78 7月29日のデモに参加して。 (2012年07月31日  掲載)  

 

 

 7月29日の日曜日、反原発のモに参加しました。左の写真は、東電の本社前への抗議のあと、市民の意見30の会・東京の仲間たちと一緒少し歩いている時です。集に集まったのは3時から日比谷公園の図書館の脇でしたが、出発は5時でした。多数の参加者が集まっているのですが、警察はとても短い隊列に切り、長い間を空けるまでは出発させずに 、阻止して歩かせないため(右の写真)、出発するまでに延々と待たざるを得ませんでした。暑い日でしたので、この待っている間だけで、えらく疲れました。それでも、この日のデモには、何とか東電本社前や新橋を回って、もう一度出発点の日比谷公園にまで戻るのに歩き通すことができました。途中、右翼のグループの集団がデモの道の脇に集まり、私たちに抗議をして怒鳴りしていました(その右の 下の写真)。出発点の日比谷公園に戻ったのは6時過ぎでしたが、まだ出発点に残って歩き出す人たちが待っていたのには驚きました。
 ほとんどの参加者の人たちは、その後、日比谷から国会正門前などに移動し、7時から国会包囲の行動に参加しましたが、私は、仲間たちに諒承を得て、そこで抜けさせてもらいました。
 あとから、この国会包囲行動に参加した仲間から、「
国会正面道路に参加者が堰を切ったように流れ込む現場にいて,疲れもとれた気分で帰ってきました」とのことでしので、この国会での集まりはかなり気持ちのよいものになったようです。
  その後、「2011shinsai 5209」というサイトファイルには、その時、国会前の道路で、警官の規制が壊れ、参加者が道路いっぱいに広がった報道と、その状況の動画が流れています。
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/57323704.html です。たしかに、この動画を見ると、道に広がるデモはとてもいい気持ちです。こういうことが、かなり出てくると私は思っていたのでした。60年安保闘争や60〜70年代ベトナム反戦デモと同じなのですから。

 なお、この日、デモに出るまで、周りで、多数の旗やのぼり、参加者の姿などをいろいろと眺めるのは、楽しいものでした。そこで撮った何点かの写真をご紹介します。「日大全共闘」「芝工大全学闘」「明大全共闘」などという、かつてのグループの名称の旗が目につきましたし、「日大全共闘芸闘委のようなもの」などと書いてある黒旗もありました。また、いちばん右の写真のグループは、楽器の音楽に合わせて、切った竹筒を叩いていましたが、その音はいい気持ちでした。