84  ひな祭りで、机の上の梅も満開。地元の反原発デモに行って来ました。(2013年3月4日  掲載)  

 雛祭りでテーブルの小鉢の五色梅も満開、もうかなり散り始めているのですが(左の写真)、まだ風は寒いですね。
 昨日の3月3日は、地元、西東京市での
第9回「原発はいらない西東京集会&デモ」に参加してきました。数年前に住んでいていつも歩いていた道を通る
ースで、よく知っている道でしたが、デモの距離は いつもよりも長く、約4キロ、2時間近くかかりました。やはり半分くらい歩いてくるとかなり疲れました。だんだんシュプレヒコールへも声も出せなくなり、ハーフー、ハーヒーなど言う始末です(右の写真で最左端)。途中で抜けるかななどとも考えたのでしたが、ま、もう少し続けてみるか……などと頑張って、何とか最後の到着点にまで歩けました。しかし、終わってから、自宅の近い駅まで電車で二駅乗って、その駅から自宅まで、10分ほど歩いて帰る間、なんと途中で、2回も、道端のベンチに腰掛けたり、壁によたれたりして5分ほど休まる必要がありました。自宅に入って、テーブルの前に腰を下ろしたら、何もする気がなく、夕食の支度をはじめるまでは1時間ほど動き始めることができませんでした。こんなことははじめてでした。やはり、このデモはかなり辛かったのですね。
 この日のデモの参加者数は、以前に比べると少なくなっていましたが、それでも寒い日なのに、80名ほどの参加者でした。出発集会の時、私からは、5月3日の意見広告の話をし、ぜひ自分だけでなく、周囲の人にも広げて下さいとアピールし、参加の人びと全員に意見広告チラシをお渡ししました。(右の写真はデモの解散集会で。2枚とも、柳田由紀子さん撮影)   今回の第9回の集会アピールを次に載せておきます。
 
次回の予定は、6月9日(日)午後です。あらためて
本サイトの 西東京市の市民・住民運動などに載せることになります。

第9回原発はいらない西東京集会アピール

福島第一原発事故からもうすぐ2年になる。
事故炉は未だに毎日2億4000万ベクレル以上の放射性物質を出し続け
後始末は困難を極めて、廃炉作業の道のりは遠い。
事故原因の解明と、事故責任の究明がなされなければならない。

放射能汚染により避難生活を余儀なくされた16万人の福島の人々がいる。
避難したくても様々な事情で避難できない人々もいる。
放射線管理区域に相当する汚染地域に住む人々はどれだけになるのだろう。
被曝量の低減に有効な保養が十分に受けられない福島の子どもたちがいる。
甲状腺検査すら十分受けられない子どもたちもいる。
被曝の積み重薗ねで子どもたちの未来を奪うことは許されない。

東京電力は、事故にかかわるテレビ会議ビデオの全面開示を拒み、
国会事故調査委農会の調査にはウソをついて妨害するなど
重大事故を起こした企業として反省がない。
検察は、一刻も早く強制捜査に入り、
深刻な被害を招いた東電の責任を追及すべきだ。

電力各社は、火力発電により燃料費がかさんだとして電気料金の値上げを図り
一方で「原発推進」の行き詰まりをおそれ、
電力9社は、原発専業の日本原子力発電の支援に資金を注ぎ込む。
消費者あっての企業であることを忘れてはいないか。

政府と原子力業界は、原発温存のために
原発ゼロ政策の見直しを打ち出している。
原子力規制委員会の安全基準の見直しは、再稼働への露払いにすぎない。
地震列島火山国の日本に、安全な原発などあり得ないことを認めるべきだ。
最終処理の見通しもないような原発にこれ以上未来を奪われたくない。

私たちは、原発ゼロの早期実現を強く求める。

私たちは、福島で、日本中で、世界中で「原発NO!」の意思表示を続ける運動
と連帯し、行動する。

     2013年3月3日  原発はいらない西東京集会参加者一同