ノーモア・ヒロシマ・ナガサキ・チェルノブイリ
Y2K・市民コンサート&デモ 1999/08/06

 西暦2000年まであと半年と迫っている。誰一人、コンピュータ2000年問題によって何が起きるのか正確に言えない。原子力発電所・核兵器・原子力関連施設が2000年問題によって誤動作を起こすと人類は壊滅的な被害を被る。2000年1月1日に原子力発電所・核関連施設をは停止、核兵器は核弾頭を取り外す事を目的としたY2K・WASHキャンペーン(WASH=World Atomic Safety Horiday)が現在行われている。Y2K・WASHキャンペーンの目標は次の3点
@原子炉とその関連施設の休暇は12月1日から新年後までとし、再稼動するにはY2K基準を全て満たして、テストと監査を終了しなければならない。
A新たなバックアップ電源(天然ガス複合タービン、燃料電池、あるいはその場にふさわしい再生可能エネルギー)を設置し、ディーゼル発電機も良好な状態である事を確認し、最低3ヶ月の燃料備蓄をすること。
B1999年12月1日までに、すべての核弾頭を取り外すこと。


 「原発と核にお正月休みを!」Y2K・WASHキャンペーンの市民コンサートが8月6日、日比谷公園野外小音楽堂にて行われた。参加ミュージシャンは大倉正之助、森田玄、瀬戸竜介、石田桃子、とろん、館野公一(敬称略)の面々。
 コンサートの開催が1週間前に決まったこともあり、参加者は50人と聞く側にとっては非常に贅沢なコンサートだった。それぞれの素晴らしい演奏に公園を散歩していた人々の立ち止まって演奏を楽しんでいた。
 コンサートと平行し、「原発と核にお正月休みを!」の世界同時署名も開始された。


コンサートの様子。演奏者は大倉正之助さん。素晴らしい演奏だった。


日比谷公園から銀座を通り築地までデモ。参加ミュージシャンの音楽が楽しかった。


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