学年だより
第二学年
第6号
発行者:第二学年 進路係
発行日:1999年7月19日(月)
学年だより 第二学年
第6号
1999.7.19
推薦入試枠の拡大 進路係より
文部省の大学への説明会で、5月中旬突如として「推薦入試枠の拡大」が許可され
ました。大学は、現行30%から50%、短大は50%から100%です。
このため大学側は、推薦入試と一般入試の人数枠の検討に手間取っていたようです。
推薦入試の人数が増えれば、一般入試の人数枠は減少するので、一般入試の受験者が
多い本校では、やや苦しくなるかもしれない。
指定校の推薦も個々で見直しが行われ、卒業生の努力の結果から、例年より多数の
指定校推薦依頼が大学より本校に来ている。7月16日現在、本校に届いた指定校推
薦は、大学で43校98学部、短大15校27学部です。昨年に比べて約く30%増
です。応募条件がやや緩和されてきています。三年間積み重ねた成績を活用する機会
と考え、検討してみるのはどうでしょうか。
一学期成績会議より
16日(土)に成績会議が開かれました。成績優良者(8.0以上)の生徒が36
名、全体の約10%。よく頑張っています。一方、様々な理由で欠点を取ってしまっ
た人も、決して少なくありません。成績だけがすべてだとは考えませんが、基本的な
学力を見につけることは人間としての幅や奥行きを増すものだと思います。二学期は
がんばって欲しいものです。
また、目立ったのは遅刻の多さです。自分自身でしっかりした自覚を持って遅刻を
なくして欲しいものです。
いろいろなものを身につけて、実り多い高校生活を送りましょう。
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ドイツ訪問記
2−4 ○○○○
私は、11年ほど琴を習っていますが、今回、日独青少年交流コンサートというも
のに参加して、ドイツに演奏旅行に行きました。日本側から私を含め琴2人、ピアノ
2人、ヴァイオリン1人の合計5人の演奏者がドイツに行き、主にドイツのケルン:
ハノーヴァーでドイツ側の演奏者の方との交流をしつつ、演奏をしてくるというのが
目的でした。5/24〜6/9までのドイツでの生活で、私はとても大きな経験をす
ることができました。10回ほど琴を弾く機会があり、とても忙しい日程でしたが、
普通のホールでのコンサート以外に、ケルンでライン下りをしている動く船の中で演
奏したことが一番印象に残っています。実際ドイツに行って大変だったことは、忙し
い日程の中で健康管理に気を配ること、ドイツ側の演奏者やスタッフの方との英語で
の会話でした。特に英語での会話が一番苦労した点でした。英語をもっと話すことが
できれば積極的に会話でき、コミュニケーションを深く、広くすることができたのに、
それが思うようにできなかったのが、今回のドイツ旅行で唯一残念でした。
ハノーヴァーでは一週間ホームスティをしました。ホームスティは私にとって初め
てのことでしたが、スティ先の家族の方がとてもよくして下さり、ドイツで過ごした
なかで一番楽しい期間でした。コンサートの合間に観光もしましたが、ドイツという
国は自然が美しく、古い町並みもとてもきれいで、日本とは全く違う雰囲気でした。
ライン川、ケルン大聖堂、木組みの家など、その他にも興味深いものがたくさんあり
ました。たった17日間のことでしたが、ドイツでは自分の力を試す機会がたくさん
あり、経験したことのひとつひとつが私にとってどれもプラスになったと思います。
これからは、自分なりにその経験を生かしていけるのではないか、と思います。
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