news-button.gif (992 バイト) 90.樋口篤三さん、 胆嚢の摘出手術成功。数日間は安静必要。退院は順調なら10日ほどあとか。 (2003/09/08掲載 )

 前号でお知らせした樋口篤三さんの胆嚢炎は、ご家族にお聞きしたところ、今日(8日)、手術が無事に終了したそうです。胆嚢を全摘出したとのことですが、医師のは、かなり肥大しており、また化膿も進んでいたと 説明しているとのことです。
 胆嚢を全部とってしまうとどうなるのか、とご心配の方もおられるかもしれませんので、念のため、平凡社の『世界大百科事典』の記述の一部を引用しますと、 「機能的には胆嚢は,毎日肝臓でつくられ,肝胆汁として排出される胆汁のおおよそ1/2くらいの量を蓄え,放出を調節している。しかし,胆嚢をもたない動物も多く,またヒトの場合も,胆石などが存在すれば積極的に胆嚢摘出術が行われており,胆嚢は生体にとって必要不可欠の臓器ではない」とありますから、それ自体はあまり心配ないのだと思います。
 樋口さんは、2〜3日は食事が摂れませんが、そのあと最短10日ほどで退院できるだろうと、医師は言っているそうです。
 ただし、「胆嚢摘出後症候群」と言われるさまざまな症状もあり、やはり、今後、注意深い療養生活が必要になるだろうと思われます。ご本人は、10月に予定していたキューバ行きは可能だろうな、などと言っているそうですが……。
 以上、とりあえずのご報告です。