33. 「ねんきん特別便」のいいかげんさ、舛添要一厚生労働大臣からの手紙 (2008/05/30記入)
舛添要一厚生労働大臣から、「かならず確認・ご回答をお願いします」という「ねんきん特別便」が来ました。すでに先月、同じ手紙を受け取っており、回答も出してあります。2度目なのですが、今度は確認せよという「年金記録のお知らせ」の内容が全く違っています。
「あなたの加入記録」というところの冒頭の「お勤め先の名称」欄には、まったく私の覚えのない「カ ダイヤス」などという記載があります。よほど混乱しているな、とよくよく検討してみると、これは「あなたの加入記録」ではなくて、遺族年金をもらっている死んだ連れあいの加入記録らしいということに気付きました。でも、宛名は私、吉川勇一様ですし、どこにも連れあいの祐子という名前の記載がないのです! それに覚えのない「カ ダイヤス」なる記述は、かつて連れ合いが勤めていたことのある書店「株式会社 大安(だいあん)」のことではないか、と気付きました。
それで、すぐ「特別便 専用ダイヤル」に電話してみました。「そうなのです。おっしゃる通りです。加入者のお名前がどこにもかいてなくて、宛名はごいぞくのなまえになってしまっているのです」という返事でした。この種の問い合わせがすでにたくさんあって、このミスに気が付いていたようです。
社会保険業務センターの事務的ミスであることは明瞭ですが、それにしても、これは大変お粗末なミスです。介護保険の通知の封筒のあて名を黒枠で印刷した自治体をはじめ、この種の初歩的で、お粗末、無感覚なミスが目立っています。