改憲を強行しようとしている人々は、日本国憲法を占領軍による「押しつけ憲法」であると主張しています。しかし「明治」期に大日本帝国憲法が明治天皇によって文字通り上から押しつけられる前、この国では民衆が活発に憲法草案を作っていました。「私擬(しぎ)憲法草案」とよばれるそれは、実に約60種類もありました。有名な五日市憲法草案もその一つです。
民衆が作ったそれらの憲法草案は、明治憲法の研究者である鈴木安蔵氏らが1945年12月に作成した「憲法研究会草案」に反映して、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)民政局による日本国憲法の原案作りに大きな影響を与えました。そのように日本国憲法と「明治」期の民衆による草の根からの憲法草案作りとは密接なかかわりを持っています。しかし、その事実は余り知られていません。
そこで歴史家の色川大吉さんに、上の事実をたっぷり語っていただくことになりました。みなさん、ふるってご参加下さい。
◇と き 1月25日(火)午後7時から9時まで 開場・午後6時半
◇ところ 文京区民センター・3階大会議室(3A)
都営地下鉄三田線・春日駅下車0分(駅の真上)
春日駅への乗り換えは、JR総武線・水道橋駅か
同山手線・巣鴨駅
または東京メトロ地下鉄丸ノ内線・後楽園駅から徒歩6分
※文京区民センターの電話 03−3814−6731〜3
◇講 師 色川大吉さん(歴史家)
◇演 題 「明治」期民衆憲法草案と日本国憲法の密接な関係
◇参加費 1000円 ◎予約は必要ありません。
◇主 催 市民意見広告運動
◆市民意見広告運動事務局
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-29-12-305
「市民の意見30の会・東京」内
Tel&Fax:03-3423-0266 03-3423-0185
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