92 今年も半分終わります。この3週間、感冒と胸の痛みで参っています。(2013年06月30日 掲載)
歳を取ると時の進みは早いですね: 今日で2013年も半分が終わりで、明日からは後半に入るのですね。前にも書いたと思いますが、歳を取ると時の進みは実に早くなります。碌なことがなされていないのに、あっという間に週も月も飛んで行きます。
6月中は、3週間以上、感冒が続き、まだ終わっておらず、咳や痰のたびにひどい胸の激痛で何も手に付けられないのです。参っています。それで、引き受けていた原稿をキャンセルにしてしまったり、頂いた連絡にご返事を出さなかったり、ご寄贈の書籍にお礼を差し上げてなかったり……と失礼なこともたくさんありました。申し訳ありませんです。健康状態の報告は以下に書きますが、他人の風邪などの報告を詳細に見せられても、まったく面白くないでしょう。次項はどうぞ飛ばして結構です。
急性気管支炎と筋筋膜性腰痛症と: 難しい名前のようですが、要するに「風邪」と「ぎっくり腰」です。前号で今月9日に地元での反原発デモに参加した翌日から、風邪の状況が出てきて、急いで漢方の葛根湯を飲んだのですが、間に合わなかったようです。痰、咳、鼻水がひどくなり、とくに痰と咳のたびに左胸の下部に我慢できないほどの痛みが出てきました。すぐに
かかりつけのクリニックに行きましたが、もし肺炎にでもなったら大変なので至急、近くの総合病院へ行ってレントゲン検査や血液検査をしてもらいなさいと言われ、すぐその足で病院へ
回りました。肺炎にはなっておらず、よかったですね、急性気管支炎ですね、とは言われたのですが、胸のひどい痛みは
、もしかしたら肋骨とその下の軟骨の間にヒビが入った可能性もあるかも……とも言われました。いろいろ処方で薬も出してもらいましたが、その後も痰も咳も止まらず、そのたびについてまわる
胸の痛みも止まらないのです。
これまでですと、風邪は1週間、長くても10日ぐらいで治癒していたのですが、今度は3週間ほど経っても一向に治癒し
ないのです。それで、これまで肺がんや肺気腫の専門を診てくれていた大学病院の呼吸器科にも出かけました。やはり、レントゲンの結果、肺炎にはならなかったとは言われたのですが、しばらくは投薬で待つしかなさそうだとのことでした。それに、前の胸の下の痛みは次第に止まってきたのですが、なんと、今度は咳をきっかけに、筋筋膜性腰痛症、つまり「ぎっくり腰」になってしまい、背中の真ん中にひどい疼痛に痛められることになりました。「ぎっくり腰」になった方はご存知でしょうが、この痛みもひどいのです。というわけで、この3週間、何も手に付けられません。言ってもしょうがないのですが、それでも、「イタイねー、イタイにー!」と言ってばかりいるだけです。
健康上や暮しのアイティネナリーの崩壊?: こういう健康状況の中で、これまで努力していた健康上やその日の暮しのアイティネナリー(巡回作業)が壊れかけています。例えば、毎朝9時55分からのNHKのテレビ体操
、毎日30分ほどのウォーキングマシーン使用が中断したり、いやそれどころか、毎日2紙とっている新聞でさえ、全部ページを巡るのさえ終わらなくなったり、その日のメールを開かずに翌日にまで溜められたりしています。以前83号で紹介した
菅野仁さんの「18分集中法」も今のところストップです。80代でもこれぐらいは出来ると思っていたのですが、今度のようにひどい風邪に虐められると、いささか自信が危うくなってきています。というわけで、
多くの方がたに連絡もせず、失礼な申し訳ない様子を続けてきています。お許しください。
声なき声の会の6・15集会: 6月15日の声なき声の会の集会にも、国会南通用門への献花にも
今年は参加出来ませんでした。
会の担当の細田さんに、欠席のお電話を送っていたのですが、皆さんに伝えてくださったらしく、当日の会から4人もの方からお手紙やメールでお見舞いやお問い合わせをいただきました。右の写真は、浦安市の尾上一明さんから送られた当日国会南通用門での樺さんへの献花です。ありがとうございました。
都議会議員の西東京市選挙での森輝雄さん次点: 6月23日の都議会議員選挙では、前回の本欄で書きましたように、西東京市では無所属の森輝雄さんを推薦・支持していました。結果は以下のようで、残念ながら、かなりの接戦でしたが次点になってしまいました。 森さんのホームページ「森てるおの雑記帳」には、次の右のように書かれています。
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森てるおの雑記帳 |
この後、森さんから、「都議選を終えて」という詳しい報告と意見の文書が送られてきました。その前文をご紹介します。ここをクリックすると、PDFファイルで読めます。
日本で一つのパプア料理店: この地元、多摩地方の
市民活動の一つに、「東京にしがわ大学(にわ大)」というグループがあります。多摩エリア全域 30市町村 30コースをカバーして、それぞれに縁のある市町村で、テーマを考え、ツアーを企画し、いっしょにまちを歩くというのですが、いろいろな企画が続いています。私はつい最近知ったばかりで、まだよくわかりませんが、入学を手続きをしました。
現在あった企画の一つに、6月16日に「意外と歴史の深い青梅を探る」というものがあり、青梅市内の仏寺を回り調べるのですが、その中のお寺の一つの境内に、日本に唯一つだけというパプア専門料理店があり、それにも訪問するということが入っていました。(左の写真は、そのときのもの) このときに企画はかなり長く歩くらしく、私には少し難しいように思って連絡したところ、あらためて秋ぐらいにやさしいコースでの大学計画をしてくださるとのことで、ありがたく思っています。それはそれに参加するつもりですが、本欄87号に、故村井吉敬さんの著書『パプア』のことに触れてありましたね。それで、パプア専門料理というものにぜひ経験してみたいとも思い、秋を待たず、とりあえずこの料理店に行ってみたいなと思っています。この店をご紹介しておきます。
東京都青梅市大柳町1203の「ヴォラヴォラ」という店で、Tel.
050-3103-8396です。清宝院というお寺の中だそうです。
背中がひどく痛く、何も手につけられないと書きましたが、それなのに、しかし、こういうことはやりたいなという、例の好奇心で、行きたいなと思っているところは、このパプア料理店のほかに、渋谷の「たばこと塩の博物館」でやっている「『いっぷく』を彩った工芸品 〜たばこをとりまく脇役たち〜」や、
あとすぐに終わってしまうのですが東京藝術大学大学美術館でやっている「夏目漱石の美術世界展」にも行ってみたいな、など、つぎつぎ思ってしまうのです。
故なだいなださんを偲ぶ会: 故「なだいなださんを偲ぶ会」が 、7月11日(木)の午後1時30分から東京都豊島区西池袋2の31の3の自由学園明日館講堂で行なわれます。会費は3千円。参加希望者は3日までに、インターネット上の仮想政党「老人党」のホームページ(http://6410.saloon.jp/)の「お問い合わせ」欄から申し込みを。