更新2010年3月5日

3・6 対話フォーラム
電気の消費者と柏崎刈羽原発



地震での写真

2010/3/6 対話フォーラム「電気の消費者と柏崎刈羽原発」
『ほんとうに安全は確保できたのですか?』


チラシ表(PDF)  チラシ裏(PDF)

日時:3月6日(土)14:00〜18:00(開場13:30)  

場所:渋谷区立商工会館・消費者センター  渋谷区渋谷1-12-5 2階研修室 JR・地下鉄「渋谷駅」徒歩3分



参加費:無料


講師:

元原発技術者/小倉志郎
変動地形学者/渡辺満久 
原発研究者/山口幸夫
地元住民/高桑千恵  


■進行(渡辺教授は、お仕事の関係で第2部以降の参加)

開場 13:30  開演 14:00  終了 18:00

14:00−15:30 第一部 地震で原発はどうなったの? どうしてそんなことに?(90分)
(休憩 15分)
15:45−17:05 第二部 ほんとうになおったの? もう心配ない・・・・?(80分)
17:05−18:00 第三部 自由討論 (55分)

◎全体の司会は山口泰子さん(ふぇみん婦人民主クラブ)
    コーディネーターは中村敏枝さん(生態学者で中央大講師)

■対象 東電消費者(広く首都圏、静岡からも参加予定)
できるだけ原発に関する初心者/一般消費者に呼びかけています。

■東電のプレゼン予定(by阪上さん)
東電提供の映像等。

第一部 地震で原発はどうなったの? どうしてそんなことに?
◆東電作成映像「地震に備えた安全対策 〜柏崎刈羽原子力発電所〜」より
        イントロ (40秒)
        第1章 原子力発電所はどのように停止したか (3分12秒)
        第2章 原子力発電所の地震に強い構造 (5分22秒)

◆東電作成の映像、増幅要因(*1地下構造のビデオより) 前半(7分)

◆情報開示による保安院の写真(*2) 100枚ほど1秒ずつ (2分)

◆パワーポイントを使った説明(5分)

(*1)「中越沖地震における柏崎刈羽原子力発電所の揺れの特徴と基準地震動のとりまとめ」08.5.22発表

(*2)岡山の市民が情報公開で開示入手したもの
柏崎駐在の保安院検査官が地震直後に撮った写真など

第二部 ほんとうになおったの? もう心配ない・・・・?

◆東電作成映像「地震に備えた安全対策 〜柏崎刈羽原子力発電所〜」より
  第4章 原子力発電所の更なる耐震性能の強化 (6分10秒)

◆地下構造のビデオ後半(4分)

◆パワーポイントを使った説明 (計10分)
        断層(保安院の資料)
        耐震補強(保安院の資料) 
        ポンプモーターケーシング(東電の資料)

■第四部 オプション「意見交換&地元との交流会」(18:30〜20:30)
刈羽村から女性3人(講師高桑さんを含む ただし1時間)と
近藤容人議員(第四部のみ)が参加くださいます
こちらの参加者は、当日呼びかけますが、第3部まで参加できない方も加わります。




主催 「電気の消費者と柏崎刈羽原発」対話フォーラム実行委員会
ホームページ:「柏崎刈羽原発と地震」
http://www.jca.apc.org/~tukasa/kasiwazakikariwa.html
◇埼玉県消費者団体活動促進費補助事業


【裏】

〔これまでの経緯〕
2007.7.16 中越沖地震発生(M6.8)
2009.2.13 7号機について被災後の健全性を規制行政庁が承認
2009.5.8 地元3首長(新潟県・柏崎市・刈羽村)が7号機の再起動に同意
2009.5.20 7号機、試験運転で送電再開(1年10か月ぶり)
2009.7.22 地元3首長が7号機の営業運転入りに同意
2009.8.26 地元3首長が6号機の再起動に同意、試験運転入り
2009.12.28 7号機が試験運転に合格、営業運転再開(2年5か月ぶり)
2010.1.19 6号機が試験運転に合格、営業運転再開(2年6か月ぶり)



 【リード文】
07年夏、東電柏崎刈羽原発全7機が中越沖地震で被災

その後2年半をかけて調査・点検が進められてきましたが、
いまだに被災状況の全貌は見えません。
昨年12月、全機の中でもっとも若い7号機が、つづいて今年1月、
6号機が国の許可を得てようやく営業再開したところです。

次にはいちばん高齢の1号機が復帰準備中です。
この間地元では運転再開をめぐって賛否両論渦巻き、
数え切れないほどの会合や議論が重ねられてきました。
けれどもそれらの様子や内容の詳細はほとんど消費者に届いていません。

いったい柏崎刈羽原発で何が起こったのか、そしてどうなったのか、
震災を受けた原発を、このまま次々と復帰して発電しても大丈夫なのか等々、
気になることについて東電はじめ関係者の方々からお聞きしたいと思い、
対話フォーラムを企画しました。

しかし東電は、講師派遣に快く応じようとはしません。

地元では再三説明会を行いつつ、消費地の顧客には振り向いてくれな
いのです。

そこで今回は、東電から借用した映像を活用しながら、東電の 原発で働いてきた技術者や、東電本社と20年にわたって質疑・ 意見交換を重ねてきた市民に登場いただき、柏崎刈羽原発から 送電してもらわないと困るのか、そのための安全は確保できたのか、考えてみたいと思います。


◆お誘い・・・第4部(18:30〜20:00)

対話フォーラム終了後、夕食休憩30分をはさみ、引き続き会場にて希望者
による意見交換を行いたいと思います。講師陣や地元住民の方々も参加
いただけます。「これからどうしたらよいのか」「何をしたいか」
「情報を伝えるには」等々大いに語り合いませんか。

〈講師プロフィール〉

元原発技術者/小倉志郎(おぐらしろう)
 35年間一貫して、機械エンジニアとして、柏
 崎刈羽1号機をはじめ原子力発電所関連業務
 にかかわり、見積・設計・建設・試運転・定
 期検査・運転サービス・客先教育に携わった。
 定年退職後、「コスタリカに学ぶ会」世話人。

変動地形学者/渡辺満久(わたなべみつひさ)
 東洋大学社会学部教授。 専門分野・研究テーマは
 活断層、活断層研究、地形学、自然地理学、自然
 環境変化ほか。 全国各地で精力的に調査を行い、
 原発立地の地形についても問題提起している。   

原発研究者/山口幸夫(やまぐちゆきお)
 新潟県生まれ。物性物理学専攻、工学博士。
 1998年より原子力資料情報室共同代表。 
 
地元住民/高桑千恵(たかくわちえ)
 新潟市出身。1968年仕事で柏崎市に住む。1973年刈羽村住民となる。


東京電力に代って/阪上武(さかがみたけし)
 1989年の東電福島原発再循環ポンプ破損事故以来、
 東電の情報公開を求 め続ける。本社において開催
 される「東電共の会」常連。福島老朽原発を考える会代表。

連絡先 ふぇみん婦人民主クラブ(03-3402-3244)、
    日本消費者連盟(03-5155-4765)、東電共の会(050-7533-0515)
    
実行委員、賛同個人・団体募集中!!

◆実行委員会参加連絡先
 東電共の会(050-7533-0515)
◆賛同費 団体一口 2000円  個人 一口 1000円 複数口歓迎
◆賛同費・カンパ振り込み先
 郵便振替口座 00850−4−2364 「東電と共に脱原発をめざす会」



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