局長
NGO - 12団体(16名)
報道関係 - 1名
●協議内容:
(1)全国連絡会議の経緯報告
(2)集会準備状況の現状報告(海外ゲストの参加、募金状況など)
@募金活動:なお、130万円弱不足しているため各団体での募金協力が呼びかけられました。専用の振込用紙は集会実行委員会(Tel: 095-844-3975 Fax: 095-846-5170 e-mail:gca.naga@viola.ocn.ne.jp)で入手できます。
A参加登録締切日の変更:参加登録者の増加を見込んで、登録締切日が9月30日から10月20日に変更されたことが報告されました。
(3)自主企画・ブース申し込みの現状報告
自主企画に11団体(3団体が別途参加見込み)、ブースに12団体が申し込んでいま
す。
@自主企画:申し込み期限は8月末でしたが、各自が会場等の設定を行うのであれば、しばらくは申し込みを受け付ける、とのことです。NGO側から自主企画の案内を含んだ新しい集会パンフレットを作ってほしいとの要望があり、これに対して集会事務局で10月末から11月始めにかけてそのようなパンフレットを参加登録者には配布する予定である旨、伝えられました。
Aブース:会場の高さはかなりあり、各ブースの後ろには自由に使える壁があるそうです(ブースの大きさは 180 X 180cmで机一つと椅子が2つ付きます)。ブース使用団体は20日午後までに撤去を完了する必要があるため、17日に準備を行い、18・19日を活動の中心とすることになりそうです。
(4)10月8日の事前討論会
核兵器廃絶2000年長崎市民会議事務局長の森口さんより市民会議の概略と討論会の趣旨・意義が紹介されました。
@核兵器廃絶2000年長崎市民会議:約60団体で構成。構成団体を各分科会に割り振ることで集会の活性化をはかり、各分科会ごとに事前学習会をもつことも検討しているそうです。
A「核兵器廃絶・NGO国際集会・市民討論会」:長崎の声を集会に反映させるための重要性が指摘され、参加が呼びかけられました。
(5)ナガサキ集会で採択する「長崎アピール」についての自由討論
梅林さんより提案があった後、さまざまな意見が出されました。
@梅林さん:長崎の声を伝えるアピール(土山さんに草案を出していただき討論に付すなど)と具体的提言(梅林さんが草案を出し討論に付す)の2つを1つのアピールとして出してはどうか。(「長崎アピールについての討論資料」、青紙の「2000人アピール」、核兵器・核実験モニター抜粋の「アボリッション2000ミレニアム声明」参照。*連絡会ご出席の方には同封しておりません。梅林さんの資料(2)「2000年NPT再検討会議で合意した13項目」の詳細をお知りになりたい方はピースデポ - Tel:045-563-5101/ e-mail:peacedepot@y.email.ne.jp - に問い合わせて該当の核兵器・核実験モニター(116号)をご請求ください。)
A出された意見:
a. 21世紀を前に、核兵器禁止条約締結など大きな目標を出し
たほうがいい
b. 国連総決議で日本政府が出さない重要事項を指摘する
c. 20世紀中の核廃絶は厳しいので、次のよびかけとして「被爆
者が生きているうちに」とする
d. 日本政府へむけた訴えを強く入れたい
e. 核の傘への嫌悪感を全面にだす
f. 何でも盛り込むのではなく、簡潔にしてインパクトを持たせ
たい
g. 海外ゲストもアピール文作成に参加できるように事前に骨
子を示す必要あるのでは
(6)その他 - 今後の連絡会議について
皆が集まる場は持たず、通信手段を用いて意見を出し合うことになりました。
音楽、各種メッセージで彩られる開会・閉会式を含め、集会の準備は着々と進んでいるようです。地球市民集会ナガサキ成功のための皆様のご協力をよろしくお願いいたします。