237 藤枝澪子さん、昨年12月に逝去、5月19日(土)に京都でお別れ会の集まりがあります。 (2012年03月12日 掲載)
ベ平連の活動家で、反戦脱走兵援助運動で活躍されていた藤枝澪子さんが昨年12月13日夜、神戸市で逝去されていました。深く哀悼の意を表明します。
藤枝さんは、京都精華大学名誉教授で、専門は、女性学、ジェンダー研究で、大阪府男女共同参画審議会(会長)をはじめ、1978年以来各地の自治体の女性政策/男女共同参画政策に関わりました。大学教員中に、自主研究グループとして女性問題のグループとして「グループみこし」を結成され、「女性問題」講座や「女性政策」推進に関わる課題研究、調査、発表、研修といった活動されていました。「グループみこし」のサイトは以下の通りです。www9.ocn.ne.jp/~mikoshi/miokof.html
同グループのサイトによると、藤枝澪子さんは、2011年12月13日夜、神戸にてその生涯を閉じられましたとあります。藤枝さんは1930年生まれでしたから、81歳かと思います。
若い頃は、日教組の国際部で働き、国際教員労組連合に日本日教組の代表としてプラハの本部で活躍したこともありました。また、総評や日本原水協などの国際会議では、ベテランの通訳者としても活動されました。とくに、ベ平連での反戦脱走兵援助のジャテックの中では、米兵との相談に乗ったり、海外への脱出のための旅行に同行したり、この運動の中では不可欠な場所で活躍されたのでした。藤枝さんがご自分で書かれたこの活動の記録の一つは最後に掲載しておきます。「怪僧ラスプーチンへのオマージュ」です。ジャテックの中でどのような活動をしたのか、それが楽しいこととともに実に辛いものもあったということが、生き生きとして描かれています。
藤枝さんの著訳書は多数あり、主なものは以下です。
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なお、5月19日(土)の午後、京都で、藤枝さんのお別れ会があります。この会については、以下のベ平連のサイトに載っておりますので、ここをクリックしてごらんください。(http://www.jca.apc.org/beheiren/619FujiedaMiokoTsuitoukaiAnnai.htm)