常任理事会だより

― 2000年度 第4号 ―

発行日 2000年10月31日(火)

発行 所沢高校PTA常任理事会


常任理事会だより       発行日 2000年10月31日
― 2000年度  第4号 ―             発行 所沢高校PTA常任理事会

常任理事会報告 10月21日(土)第3回常任委員会が開かれましたので報告します。 ★校務報告    …学校行事のとりくみとこれからの予定について校長先生       から報告されました。   ・所高祭…3500人の来校者を迎え盛況のうちに終了しました。   ・2年生の修学旅行…9月24〜28日、無事終了しました。   ・吹奏楽部‥初の全国大会出場で銀寮を受賞しました。   ・演劇部…県大会出場を果たしました。   ・女子テニス、男子バレー、陸上部が県大会に出場します。  ●今後の予定   ・生徒総会   11月 9日   ・マラソン大会 11月22日 ★各部の報告   ・新座支部…10月21日(土)、懇談会を開きました。   ・狭山支部…10月25日(土)、相田美術館を見学しました。   ・飯能支部…10月29日(日)、茶話会を開きました。   ・3学年部…所高祭での署名活動、ひとことメッセージのとりくみが報告されま         した。         署名数647名、ひとことメッセージ89名のご協力をいただきま         した。 ★学校評議員制度検討委員会について   9月30日に常任理事のほか、公募委員として父母会員3名、先生7名の方が参  加して委員会が発足しました。委員会では全国各地の取り組みの実際について学習  しました。 ★埼玉県立高等学校管理規則の改定について   10月6日、埼玉県立高等学校管理規則が改正されましたこれについて、校長先  生から説明していただきました。その概要は、  (1) 校長の職務の円滑な執行を補助するため職員会議をおく(従来の諮問機関から    補助機関へ)。  (2) 職員会議は校長が主宰する。  (3) 職員会議では、学校管理運営に関する方針の周知、職員相互の意思疎通、理解、    意見交換を行う。  (4) 職員会議の組織、運営に関する事項は絞長が定める。 ------------------------------------(02)------------------------------------   というものです。これに伴い、この規則に沿った内規が制定されることになりま  す。   これまで所高の職員会議は、実際上学校の決定機関として運営されてきましたが、  これからは校長の補助機関に変えられます。この影響について参加者から種々の質  問が出されましたが、校長先生からは「字句の問題であり、今とそう変わることは  ない」との答えがありました。 ★生徒総会に向けた状況について   生徒会本部は11月9日の生徒総会に向け準備中です。   HR委員会は部活動の入部率の低下に対するとりくみの相談をはじめています。   またクラス減に伴う生徒会費の収入減に対する対応を検討しています。 ★各会議の傍聴について   第2回理事会において、一理事の方からすべての会議を傍聴させてほしいとの要  望が出されたことについて、各支部や部会の意見を出し合いました。今回は1つの  支部と1つの学年部から意見が報告されました。その要旨は   ・あらためてこのような要望を出す意図がわからない。いまでも情報は可能な限    り知らされているのにその必要があるのだろうか。   ・全ての会議予定を全会員に知らせることは不可能。現実的に可能な方法として、    たとえば傍聴希望者から会議日程を問い合わせていただくなどの方法はどうか。   しかし、現痔点ではまだ各支部や部会の意見が出そろっていないので、この問題  については次の理事会で引き続き協議していただくこととしました。 ★PTA活動の記録について   2月の常任理事会で提案のあった、いわゆる所高問題に関するPTA活動をまと  めて残したいとの懸案につき、次の2つのスタイルで作成することになりました。   (1) 簡潔に経過とPTAの取り組みをまとめたパンフレット状のものを作る。   (2) 経過資料を整理して、冊子にまとめた資料集を作成する。       竹永先生への不当処分撤回に向けて        <第15回公開口頭審理報告>  9月29日県庁第三庁舎講堂にて第15回公開口頭審理が開かれました。  この日は遠藤前教頭に対して県教委側、竹永先生側双方よりの尋問が行われました。 この日、焦点となったのは以下のような点でした。 ◆入学説明会で内田前校長が独断で行った<入学式を行う>との説明については、そ  の日までに先生方の合意は得られていず、決定もされていませんでした。 ◆遠藤前教頭は、入学説明会で98年の卒業行事を巡る一連のマスコミ報道について  の説明は必要ではなく「校長の考えだけを伝えれば納得してもらえると思った」と  証言しました。 ◆遠藤前教頭は陳述書の中で、竹永先生が校長の意向に反して入学式を行わず、入学  を祝う会のみを行うと発言した事が事故の理由であるとしましたが、反訳書(テー  プを起こしたもの)を示したところ、説明会で竹永先生が「入学式を行わない」と  は一言も言ってなかった事を認めました。 ◆遠藤前教頭は、説明会の日に内田前校長と交わしていた私語の数々が、保護者や生  徒に対して不謹慎で失礼な内容であったと認めました。 ------------------------------------(03)------------------------------------ ◆遠藤前教頭は、98年3月26日の職員会議で内田前校長への罷免要求が決議され  た部分の記録が抜き取られたことについては、前校長が一人で行ったと思うと発言  しました。                ◇ ◇ ◇  詳しくは「支援する会NEWS」や下記の埼玉新聞(9月30日付)をご参照ください。  次回は最終意見陳述と決定していましたが、県教委側が強引に再度の遠藤前教頭へ の尋問を要求したため、更にもう一回遠藤前教頭への尋問が行われることとなりまし た。    ●第16回公開口頭審理      時……11月14日(火曜日・県民の日)         午後2時30分〜      所……県庁第3庁舎講堂      内容…遠藤前教頭への再尋問    ●第17回公開口頭審理      時……12月13日(水) 2時30分〜      所……未定      内容…最終意見陳述   ☆ 是非、多くの方の傍聴をお願いいたします。  所高祭、講演会へのご協力ありがとうございました。  9月9日、10日に行われた所高際でのPTA参加、10月14日の講演会へのご 協力ありがとうございました。所高祭では3500名を越える方々の参加、講演会で は史上最高の830名の来場で成功することが出来ました現在、来年度に向けまとめ を行っていますので、御意見お待ちします。 ……………………………………………………………………………………………………          前教頭を県、教論側が尋問             所沢高問題  県立所沢高校の卒業・入学式問題に絡み、一九九八年三月の入学説明会で「校長と 異なる発言をした」として県教委から戒告処分を受けた同校教諭が処分の取り消しを 求めている第十五回県人事委員会公開口頭審理が十九日、県庁で開かれた。処分があ った当時の遠藤孝一教頭(現県立川越西高校校長)に対し、県教委、教諭側の双方が 尋問を行った。  遠藤前教頭は県教委側の尋問で、教諭が同問題の経緯を説明する中で「祝う会のみ を行いたい」と教職員としての考え方を述べた部分を「校長に反する発言」とし、 「教諭の発言によって、保護者から『何時に学校へ行はばいいのか』などの質問が出 る混乱が起きた」とした。  教諭側の尋問で「卒業式での生徒と校長の対立が大々的に報道されていたのに、学 校として新入生に経過を説明する責任はなかったのか。『入学式をやる』という結論 だけを話せばいいと思ったのか」と聞かれると、「そう思った」と答えた。  次回は十一月十四日。引き続き遠藤前教頭の尋問が行われる。 ------------------------------------(04)------------------------------------   全国高等学校PTA連合会全国大会に参加して                             PTA会長 清水康幸  去る8月26・27日の両日、東京で第50回全国高P連大会が開催されました。 初日は武道館で全体会が、2日日は都内の10会場で分科会が開催されました。所高 PTAからは、校長先生と会長および役員が4人、のべで計6名が参加しました。以 下、個人的な感想をご報告します。  初日はうだるような猛暑でした。武道筋で行われた全体会は全国から1万2千人が 集まり、アトラクションと開会式に続いて、三遊亭圓歌師匠による「基調講演」があ りました予告では石原慎太郎都知事と聞いていたのですが、急きょバトンタッチされ たようです。内容は大いに笑わせながらも含蓄のあるもので、都知事の話よりははる かにマシであったという印象です。続いて全体会シンポジウム「21世紀の教育−そ の道筋を探る」。NHK解説委員の迫田朋子さんの司会で、パネリストは樋口修資 (文部省)、山口博伸(駿台予備校)、坪井節子(弁護士)、猪口邦子(上智大)の 各氏。これは聞き応えがありました。事前になされた東京・岩手・岐阜の高等学校 80校の親子アンケートにもとづく意識調査なども使いながら、実態に即した議論を めざしており、各パネリストの観点の違いもよくわかって興味深いものでした。  2日日の分科会は、第7「開かれた学校づくり」、第9「望まれる学校像」という 2つに別れて参加しました。私は第7分科会に参加しました。ここでは、今年から実 施された学校評議員制度が中心テーマとなり、司会者の江森陽弘氏(ジャーナリスト) のもと、すでに類似組織を実施している高知県、東京都、岐阜県について校長、教育 委員会、学校評議員の立場からの実践報告が、さらに文部省からも参加がありました。 それぞれの状況は一通り理解できましたが、質疑の時間がほとんど取れなかったこと もあり、細部にわたってはいろいろ聞きたいことが残りました。  全体として、参加者に配布された資料も充実しており、東京都高P連の力量を感じ させられた大会でした。 今後のPTA活動予定 ●学年部懇談会 11月18日(土)  1学年部  2時〜4時 吾妻公民館ホール  2学年部  2時〜   視聴覚室  3学年部  1時半〜  講堂   ☆ 詳しくは各支部、学年部会の通知でご確認ください。 ●支部懇談会  所沢 地区別懇談会 11/25、11/26、12/3  川越 懇談会    11/12(日)1時半  入間 懇談会    11/16(土) ●学校評議員制度検討委員会  11月4日(土)1時半〜     欧米諸国における父母・生徒の学校運営参加制度についての学集会 ●所高生の自由と教育を考える委員会学習会  11月26日(日)1時半〜「開かれた学校とは‥‥小金高校の先生と懇談」  12月16日(土)1時半〜「異性とのいい関係を考えてみませんか…                           今どきの性について」
(Web管理者記)  今回の常任理事会だよりには訂正があります。  *1ページ「各支部の報告」の中の、狭山支部が「10月25日(土)」と   ありますが、正しくは「10月28日(土)」です。  *4ページ「各支部懇談会」の中の、入間支部が「11/16(土)」と   ありますが、正しくは「11/11(土)」です。  *4ページ「学校評議員制度検討委員会」の開始時刻が「1時半〜」とあり   ますが、正しくは「6時〜」です。
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