news-button.gif (992 バイト) 188 防衛省包囲の人間の鎖行動(08/04/06)に参加しました。 (2008/04/28掲載)  
  これもだいぶ時間が過ぎてしまった遅まきのご報告ですが、久しぶりに参加した街頭行動ですので、ここでご紹介します。
 4月6日(日)の午後、防衛省を人間の鎖で取り囲み抗議をした行動です。
 これは、ヘリ基地反対協議会、沖縄平和市民連絡会、辺野古への基地建設を許さない実行委員会の3団体が呼びかけた「基地をけとばせ! ストップ!米軍再編 4・6防衛省『人間の鎖』」行動で、当日は約550人が参加しました。
 私の加わっている「市民の意見30の会・東京」も賛同団体になっており、「市民意見広告運動」の仲間たちとともに、約10人ほどがこの行動に参加しました。
 午後3時から、3回にわたり、手をつないで防衛省を完全に取り囲み、抗議の意思を表明するとともに、最後には、各団体からの抗議文、要請書などが正門の前で読み上げられ、防衛省の係官に手交されました。
 抗議文や要請書の内容は、まことに当然の主張でしたが、ただ、「沖縄にあるすべての軍事基地を撤去すること」などの項目はありますが、日米安保条約について言及したものが一つもなかったのが、私には気にかかりました。
 こうした防衛省(防衛庁)への抗議行動は、繰り返しこれまでに継続されてきたもので、そうした実践の経過の中で、当初に見られたような警察によるひどい妨害、干渉、規制などは少なくなってきているようで、この日も、警察との間ではあまりトラブルはなかったようです。しかし、立川テント村ビラ入れ行動への有罪確定判決のように、市民
的自由への圧迫は次第に強くなっているときだけに、この防衛省への抗議行動にも、いつ強い規制が加わってくるかもしれず、今後の行動継続が大切だと感じました。ただ、個々の警官の中には、上からの命令で頭がいっぱいになっていて、杓子定規なきせいをするものもおり、写真を撮ろうとするだけなのに、それを力づくで押し戻そうとするなど、あまり目立った警官には、私も強く抗議しました。(右の写真)
 この日は、私の体の調子があまりよくなく、どうやら、最後まで行動に参加はできたものの、いささか疲れました。市民の意見30の会・東京や意見広告運動からの仲間たちは、終了後、近くの喫茶店でいろいろ話あったようですが、私は失礼して帰宅を急ぎました。(写真は大木晴子さん撮影)