９条改憲に反対する全国のみなさんへ

憲法９条を変えることに反対し、自衛隊をイラクからただちに撤退させることを求める意見広告運動」が、全国で始まりました

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　市民意見広告運動事務局
２００５年１１月１日

　みなさん。１１月１日、新たな意見広告運動が始まりました。いま全国に続々と、このホームページに掲載されている新しいチラシが届き、各地で多くの人が活動を始めました。
　私たちは、９条改憲に反対する運動をあくまで〈攻勢的に〉発展させようと思います。本年（２００５年）５月３日の憲法記念日、私たちは【九条実現】と大書した一面全面の意見広告を『朝日新聞』『毎日新聞』両紙の全国版に掲載し、爆発的な共感の渦を巻き起こしました。それは「９条を守る」だけではなく「９条の実現を」という積極的な姿勢が今こそ求められていることを示しています。
　ですから今回の新たな運動を始めるにあたり、私たちは、【九条実現】を基本的なスタンスとして、【非武装・不戦】こそ９条の内容であり、それを実行することが平和をもたらす道であることを改めて強く世論に訴えることにしました。１１月２２日に正式に発表されることになっている自民党の「新憲法草案」は、この私たちの思いとは正反対に、９条の規定する【非武装・不戦】を正面から踏みにじり、この国を〈戦争をする国〉〈戦争ができる国〉にします。
　９条改憲を許さないだけではなく、私たちが《市民の平和力》を発揮して日本政府に【非武装・不戦】を実行させる。そういう強い気持ち、勇気と希望を持って、新しい運動を始めます。
　ご連絡をいただき次第、新たな運動のチラシを送ります。全国のみなさんにこの運動への参加と、チラシが一人でも多くの人に渡るようご協力下さるよう呼びかけます。あなたの思いが９条を実現させ、崩れることのない平和を築きます。