53 今野求さん、抗がん剤の投与再開 (2001/06/24掲載)
今野求さんは、5月から月1回のペースで抗がん剤の投与を再開した。病院へ行き、4時間ほどかけて抗がん剤の点滴をされる。6月は15日に行なわれた。1回目の投与の後、心配されていた副作用はあまり見られなかったが、前回の投与の際は、命にもかかわるような副作用が出て、投与を中止したこともあり、今回の投与が1ヶ月も間をおいたのは、その辺を考慮して慎重を期したものらしい。投与は全部で5回の予定なので、まだしばらく続くことになる。
ガンのほうは、治療を中断して約半年になるため、首周辺が腫れ、熱と痛みが出ており、つらい闘病生活となっているが、今回の治療再開で、その改善が望まれている。
それでも、今野さんは、毎日少しずつ散歩を続け、読書、テレビなどに親しんでもいられる。栄養剤の点滴は、もっぱら夫人の宏子さんの担当だが、宏子さんは、お便りの中で、「付き添い看護婦役がすっかり板についてきました。……2人3脚で、これから1日1にちを大事にすごして生きたいと思っています」と書かれている。、