「ワシぁ瀬戸内を愛しとる。瀬戸内の自然が破壊されるのは、もう見とうない。」というあなた、是非参加してみませんか。
代表 | 阿部悦子 |
住所 | 愛媛県松山市松前町3-2-2 |
Tel&Fax | 089-915-0968 |
郵便振替 | 01380−6−47606 加入者:環瀬戸内海会議 |
年会費 | 1口 2,000円 |
kanseto@nifty.com | |
URL | http://homepage1.nifty.com/kanseto/ |
概要
1990年6月、瀬戸内地方のゴルフ場、リゾート・ブームによる乱開発に歯止めをかけようと、沿岸11府県の住民が集まって結成しました。
以来、27ヶ所で「立木トラスト」運動を展開し、17のゴルフ場計画をストップさせています。阪神大震災では復興のお手伝いとして、被災地に苗木を送る「立木ボランティア」に取り組みました。
ゴルフ場ブームは去りましたが、埋め立てや押し寄せる廃棄物で瀬戸内海はますます汚染が心配されます。瀬戸内海の再生のために、人と人を結ぶ運動を続けています。
瀬戸内の現状
相次ぐ埋め立てによる自然海浜の消失、工場排水などによる水質汚染、おしよせる産業廃棄物、獲れなくなった魚や貝、ナメクジウオ、スナメリクジラをはじめとした生物たちの絶滅。
数十年前までは、美しく豊かな幸を誇った瀬戸内海は今、ひん死の声をあげています。
数えれば、瀬戸内11府県には既に500ヶ所のゴルフ場、加えて予定が200ヶ所。その全ての河川は海に注ぎます。その上、マリーナ、ヨットハーバー、リゾートホテルも「リゾート法」の後押しで乱立しました。
立木トラスト
現在の法律では、立(マツ、スギ、ミカン等)は土地の定着物だとしてその土地が売られるとその所有権はその土地を買った人のものになるのが原則です。しかし立木を買った人が、その木を削って自分の名前を書いたり、焼印を押したり、札をかけたり(明認方法)しておくと、その木の立っている土地が売られても、木の所有権は木を買った人のものとして守られます。
従って、そんな土地をゴルフ場開発業者が買ったとしても、木の所有権をタテにその木を切るなと主張できますから、乱開発をとめる(木を伐採できないような土地は開発というなの破壊はできません)有効な手段となります。
開発業者は「ゴルフ場はいらない」との地元の人達の叫びを無視して、時には行政の力を借りながら「札束」を積み上げたり、嫌がらせをしたりしながら、ゴルフ場作りをすすめます。
こんな時、数人の地権者ではとても精神的にも抵抗できません。こんな時、トラストオーナーの方々がいて下さる事が地域の人々に元気と力を与えます。
あなたも木の所有者となってトラストに参加しませんか。
立ち木トラスト。広瀬にて。