常任理事会だより
― 2000年度 第1号 ―
発行日 2000年6月13日(火)
発行 所沢高校PTA常任理事会
生徒のみなさんへ!!
大事な内容ですので、必ず保護者に渡して下さい。
これから一年間よろしく!
PTA
常任理事会だより 発行日 2000年 6月13日
― 2000年度 第1号 ― 発行 所沢高校PTA常任理事会
(ここにカットがありますよ! 見えません? (^^;)ゞ )
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ここのカットは毎号、美術の三田村先生が書いて下さっています。
2000年度がスタートしました。
これから一年間よろしくお願いいたします!
PTA活動の「原点」を確かめつつ
PTA会長 清 水 康 幸
先のPTA総会で、引き続き会長を務めさせていただくことになりました。どうぞ
よろしくお願い申し上げます。
保護者の皆さんは、先日の体育祭をご覧になりましたか。所高生の姿を目の当たり
にして、どのような感想をお持ちになったでしょうか。“いまどき”の若者の感性に
戸惑った方もおられるかもしれませんが、彼ら・彼女らの底知れぬエネルギーに圧倒
された方も多いと思います。我が子の“燃えている”姿と、他方で次々と報道される
少年犯罪とはどのような関係にあるのでしょう。今、大人たちは何をすべきなのでし
ょうか?
PTAは、保護者と先生方の組織です。その出発点は「目の前の子どもたち」です。
彼らの悩み、喜び、悲しみを、そのまま受け止められるPTAでありたいと思います。
そのためには、家庭と学校の“現場”を知っている保護者と先生方が、腹を割って語
り合える“場”を大切にしたい。そして、多様な意見や思いが十分に出し合える組織
でありたいと思います。こういう「原点」を見失わなければ、所高はもっと「楽しい
学校」になっていけると信じます。会員の皆様の忌憚のないご批判、さらなるご支援・
ご協力を心からお願いする次第です。
★★★ PTA総会の報告 ★★★
5月20日(土)視聴覚室においてPTA総会が開催され、活動報告の一部が修正
された後、全ての議案が承認されました。(会員総計1237名、定足数619名、
出席者108名(開会時)、委任状746通で成立。)PTA階調には昨年度に引き
続き、清水康幸氏が選出されました。
今年度の活動計画として、例年の活動の他に、(1) 竹永先生に対する不当処分撤回
に向けての活動、(2) 「学校評議員」制度への学習と対応、が事業の柱として承認さ
れました。
(1) について:この問題は竹永先生個人ではなく、所高全体に関わるものです。
一昨年、昨年同様、今年度も引き続き処分撤回に向けての活動に取り組みます。具体
的な活動内容は第1回理事会で確認されます。
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(2) について:「学校評議員」制度が全国約に実施されつつあるが、所高には独自
の学校運営スタイルがあり、この制度との関係が大きな論点となってくるだろう。ま
ずこの制度について学習し、理解を深め、必要な場合にはPTAとして組織的な対応
をしたい、との説明が会長からありました。具体的な取り組みは、第1回理事会で検
討される予定です。
総会での主な質疑応答・意見
★(1) 議案書P3最後の行、「−般会員の理事会傍聴が可能であることを確認し」の
ところに、「理事会の承認を前提に」を入れるべき。理事会では認められなかっ
たが、私個人としては傍聴は自由であるべきとの意見を持っている。
会長:傍聴については理事会で話し合い、その結論は常任理事会だより第4号に報
告した。さらに第6号では「承認とは傍聴の自由を否定したり制限する意図
ではない、了承の意味であり、基本的に傍聴は自由です」との見解も載せて
ある。
より正確な表現とするため、議案書に「理事会の承認を得て」という文言を
入れることを提案したい。
→《修正が承認される》
★(2) 議案書P4(5)の後に(6)として「今年度の1年生から学級数が10から
9になった。クラス数を減らさないでクラス人数を減らす方向で議論や請願をす
るべきだった。」の項目を入れて欲しい。このことは前回の理事会で提案して否
決されたが、この総会で修正して欲しい。
会長:「活動報告」は実際にやってきたことを記すのが基本。学級減のことは、そ
もそも理事会で1度も議論されなかった。議論すればいろいろな意見があり
得る。議論しなかったことを、評価を含めてあえて報告に入れるのは難しい。
この問題は今後も続くことなので、改めてこれから議論していけばよいので
はないか。
→《議案書には加えないが、引き継ぎ事項とすることが承認される》
★(3) 理事会の傍聴を完全自由にして欲しい。
会長:これは、理事会でいろいろ話し合った結果、「理事会の承認を得て」と−旦
決まったこと。このことは次の理事会で議論したらどうか。
★(4) 議案書P3に「会長・副会長による会議(二役会議)」とあるが、PTA会則
に「二役」の規定がないので会則に入れてはどうか。
・会長:会則にないからこそ、理事会の承認を得て設置し、議案書の報告事項にも入
れた。運営上の問題であり、会則を改正して明記するほどのことではないと
考える。
★(5) 去年の入学式のとき、入り口に出席者名簿があったが、これに不信感を抱いた。
出席した生徒としなかった生徒の振り分けではないか。廃止を要求できないか。
会長:名簿受け付けは学校がやっていること。今まで理事会で話し合われたことは
なかった。今後の入学行事は、さらに状況が変わるかも知れない。PTAと
して廃止を要求するかどうかは、理事会での議論がいることと考える。
★(6) 学校評議員制度について、全県的に横のつながりを持って取り組む予定はある
のか。
議長:評議員制度については2000年度の事業計画のところで話し合う。
会長:具件的な取り組み内容については何も決まっていない。全て新しい理事会で
話し合って決めていくことになろう。
《議長より、(2)〜(5)については常任理事会等で整理をし、引き継ぎ事項として
今後の理事会で話し合うこととする、という提案があり、了承されました。》
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★★★ 第1回常任理事会 報告 ★★★
6月3日(土)、今年度の第1回常任理事会が会議室で開かれました。主な内容を
ご報告します。
【校務報告】
教育実習生が20名来ています。
・6月13日(火)芸術鑑賞会、国立劇場で歌舞伎を観ます。
・6月17日(土)から三者面談が始まります。
・6月26日(月)生徒会役員選挙が行われます。
・6月29日(木)3年女子創作ダンス発表会(詳しくは右ページをご覧下さい。)
【総会の反省と引き継ぎ事項】
・参加人数も多く、大変熱心だと感じた。議案書もすごい。
・意見が出て活発であったが、もう少し十分な時間が欲しい。
・引き継ぎ事項とされたものについて次のような話し合いをしました。
★理事会の傍聴にっいて
・今年度どうするかについて第1回理事会で確認をする。
★学級減問題について
・県の条令により定められていることなので、1つの高校で解決することは難し
い。
・実態がどうなっているのか、把握しておく必要がある。
・取り組むかどうかについては、その後検討することになるだろう。
【学年部の活動について】
・もっと積極的にクラス作りをした方がよいのでは。
・3学年合同の部長・副部長会議を持って、各学年相互の連絡を密にするとよいので
は。
・学年理事と担任との話し合いの場を持った方がよいのでは。
・クラス理事・委員の選出方法や場の設定を検討した方がよいのでは。
【学校評議員制度への取り組みについて】
・第1回理事会で15分程度の学習を行う。
・「学校評議員制度検討委員会」(仮称)を設置し、理事会で呼びかけてメンバーを
募る。
また、先生方や一般の会員へも参加を求めてはどうか、との案が出されました。
所高生の自由と教育を考える委員会より
*「21世紀いきいきハイスクール構想」を読む会
日時: 6月23日(金)午後7時〜午後9時
場所: 会議室
*「長沢校長先生といっしょに所高教育を語り合いましょう」
日時: 6月29日(木)午後7時〜午後9時
場所: 会議室
みなさまのご参加をお待ちしています。
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―竹永先生への不当処分撤回に向けて―
◆ 5月20日のPTA総会で、竹永先生への不当処分撤回に向けての活動を
PTAとして取り組むことが、一昨年、昨年に引き続き承認されました。
1日も早く不当処分が撤回されるよう、みなさんと力を併せていきたいと思いま
す。どうか、ご協力をよろしくお願いいたします。
◆ 署名のご協力ありがとうございます。
4月25日に人事委員会に対し、公正な判断を求める署名へのご協力をお願いしま
したが、沢山の方が署名をPTA宛学校に送付したり、役員に手渡したりして下さい
ました。本当にありがとうございます。5月末の第1次集約で約7000筆の署名が
集まりました。
尚、署名活動は審理終了まで引き続き行います。第2次集約は6月末です。
署名用紙や支援する会ニュース特集号(これまでの経過をまとめたもの)、支援す
る会で5月22日埼玉新聞に出した全面意見広告等が必要な方は、下記のPTA担当
までご連絡下さい。
■■■■(042-***-****)・■■■■(042-***-****)・
■■■■(042-***-****)
◆ 5月29日、第13回公開口頭審理が開かれました。
前2回に引き続き、今回も竹永先生が証言に立たれました。この日は処分者側から
の反対尋問でしたが、ほとんどこれまで出てきたことの繰り返しと職員会議録の確認
に終始するものでした。竹永先生は、所高での職員会議の位置付けや生徒たちとどう
いうスタンスで接してきたかということについて丁寧に証言されました。
この日は時間を大幅にオーバーしたにもかかわらず反対尋問が終了しなかったため、
次回も引き続き竹永先生への尋問が行われることとなりました。又、次回は埼玉大学
の林量俶教授(教育学)の意見陳述も行われます。是非、傍聴をお願いいたします。
第14回公開口頭審理
日時:7月25日(火) 午後2時半〜4時半
壊所:追ってお知らせします。
今後の主な日程
6月17日(土)午後1時〜3時半 『ふりーとーく in 所高』
「所高生の自由と教育を考える委員会」主催の今年度初めての会合です。生徒・
先生保護者とで自由にいろいろ話してみませんか?おにぎりも用意してあります。
どなたでも参加できる会です。お子さんにもお声をかけて、是非ご参加下さい。
尚、場所が「会議室」から「理科講義室」(2号館1階)に変更となりました。
6月29日(木)午後1時20分〜2時半 『3年女子創作ダンス発表会』
体育館において3年生女子の創作ダンス発表会があります。体育祭の後2週間で
仕上げたとのこと。体育祭と並んで、所高生の創作能力の素晴らしさが観られそう
です。
保護者の方も是非ご覧下さい。
7月1日(土)午後1時半〜4時半 『第1回理事会』
場所:会議室
議題:PTA総会の反省、今年度活動計画の具体化、所高祭・講演会の計画など。
(Web管理者記)
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