58 「平井えり子さんを偲ぶ会」開催 （01/12/16掲載）
「Ｎｅｗｓ」欄 Ｎｏ．57 でお知らせした「平井えり子さんを偲ぶ会」が、12月15日（土）の午後6時半から、渋谷区の勤労福祉会館で開かれました。とりあえずの短いご報告です。
お連れ合いの長谷川潮さんはご都合が悪く、参加されませんでしたが、平井さんの娘さんお二人（次女と三女）、それにお孫さん（長女のお子さん）が参加され、亡くなられたときの様子などを話されました。
会の概略は、当日用意された以下のプログラムをご覧下さい。
（若干の変更はありましたが……） ビデオ上映あり、歌あり、詩の朗読あり、と多彩な内容で、笑いもあれば、涙もありました。 
（左の写真は三宅島のスナップから）
|
本日のスケジュール（予定）
【開場】（18：00）
司会（大久保青志さん・鈴木弘子さん）
1. 開会の挨拶…………………鈴木弘子さん
2. 出席者の簡単な紹介………司会から
3. 出席者からの代表ご挨拶
三里塚関係から………………樋ケ守男さん
三宅島関係から………………平山 昇さん
反原発関係から………………井上年弘さん
ご友人関係から………‥……長谷百合子さん
4. ご家族からのご挨拶………長谷川 潮さん
5. 献盃………………‥………永瀬和子さん
＜飲食・歓談しながら＞
6. うたの披露…………………生田 卍さん
7. 詩の朗読……………………平山 昇さん
8. ビデオ上映（ありし日の平井さんを偲んで）
9. ご家族からの一言…………お嬢さんたち
10. 各出席者からの想い出ばなしなど……自由発言
11. 閉会の挨拶・贈呈……… 原田隆二さん
12. うたの合唱…………………全 員
【お開き】（20：50）
|
三里塚闘争や三宅島アクションボートなどに参加されていたときの平井さんの写真やビデオも紹介され、参加者のうち、多くの方が発言しました。私も短い挨拶をしました。
亡くなられる前の数年間は、演劇に興味を持ってとびまわっていたようですが、夏に発病、入院、9月上旬に重態となり、25日に45歳の若さでなくなられました。平井さんの略歴は、当日配られた以下の資料をご覧下さい。
|
平井えり子さんのプロフィール
1956年9月16日、千葉に生まれる。いわゆる“硬い”家庭に育つ。上智大学在学中に成田空港反対運動に心を寄せ、三里塚闘争に参加。その後、87年9月、第1回ピースバス三里塚わくわくツアーに“ごくふつう”の市民として参加し、再び三里塚の地へ。
88年5月以降はスタッフとして活躍。いつも3人の女の子を連れたえり子さんは、「ゆっくリレー」「空港包囲デモ」にも参加した。
三宅島アクションボートは88年3月から実行委員となり、以後、たびたび三宅島に足を運ぶ。
88年10月、青森の下北半島を「原子力半島にするな下北行動」に参加。89年夏には国政で脱原発選挙を実現させようと「原発いらない人々」の選挙候補者に立候補する。当時、最盛期の脱原発デモなどに元気に参加。よくマイクを握り、歌ったりもしていた。
90年代に入ってからは新宿ゴールデン街のスナック「ひしょう」で“ママさん業”を経験。観劇に興味を持ち劇団四季などによく通っていた。
2001年9月25日、病気療養中に逝去。 |
