掲載日:2021/02/02

2月6日は国際FGMゼロトレランスデー

ゼロトレランス(Zero Tolerance)とは、ゼロ(Zero)容認(Tolerance)、つまり不寛容、情状酌量の余地なしといった意味です。
『FGMゼロトレランスデー』は、2003年にエチオピアで開かれたアフリカのNGOインター・アフリカン・コミッティー(IAC)主催の国際会議で、「FGMにはゼロトレランスを(FGMをぜったいに許さない)」という決意表明が発表され、その会議が開かれた2月6日を「国際FGMゼロトレランスデー」と定めたことが始まりです。
世界各地でこの日には、FGM廃絶を訴える様々なイベントが開かれています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
FGMなどの有害な慣習の廃絶はSDGs(持続可能な開発目標)ターゲットの一つですが、新型コロナウィルス感染拡大によりその達成が危うくなっています。UNFPA(国連人口基金)は、この状況では2030年までにさらに200万人の少女がFGMの犠牲になると予測しています。
2021年だけでも、世界中で416万人の少女がFGMを受ける危険にあります。

- Topics Board -