協議会NEWS

発行:HR委員会

発行日:1999年1月11日(月)

協議会NEWS                    1/11(月)
                               HR委員会発行
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12/24 第4回

[1]基本方針の「日の丸・君が代決議文に基づいて活動する」に、
   「原則として」を付け加える。
[2]そのまま
このどちらにするかを話し合いましたが・・・
さ、読んで。                  ([1]・[2]は丸付き数字
                         でしたが、機種依存文字なの
                         で変更しました。)
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[1]
*(もともとの本部の方針「やらない」に対して)[1]=柔軟。
*[1]にすることで混乱がさけられる可能性が多くなるのでは。
*混乱は(入学の方が)分裂開催。生徒の議決と新入生を両方とれる方法が見つかる
 かもしれないから[1]の方が良い。
*3学期のアンケートはどうなるかわからない。どうなってもいいように、[1]を
 加えて柔軟な対応ができた方が3年の意向を尊重できる。
*決議文が外部に出てしまった時にフォローの足場にできるのでは。決議文はイデオ
 ロギーで政治的だと思うし、そう解釈するマスコミもある。そういったものから
 [1]は守れるものになると思う。
*([1]も[2]も)5分5分だったけど、意識の変化がないままでは、職会では
 違う観点での話し合いになる。[2]だと議論してないみたい。
*90%の人は(日の君を)国旗・国歌としてよいだろうと考えている。しかし、決
 議文はおもしろいが、90%の人をおかしいと言っている。所高を正しいか正しく
 ないか調査したら正しくないだろう。だから[1]。
*[2]だと過激に見られる。[1]の方が後輩・先輩のためになる。
*少数派のことも考えて、[1]の方が良い。
*今後の幅を増すためにも[1]。
*自分達の主張をするだけじゃなく、その結果も考えてほしい。
*去年とまわりの状況が違う。もう少しまわりを見なくては。教員の力は弱い。
 その辺のことを考えてほしい。去年と同じにしないためにも、少しでも変えていく
 必要がある。
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[2]
*([2]は柔軟な対応をするのかしないのかという問いに)ずっと方針は変わって
 ない。厳格にとか柔軟にっていう問題は上がってこない。そこまで第4号議案で話
 すことではない。
*混乱は少ない方がいいけど、これだけが問題じゃない。[1]はしない方がよい。
*決議文の文だけ残し、精神を残さないで3年が日の君のある式に出ざるを得ない状
 況が“混乱”。精神を大事に[2]。
*最後の日を記念祭で卒業したい。やっぱり[2]。
*日の君が入ったとしても入らないとしてもマスコミは騒ぐ。“混乱”は外ばかりを
 見て中がこわれちゃうこと。反応ばかり気にしないでつらぬくことが大事。
*マスコミの影響は恐いが、[1]を入れたとして、生徒が折れたとしても混乱を回
 避できるのか。できるというのは先生の見方。マスコミからは生徒が折れたとしか
 見られないのでは。
*所高精神を守りたい。公立だからって萎縮するのはおかしい。妥協・対立回避した
 ら、どの学校とも同じになっちゃう。すべきじゃない。回避とかをすると問題をベー
 ルに包んでしまう。あきらめたくない。決議文を大事にしなくちゃいけない。
*決議文は少数派を守るもの。本当に守りたいのなら[2]。
*[2]。それに基づいて、卒実も原案を作ってくるだろうから。
*校長交渉で不利になるから[1]はやめた方がいい。校長に対してやけに譲歩して
 るように見える。
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│[1]から「原則として」を抜いて、活動内容に「(式などで)著しい混乱が考│
│えられる場合は、話し合い・アンケートによる」と入れるのは?       │
│                       → [1]と[2]の折衷案│
└────────────────────────────────────┘
 │
 └→[1]と変わらない。方針=方向性だということがわかっているのなら、
   式がどうこうと入れるべきじゃない。

⇒なんと、意見が10対10で真っ二つになってしまった !!

┌────────────────────────────┐
│これでは決着がつかないので、生徒総会・職員会議に2つの案│
│を出すしかないということになり、次回までに[1][2]を│
│議案書にすることに決定!!               │
└────────────────────────────┘



1/8 第5回

[1]・[2]それぞれの議案書を確認して終わる予定だったが、

生徒側が折衷案の提案をしました。

┌────────────────────────────────────┐
│ 具体的な活動内容に、「入学や卒業行事において最善の策を考えるために、 │
│ 話し合いを重視していく」と付け加える。                │
└────────────────────────────────────┘

※生徒側は12/28に集まり、生徒だけの話し合いをし、提案を1つにしようと
 しました。

〈提案理由〉
*総会に2つの案を持っていくのはよくない。修正案も出しにくくなる。
*[1]→“方針”ということがはっきりする。より明確に。
 [2]→“方針”=“原則”だから、付け加える必要はない。付けると校長交渉の
     ときに不利。

生徒としては[1]も[2]も似た気持ち(話し合いを重視。初めは決議文に基づい
ていく)だった。

しかし、ここで提案がされること自体に問題がありました。

☆前回、両論併記ということで決定したのに、今までの議論が考慮されていない。
☆(前回[1]の人達は)どういう思いで「原則として」を入れたのか。
☆協議会の論点である活動方針はそのままであり、決議文を認めた形になってしまっ
 ている。

┌────────────────────────────────────┐
│前回、真っ二つにわかれた意見を生徒が1つにまとめたのはよかったし、両論併│
│記に疑問もあるから、この案が全会一致で支持されるなら、会議のルールを少し│
│離れてもいいのでは、という意見もありましたが、あくまで手続きを重視し、会│
│議の決定を尊重して、両論併記の提案をすることに決定!!         │
│※この案自体にも反対意見があり、全会一致にはなり得ない状況でした。   │
└────────────────────────────────────┘



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