卒実おたより(仮)
― 1998年度 No39 ―
発行:卒業記念祭実行委員会
発行日:1999年3月8日(月)
卒実おたより 第39号
1999 3/8発行
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抗議文を出すよ。
今日、校長先生の主張する「日の丸・君が代のある卒業式」が行われました。これ
は大変な問題だと卒実は考えています。なぜかというと、生徒総会の決定が覆されて
しまったから。生徒手帳に載っている生徒会会則には、「総会は最高の議決機関」と
あります。つまり私達生徒が言う意見で最も強いもの。それが覆されてしまったので
す。
┌─最高の議決機関は「生徒総会」
┌───────────────────┼────────────────┐
│・・・自由を持ち続けるために私たちは自治を確立する必要がある。自治が崩れ│
│るということはそれらの権利を失うということである。自治が崩れる危険がある│
│場合、できる限りの努力をし、それを防がなければならない。 │
│ 〔生徒会権利章典〕│
└────────────────────────────────────┘
でも、11月の総会で承認された卒実の方針には、「柔軟な対応をする」という一
文があったから、別に総会の決定は覆されたわけではないんじゃ? と思う人もいる
かも知れない。だけど、ちょっと考えてみて!! 総会では卒実の方針だけじゃなく、
生徒会方針も可決したのです。そこでは『「日の丸・君が代に関する決議文」の解釈
は校内で日の丸・君が代をやらないこと』と補足して承認しました。だから「校内で
日の君をやらない」という総会の決定は覆されてしまったことになるのです。生徒会
方針というのは生徒全員にかかる方針だから、卒実も当然守らなきゃいけないもの。
だから「日の丸・君が代のある卒業式」をいくら「柔軟な対応」と言っても認めるわ
けにはいかないのです。卒実ができる柔軟な対応とは混乱が起きないように(生徒会
方針内で)行動すること。今回ならば卒業式に記念祭の時間を重ねないことなど。今
まで何度も行ってきた様々な話し合いなどから、これが卒実にできた最善の方法だっ
たと思います。
校長先生は『学校の責任者である校長が卒業式を行いたいと考えているからやる』
とか、『総会の決定が即学校の決定ではない』と言っていますが、それはちょっとお
かしいんじゃ…? 総会の決定は職員会議も通っていて、今年は特に協議会の末に決
めた方針。先生も生徒もO.K.と言っているんだから『総会の決定=学校の決定』
と考えてもいいはず。それを「最終責任者である校長が考えているから」と総会の決
定を覆してしまってもいいものでしょうか? それって、校長先生がその気になれば
体育祭も文化祭も私服もつぶせるってことになってしまうかも!? これはマズイ!!
『自由な所高』のピンチ!! 最強の意見である総会の決定が校長先生の意見ひとつ
で覆されるようになってしまったら、もう生徒の意見は何も通らなくなってしまう。
それでは「自由な校風」とは言えない。だから、そうなってしまわないように、今回
のことは校長先生に抗議しなければいけないと思います。
[理解できた? できた→次へ できない→1行目へ]
という訳で校長先生に抗議文を出そうと思います。
卒業行事に関する抗議文
私たちは、3月8日、「日の丸・君が代のある卒業式」が行われたことに抗議しま
す。
「日の丸・君が代に関する決議文」は、生徒総会で承認された全校の総意です。所
沢高校生徒会会則で最高の議決機関と定められた生徒総会の決定は、私たち生徒の自
由・自主・自立を確立するために守らなければならないものだと思います。先日行わ
れた「日の丸・君が代のある卒業式」は、この生徒総会の決定を覆すものです。
卒業記念祭実行委員会方針に「柔軟な対応」とはありますが、生徒総会の決定を覆
すものではありません。「学校の最終責任者である校長が卒業式を行いたいと考えて
いる。だから卒業式を行うべき」と言ったような、校長先生の考えだけで、生徒の意
見が尊重されない卒業式を行ったことに抗議します。
入学行事の際にはこのようなことがないようにお願いします。
1999年3月 日
卒業記念祭実行委員会
これにみんなの署名がほしいです!
卒実の抗議文に賛成してくれる人は、ぜひぜひ署名して下さいね。
(Web管理者記)
[理解できた? できた→次へ できない→1行目へ]
これだから、所高のビラは入力していても楽しい。(^-^)
この卒実の論理的な説得力のあるビラ、すきだなぁ、こういうの! (^-^)
「もう生徒の意見は何も通らなくなってしまう。」
いえいえ、校長の都合のいいこと、或は差し障りのないことは「通ります」よ。
しかし、そんなんだったら、真剣に考える必要は何もなくなってしまう。単に、
どうやって校長の意に沿うようにしようか、といったことでしかない。
ということで、この卒実のビラに書かれていることは、今の教育を考える上で、
非常に重要なことが書かれていると思います。校長の権限強化ということで、職員
会議が補助機関になってしまえば、このビラと同様のことが言えるわけで、職員会
議で議論したところではじまらない。
「戦後の民主教育がドウタラ・コウタラ」言われていますが、「戦後の民主教育」っ
て何なんだろう。
ところで、この抗議文を受け取るべき内田達雄校長は、この4月1日より県教育局
指導部参事ということなんですが、この抗議文をちゃんと渡せたのかな?
気になるなぁ。
県教育局指導部高校教育第1課主席管理主事から赴任された長沢攻校長は、このこ
とについてどのように対応されるのか、これも気になるなぁ。
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