13.ランズマンの映画 『ソビブール、1943年10月14日、16時』上映のご案内(01/12/11掲載)

 私の友人、高橋武智さんから、以下のようなお知らせを受け取りましたので、そのまま、転載、ご案内いたします。(12月11日までの記述では、会場を日仏会館と誤記していました。正確には日仏学院です。ご注意ください。)

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 ナチによるユダヤ人虐殺をテーマとした九時間半の映画「ショアー」の上映運動にかかわり、同名の本「ショアー」(作品社)の訳者でもある高橋です。

「ショアー」の副産物ともいうべきクロード・ランズマン監督の新作映画の上映をご案内させていただきます。
 映画「ショアー」のために撮影されたラッシュフィルムは360時間余にのぼります。そのため「ショアー」に使われなかったフィルムがたくさん残っているわけですが、この春ランズマンは、そのなかから収容所内蜂起に加わった人へのインタビューをとりあげ、二十年ぶりに東ポーランドやベラルーシにロケをおこない、「ソビブール、1943年10月14日、16時」という作品をつくりました。
  暗号のようなタイトルですが、ソビブールとは絶滅収容所の名前で、ここはナチ収容所ちゅうで唯一蜂起が成功した収容所です(そのため、直後に収容所は閉鎖されました)。日付と時刻は蜂起の作戦が発動された時間を示しています。


  日時:12月14日(金)午後6時半から
       15日(土)午後2時半から
  場所:東京日仏学院(JR飯田橋下車)
  会費:1,000円
  上映時間ほか:95分、英語字幕付き
 

「生き延びるための暴力の奪回」を描いた作品だと監督は言っています。ぜひご覧ください。

(以上、転載終わり)
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東京日仏学院は、
JR飯田橋駅西口より徒歩7分 : JR総武線
地下鉄飯田橋駅B3出口より徒歩7分 : 営団有楽町線、南北線、東西線、都営大江戸線
〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15
Tel:03-5261-3933 Fax:03-5261-3927

なお、会員(学生)を優先するので、満員の場合は一般は入場できない可能性もあるそうです。