news-button.gif (992 バイト) 16 [いい人」の仲間情報――高木仁三郎さんと針生一郎さんの状況(1999.5.10..掲載)

  美術評論家の針生一郎さんは、現在、西新宿の東京医大付属病院に入院して抗癌剤の投与による治療中。私は、5月4日にお見舞いに行きましたが、ちょうど、その薬のせいで、白血球の減少がいちじるしいときで、少し発熱もあり、個室へ移されて面会も家族以外はご遠慮願っているという、看護婦さんの話でした。というわけで、手紙だけおいて、お会いせずに帰りましたが、これは抗癌剤のせいなので、注意は要するものの、とくに心配ということではないようです。投与が一段落すれば、また白血球も徐々に快復してきますから、そのうち、面会も可能になるでしょう。

  原子力資料室の高木仁三郎さんは、連休明けまで、入院、抗癌剤の投与を受けていましたが、このほど退院。その際しらべた超音波による検査では、手術の際とれずに残っていた部分のガンが、少なくとも超音波ではまったく見えなくなっており、まだCTスキャンをしなければ完全に消えたとは断定できないものの、抗癌剤治療が非常に効果が会ったことは確実で、これは超グッド・ニュース! 体力はかなり落ちているものの、元気で、年内に出版予定の岩波新書の原稿執筆などに取り組んでいる。

back.GIF (994 バイト)    top.gif (3079 バイト)