入学説明会の録音テープ
反訳書
1998年3月18日(水)
(Web管理者記)
この反訳書は、1998年3月18日に行われた入学説明会で、内田達雄校長が隠
し取りしていた録音テープを起したものです。テープ起こしの専門家が行った作業と
思われます。
公開口頭審理で明らかになったことですが、この反訳書の段落を落とした箇所の多
くは校長と教頭の発言内容です。録音テープには、説明している人の声と、校長と教
頭の私語が重複している箇所もあるようです。
公開口頭審理では、この反訳書をもとにした証人尋問もかなり行われました。
尚、一部の人名につきましては■で潰しました。
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「あらたー、もういいの。これ、もういいの」
「違うのがある、違うのがあるよ、達うのが、ほら」
「PTAから出してる 」
「わかんねえ。入口で配るんじゃないの。向こうの門、門の外で」
「外で配ればいいんですけどね あれはちょっと手に入
らない 」
「外で、まだ始まらないから 門 違う」
「あー、あーあーあー」
「それから、P丁Aの後の質疑応答ってまずいですね。」
「PTAの後に質疑応答って 」
「 前にね 」
「申し訳ありません。資料を1家族で2部お持ちの方は1部後ろへ返していただきた
いと思います。あの足りなくなってきそうなので資科は1部、1家族1部ということ
でよろしくお願いします。多く持っていっている方は後ろに ください。」
「 の前にね 質疑応答なら質疑応答って
生徒会やPTA関係やってから質疑応答って、
「あんまり出ないんじゃない。」
「出ない 」
「出ない気がするな。」
「 一式
「 これ除いたもので 」
「 うん 」
「 してもらえます
「英語等の課題も、えー2部お持ちになった方、お戻しいただきたいと思います。
各教科から出されました課題は、あの1部ずつお取りいただきたいと思いますので、
余分な方はお戻しいただきたいと思います。」
「 うーん、あ、どうも PTAの会長 」
「間もなく定刻になりますのでお急ぎ下さい。」
「 そいで、あのー、1部ずつってふうに 」
「 1部ずつ 」
「1部づつお取りくださいって。」
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「1部ずつ」
「12345678910、あるかな。123456 」
「前の方空席があります。前の方に空席がありますので前の方までお願いします。」
「先程も申し上げましたけれども、口座振替依頼書と身分証明書発行台帳につきまし
ては皆様の右後ろ、私の左手奥になりますけどそちらの方に始まる前にお出しくださ
い。確認をして、不備のある場合は終わった後お呼びするかたちになりますので、今
のうちにお出しください。」
「今配っちゃっていいかな。今配っちゃって。」
「 今配っちゃ 」
「うんうんうん、今配っちゃおう。で、あの 先生、配る資
料があるんで、前から1部づつお取り、回しますのでお取りくださ
いって言ってくれます。」
「 1部ずつ 」
「今から配布物を回しておりますので、1部づつお取り下さい。」
「クラスごと後ろに回してくださいって言ってくれます。
大丈夫だね。」
「1家族で1枚でお願いします。後ろに回しておりますので、1家庭1部づつお取り
になって後ろに送ってください。」
「これちょっと
「うん
「はい、ええとそれでは、あの4分ばかり してしまいましたけど、始めたいと
思います。えー、入学許可侯補者説明会 から始めたいと思います。最初に校長よ
り御挨拶がございます。j
「えー皆さんこんにちは。えー今日はあの彼岸の入りでしょうか。暑さ寒さも彼岸ま
でと言いますが、まだ朝は、また特に、このタべあたり強い風が吹いて寒うございま
したが、えーこの時間になりますと、さすがに春だなというようなことで、大分気温
が上がりまして、えーまあまあなんとか我慢できるって言いますか、気温になりまし
てほっとしております。
今日はあの大変あのお忙しいところをお集まりいただきまして、ただいまから入学
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許可侯補者説明会ということで、えー進めさせていただきたいと思っております。
えー先日試験がありまして、えー推薦並びに一般それぞれの入試がありまして、
えー、そこで試験を受けられて侯補者になられたということで、まずもっておめでと
うございます。えーこれから入学までですね、えーいろんな時期がございますが、生
徒さんいとってみれば、中学校は卒業したし、高校の入学までということで非常に気
が、気持ちが明るくなって楽しい時期だと思います。えー私も近所の中学校の卒業式
に出させていただきましたが、えー素晴らしい卒業式を一緒に体験させていただきま
した。
えー、今日はあのいろいろこれから本校に入学した後ですね、高校生生活を送るに
ついて、いろいろな係の者から御説明をさせていただきます。えー後で御質問をいた
だく時間がございますので、えーその時に、何かありましたら出していただきたいと、
こういうふうに思います。
さてあれ、今お配りした、あのー入学式の時の資料、まだお持ちでない方いらっしゃ
いますか。よろしいですか。後ろまで回りましたですか。さて、今お配りいたしまし
たようにですね、次にお集まりいただくのは4月の9日になります。えー、9日の日
程につきまして、えーそこに上げさせていただきましたが、えー、4月9日の木曜日
が入学式があって、その後入学を祝う会ということの校長からの御案内でございます。
えー、受付が8時45分から9時25分まで受付をさせていただきまして、この中で
今と同じような感じでございます。えー、その後、時間はその25分まで、9時25
分まで受付がございますので、そのままお待ちいただきまして9時半から10時半ま
で入学式というふうに計画をしております。
えーまああの、もとより中学校の先生方からもお話をいただいたと思うんですが、
生徒諸君がですね、卒業して、えー入学まで、先程申し上げましたけれども、非常に
こう、楽しい時期であるけれども、まだ君たちは、高校へ行く生徒は、入学許可のま
だ候補者なのだから、しっかり生活をしてですね、めでたく高校に入学するようにと、
こういうようなお話はそれぞれ聞いていると思いますが、最終的にですね、私の方で、
入学式の中で校長の方から入学を許可すると、こういう形になっておりますので、そ
のへんは十分御理解をいただいて、時間に遅れないようにお集まりいただきたいと思
います。
えー、今、あの、資科をお配りしましたので、後で御覧いただきまして、よろしく
お願いしたいと思います。
えー、なおあのその後、入学を祝う会というのが、これ生徒が中心になっていろい
ろ企画をしまして、先生方の適切な御指導の中で行われるわけです。えー学校の方と
しましては、初めての催しでございますので、入学式に続いて入学を祝う会もですね、
素晴らしいものになればと、こういうふうに思っております。えー、ひとつ、当日は
よろしくお願いしたいと思います。
この後、いろいろな係からいろいろなことを申し上げますが、ひとつ、お疲れにな
ると思いますが、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。よろしくお
願いします。」
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「それではあの、この後説明が続くと思いますけどもよろしくお願いしたいと思いま
す。最初に教務関係。」
「えーよろしくお願いします。では入学のしおりというのをお持ちでしたらちょっと
出して 。あの合格発表の日にお配りした冊子でございます。この冊子の中味の、
えーと補足 係から 最初に 8ページをちょっと開けていただきたい
と 」
「特に問題ないでしょ、ね、そんなにねぇ、こちこち
かといっていい加減 わけじゃなくね。 短く 」
「 うん 」
「で、8ページに教育課程表というのが載っていると思いますが、ここの部分に関し
てはあのー高校でずいぶん、あの工夫をしている部分がこの教育課程にあります。う
ちの学校の場合にはちょっと複雑で、ここで全部説明しても、あの何でしょうね、あ
のどーもその場になってみないとわかんないという部分がありますから、だいたいの
すじを説明して、後は、えー時期が来ればまた説明会等開きますので、その時に詳し
くお聞きになっていただきたい。
えーと最初にまず入学しますと、1年生のところ、数字が書いてありますが、○と
かあの△のついてない場合は必修ですのでそれを受講することになります。ですから
1年ですと選択になるのは、この前出していただいた芸術の選択となります。芸術の
音楽・美術・書道の中から1科目、それ以外は全部必修になります。えー数字は単位
数といいますが、あの簡単に言えば週に何時間やる 例えば国語Iに対しては
週に5時間行いますよ というふうに見ていただければと思います。2年になります
とえー選択が、理科の選択があります。生物・地学の選択で、これがえー6、入って
すぐですけど6月くらいに希望を取ります。で、えー、その理科の選択が2年次、3
年になりますと、文系、文理系、理系という3つの類型に分かれまして、その中がさ
らに、選択科目が なっている
これの説明については2年生になった6月くらいに、えーもちろん生徒対象にも行
いますが、保護者対象にもえー行います。で、どういう取り方ができますよという話
をします。で、この、ま普通ですと、文系・理系2つのパターンですが、うちが文理
系を置いているというのは、えー一言で言うと生物が違う。ですから例えばお医者さ
んになりたい。それから薬剤師関係、そういう生物が必要な方面を目指す人は文理系
をとるしかない。文系と理系では生物が 。そのほかについてはそれほど束縛
はありませんというのがこの教育課程です。で、えーとりあえずですから1年に入っ
たところで、芸術に関しては ですが、それ以外についてはじっくり考える
時間はあると思います。
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えーそれからその教科 っていう右側ですが、使用教科書購入について、これ
今日、本屋さんが売りに来ていますので、帰りに是非お買いになって。今日買えない
場合はそれに書いてありますが、航空公園の西側のところに、ちょっとわかりにくい
のですが、あの、この本屋さんおおうん堂というのですが、そちらに行けばえー売っ
ています。で、えー、3月いっぱいという書き方をしているのは、あの売れ残りは、
あの本屋さん返してしまうんですね。普通の、えー教科書というのは普通の本と違い
ますから 本屋さん 売ってないものですから、是非3月中に、えー今
日買えなかった お買いになってください。ただし芸術の教科書は各選択確
定してませんので、今日は売っておりません。確定した段階でえー買うことになりま
す。
それから、ちょっとページが飛びますが、え28ページ、で、そこに、28、29
と英語と国語、国語と英語から辞書についてと書いてありますが、一番上に書いてあ
るのが主旨です。というのが、えー3種類の 辞書 ただし持っている
場合にはそれを使用してください。特に買いなさいというかたちでえー載せてあるわ
けではありません。ですからあの どちらでも、書いてあるの全部買う必要はあ
りません。それから 関しては英和と和英と が ただしあのー、
ほとんどは英和ですよね。えーそれもあの授業で説明がありますから、それを聞いて
から、えーじっくり質問して買っても遅くはない。で、辞書 あの、やはり授
業の担当の先生によく聞いてからそういうのを選んだ方が、もし持ってなけれぱ
方法がいい 。以上えー、教務関係 教科書について
」
「これね。こっち来て、こっち来て。これやめちゃっても
この文章ね 校内問題に これね この後
質問があったりすればね。 質問してくれればいいんだ、
誰か。校長これどう思っているんだ そこで出ればだけどね
あのー何ての、グレードの高い挨拶しておいた方がいいと思う 」
「うん、何、 うん」
「あのね、卒業式の後遺症なんかね、感じないようにね。
関係ないんだから本当は 質問があれば答えるけどね。
そうでない場合は言わない 」
「 これを こういうようなことを 」
「 うん、 」
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「続きまして生活指導関係。」
「こんにちは。所沢高校に合格 合格ということですよね。 私は
生徒指導部の生活係の福田と申しますけれども、2点ほど説明させていただきます。
お手持ちのえー入学のしおりの10ページを御覧いただきたいと思いますが、あの
自由と自主の、まあ、を旨とております所沢高校に生活指導、生活係というのがまあ、
あるのかなあというふうに思われている方もいるかと思いますが、まあできればあの
この部所は一番暇であってほしい部所でございます。えーそこにあります、あの校内
生活上心得のところに私たちの自由は権利章典で保障されている。その大切さを忘れ
たり、意味をはきちがえて行動すると他人の自由を奪うだけでなく自分の自由も奪っ
てしまう。えー最初の2行で自由という言葉が3つもこう出てきますが、このような
言葉で始まる生活上の心得を持っでいる学校は、まあ全国にも数少ないのではないか
調べてはおりません 数少ないのではないかというふうに思うのです
よね。実はこれは去年まではごく普通の、えーとあの、普通にみられるような規則が
並んでいるというものでした。これをかなり長い時間をかけまして、あのそこにあり
ますように、校内生活上の規則のえー第2段目にありますように、生徒規則検討委員
会というのを、生徒と教員で発足しまして、改正してきて最初の年ということになる
かと思います。ですからこれがあの と あり になるかならないか
は、あのこれからの所高生にかかっておりまして、この、こういう心得のために、い
いかげんな、だらしない学校に、ということでありますと、せっかくの先輩たちのあ
の一生懸命考えてきた、あの、教員もけっこう になってね 自立
というのは 自う立つ と自ら律するという両方ございますけれども、
その自らを律するということですね。それをそのカをつけてもらいたい。その力があ
るかないか、そのせめぎあいの中でたいてい かたちで決めたものものですの
で、あのこの中で 自分で立つためには何を律していけば、自分の自由のた
めに権利もあの保障できるのかということを、3年間の中で考えていかなきゃいけな
いという、大変な学校に入ってしまったということで、これは特にあの当人の生徒が
大変ということもありますし、それから御家庭も大変 。ある意味では、今
家庭の力というのを信頼して、家庭の力というのは あるわけじゃないで
しょうけれども、あのー憎たらしい、生意気な子供を持てば持つほど鍛えられるのが
家庭の力かなと思いますので、あのーこのあたりで、あのー家庭の中で、わが家の文
化や、あの 良識というのはここまでだというせめぎ合いをしていただきまして、
各家庭のあの自立するための最低の基準というか、ここまではだめだというこ
とを話し合っていただきながら、あのまあ するのも、あの
そのためにしつけ、 必要かという お考えになっでいただく3
年間だと 。
で、去年おもしろいあの、説明会が終わった後でおもしろいあのお電話をいただい
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たのですけれども、あの自主自立ということで子供はですね、親の言うことは聞かな
い。服装から何から全部自分で決めるのが所高なんだと、そういうふううにあの解釈
して、親は 聞かないというようなことをお電話でいただいたのですが、そ
ういうこともおもしろいかなと思うんです。そういうやり合いがあるということもで
すね。ただあのこれだけはあの最初に申し上げておきたいのですが、まだあの未成年
で、それで残念ながら、たとえ殺人をしても極刑にはならないというのは、本当に自
己の責任能力というのを本質的には認められていない年代です。ということは逆に申
しますと家庭の責任というのを求められます。ですから、まだあの少しずつ減らして
いっていただく時期かと思いますが、御家庭のあの規律というか こういう様
式でやっているのだという 是非あの親の話も聞いてそして自分の意見も
出していって、その両方の折り合うところを学校に持ち込んでいただく 。持
ち込んでいただいたものは最大限保障しようという、そういうことかなっというふう
に、とにかく初年度でございますので、あのこれを生かしていただくというこういう
是非 考えていきたいということで御協カを いただきたい
。そういうことで何かこう っていうのは、親の言うことを聞かないという
か、話し合いが難しい時期でもありますので、なかなか大変な とかね、お金
が高すぎるんじゃないかとか、 とか、いろんな不安は出てくるかと思います
けども、 でありましたら、それは忌揮なく学校の方と相談 こちらも
これで何も考えないということではありませんで、一緒に考えていこうということで
すのでよろしくお願いしたいと思います。
それからもう1点ですけれどあー、教育相談についてという、あのB5判のプリン
トを差し上げているんですが、えーとまあ、いろいろな事件が今現象的に社会で起き
ておりまして、あの各中学校には1つずつ教育相談室を設けたいというような、あの
も出ているようですので、あの、なじみのない言葉ではないかと存じます
が、あの残念ながら教育相談室とかいいながら所沢高校には部屋は、部室はまだござ
いませんで、組織だけがあの先にできております。えーそれであの訪ねてくる場所と
いうのが、なかなか一定しておりませんので、あの大変なんですが、内容的にはそこ
にありますように、あの思春期の一番あの、ものを考えるということで、あの子供の
悩みは親が思っているより、私たちが思っているより深いかと思います。
「今日配ったものの一式っていうのわね、普通持ってくるよね。」
「 うん、うん、 それを竹永さんに言えば、くればいいって言っ
てたからさ、さっきね。もらってきなさいよ、ワンセット、全部ね。
会場の うん、うん 」
「そこにいないの、竹永さん、いないの。」
「 もらった方がいいよ。わかりゃしない。」
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で、あの、特にあの所沢高校を られる 生徒さんは、自分に対するプ
ライドが高いですし、だから今までかなり背伸びして ますし、ある意味では
そういうものをやり続げて、あの頑張ってきた生徒もけっこう居りますので、ここで
急に自由になりますと、あのなかなかあのまじめに考える生徒さんであればあるほど
バランスを崩すこともあります。それはあの恥ずかしいことでも何でもなくて、本気
で自分の人生を引き受けてあの生きていこうと思えば、あの あるわけで、そ
こはあのいくら自立の時期だといっても、やはり御家庭なり、あの私たちなりがあの
見張っているというか、見守っているというか、時々は目を離さないと不自由ですけ
ども、あの見て見ぬ振りとかなかなか難しいんですけど、そういうことで一応は
時期 それであのもし本人から 自力で考えるというよりはかなりあ
の に混乱しているのじゃないかというふうに思ってくるというのはなかなか
難しくて、あのとてもきれいな メルヘン 学校の場合には、きれいな
花壇の間を通って行くという けれど、気が付いてそのような 自分
からというのはなかなか難しくて、やはりあの することは 。
またあの、まだあの前途洋々の4月を迎えていない状態でこういう話をしても、ピ
ンと来ないかと思いますけれど、 組織はありますので、生徒指導部に、
それから各学年に、お電話で 結構ですし、 以上です。」
「続きまして進路関係。」
「こんにちは、えーと進路の係をやっている岡部と申します。えー、あの、入学した
時、入学の時はあの、こういう物をお渡ししますので、ま、今日はお渡しできません。
これ去年のです。5月になるとまた今年のですね、新しい情報が入っているのを差し
上げるわけですけど、えーとまずあの、心構えとしてですね、皆さんは、あの、中学
校の時の進路というとまあ、高校受験一本という感じで来られたと思うのですけども、
高等学校ではですね、大学だけかといいますと、ま、そういうことはないですね。大
学だとしても、大学もいろいろ多様化しています。じゃ、どうやって進路を見つける
かっていいますと、あの、学校で、えーこれからいろんな勉強が、あの評価されます。
その評価も中学校よりもいろいろ複雑、それから深くなってきますね。そういう中で
自分に適したものが何か。あるいはあの、社会と結びついてどういうその進路の自巳
実現するかということですね、ま、高等学校の中で、まあ教科だけではなくて、その
生徒会活動だとか、あるいは教科外の活動を活発にすればするほど、あの自分の将来
の進路が確定してくると思うんですね。そういう要素が非常にえーと大きい。特に本
校の場合は、あの部活動ですとか生徒会活動が大変盛んですので、まそういう中で一
生懸命、あの、活発にですね、やれば、それだけ自分の将来の進路が明確になってく
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るんですね。ま、そういう点では恵まれた所にあの来られたんじゃないかというふう
に、私も子供を持っている、あの、ことから考えますと、その こういう学
校でのびのびとやると、それだけあのいろいろなことがわかってくるんじゃないかっ
ていうふうに思われます。で、本校のですね、具体的な進路については、えー、これ
あの、大学受験があのほとんどだと言っていいと思うんですね。大学・短大ですね。
専門学校が若干有ります。ま今年でいいますと、専門学校に20名ほど、もう少しい
るかもわかりませんけど、あの、就職はほとんど全部しないですね。ですから、あの、
入った時点では皆さん大学受験を志すと思うんです。ま、それがだんだんと年がたつ
に従ってですね、いろいろ変わっていくと思うんですけど、早く職業に就きたい、早
くあの技術を身につけたいっていう、そういう要望もだんだん出てくると ね。
そういう子は専門学校などに行くんじゃないかと思います。ま、いずれにしてもです
ね、えーと、卒業の段階で、高等学校の卒業の段階で、何をやったらいいのかってふ
うに迷っているようでは困るので、今からですね、進路、自分の進路のことをやはり
真剣に考えていっていただきたいと思います。で、大学の、そのーま、合格というの
はまだ今年はですね、全部あの出ていません。ま、特に国公立大学の後期の試験が、
発表がまだ有りませんので集計がされていませんけど、ま、私立もですね、まだ一部、
あの集計されてませんけど、だいたい現役では、あの国公立、国立大学公立大学です
ね、それがあの10名以上合格しています。それから早稲田4慶應が10名以上、1
0名程度だと思います。えーと浪人では、えー、まあ浪人てのはあの大学を、本校の
場合はですね、浪人がだいたい半分くらい浪人になっている、予備校だとか自宅で
のがおりますけど、ま、その中には、あの合格したところが不満で、それであの
浪人する人も多いですね。あのそれから現役の時は指定校推薦というのがあります。
あの成績によって、ま慶應とか早稲田とかいろんなところから推薦するように依頼さ
れますので、まそこに成績のいい順番から行くんですけども、かなり大学から仮に1
00校、100人来てもそのうちの50人応募しないんですね。やはり自分の行きた
い、自分の進路にあの合わない学部だと行きませんので、ですからそういうのはいっ
ぱい残している。だから自分で一般受験で行く人が多いので、えー結局、浪人も少し
増えることになりますね。他の高等学校などでやっているように、あのせっかくある
のだから無理にそこに、その押し込んでですね、推薦の大学に行かせるようにするっ
てのは行っておりませんので、自分が行きたいっていう所にですね。それをあくまで
も まあそれを勧めているわけではありませんが、あの生徒本人がそういう
が多い 。浪人の場合も今年は、国立大学や公立大学は20名程度、現
段階であの合格しています。早稲田も慶應も合計15程合格したという報告がありま
すので、ま、去年よりは大変 。現役ももちろん去年よりは良くなっていま
す。で、これらがすべて集計されるのは4月いっぱいかかりますので、えー5月にな
りましたら先程 色はまた変えると思いますけど、こういうの
して、どのように心構えどういう心構えでどういうあの進路を選択していったら良
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いか 。そういうところから学びとって行ってもらいたい 。詳しい
ことをお聞きになりたい場合にはやはり入学した以降にしていただけたらと
」
「次に保健関係。」
「こんにちは。30分くらい経ちましたのでちょっとそろそろ眠気 と思い
ますので、ちょっと 上げて、少し楽になった 。保健関係の方よろし
くお願いします。私は保健室の岸本と申します。えー、本校は30、30クラスとい
う大型の大規模校ですので、今年から保健室の方は養護教論2名というかたちでやっ
ております。もう1人保健室待機しておりますのでよろしくお願いします。
まず入学のしおりの13ページの方ですけれども、えー日本体育学校健康センター
ということで小中学校の方でも入っておりますのて、中味は同じですので読んでおい
ていただければと思います。で、あのー、全員加入をお願いしておりますので、入学
して、しましてから学年費の方から掛け金を振り込んでいただくということになりま
すので、もしそのえーと、該当するようなけがをされた場合ありましたら、保健室の
方に来てください。
次にあの保健関係の方で3種類の用紙をお願いしていますので、しおりの後ろの方
のページから行きますので裏表紙をまず開いてください。そうしますとえーと一番最
初ちょっと開く形になりますが、心臓検診の調査票になっております。これはあの入
学後に全員が心電図検査を受けますので、その時の資科にしてますので、一つずつて
いねいに書いていただけるとありがたいと思います。えー1枚もとに戻ります。そう
しますと保健調査票Bというものがついて ます。この学校もやはり傾向的には
喘息を起こしたお子さんが多いということもあのーありますが、喘息に関しましては
発病したところから直った年齢まできちんと書いていただけるとこちらとしても把握
し、把握しやすいので、よろしくお願いします。ただしあの今でも発作の出る方がい
ると思いますので、そういう方は発病の年だけで書いていただければ、 発作が
ことだあるんだなということがわかります。で、少し下の方を見ますと結核検
診についてというのがあります。このあの就学、小学校就学前というのは、あの学校
に入る前ですので母子手帳の方、小学校までは母子手帳の方にいろいろ記入されてお
りますので、そちらを見ながら書いていただけるとありがたいと思います。もしあの
見つからなかった場合はこのままで結構です。で、その前のページは、一つだけこれ
色が変わっています。ピンクの用紙になっていますけども、これがあの に
必要なものでして、俣険証 。緊急時に大いに活躍しているわけです。あの自宅
以外の緊急連絡先というところが3段ありますが、すべてに記入しなければならない
のではなくて、希望する場所、あのおかあさまで、あの常勤の方ももちろんいらっし
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っやいますけど、パートとかも うえで職場などのお電話番号とか書いてあ
ると、あのー、特に本人の意識の場合、ない場合ですね、 起こり得るこ
とで 去年もありました。そういう場合については自宅とここにある連絡先しか
連絡ができませんので、それを了解していただきまして、書いていただけるとと思い
ます。で、えーと右側の保険証の写しについてですけども、ちょっと小さく書いてあ
るんですが、あの保険証の表と裏をコピーすること。感熱紙と言いまして青コピーっ
ていうのが、今はかなり数が少なくなってるんですけども、それをあのされてしまい
ますと、青コピーというの文字が消えてきてしまいますので、それはちょっとやめて
いただきたいと思います。それからあの縮小コピーをされてしまいますと、病院の方
で認めてもらえない場合もありましたので、それも御遠慮いただけるとありがたいと
思います。で、このもの自身を病院の方へ持っていくのではなく、これをまたコピー
した形であの、持っていきますので、左はじだけ糊付けしていただけるとありがたい
と思います。で、あの在校中に期限が切れてしまったりとか、保険証が勤務先等が変
わりまして、変わった場合、そういう場合にはなるべく早くコピーしていただいて、
担任を通して保健室の方に提出していただければと思います。で、この用紙っていう
の必要なのかなっておっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんが、本当にどういう
時にどういう形で起こるかわかりませんので、どの生徒も使う可能性があるというこ
とを御理解の上、記入していただけるとありがたいと思います。
で、以上この3種類の用紙について説明しましたが、この中には重複する部分とい
うのがあるのですが、あのそれぞれにおいて必要な場面が違いますので、えーよろし
くお願いしたいと思います。なお、あの書きにくい用件のある場合だとか、あと治療
を受けている病気がある、というようなことがありましたら、お手紙でも直接でも結
構ですので保健室の方へ寄っていただければと思います。保健室は1号館のえーと
にありますので、よろしくお願いします。で、入学されましても身体のこと、
心のこと、心配なことがありましたら、本人でも結構ですし、保護者の方でも結構で
すし、あのいつでも相談をしてください。学校生活の中でクラス担任が父親だとする
ならば、あの私達養護教諭は母親の役だと思っておりますので、よろしくお願いしま
す。保健関係は以上です。」
「続きまして各教科よりということなのですけれども、3教科から連絡がございます。
最初に数学。」
「えー皆さんこんにちは、数学科の教員の久野と申します。よろしくお頭いいたしま
す。えー、数学科では毎年この時期新入生対象に課題を出しております。えー、受付
の方で半切B5判のプリントをお配りしてあるのですが、えーとそちらを御覧くださ
い。先程教務関係の説明の中にもありましたように、教育課程表で御覧になった方は
御存じだと思いますが、本校では1年次、数学1と数学A、えーそれを週5時間勉強
することになります。
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これは各クラス1人の教員が担当します。それで、えー、ま、違う科目なんですが、
4月はまず数学Aの第I章数と式から勉強することになりました。この単元は中学の
復習になっております。えーですからまあ、中学の数学から高校への数学にスムーズ
に移行できるように、また、まー所沢高校に合格されてます皆さんですから、ある程
度こう、少しま、勉強すれば中学校ではできたのではないかなあと思いますが、高校
に入って、まあとにかくこなす量が多いです。ある程度覚悟しておいてもらいたいん
ですが、まあそういった意味でも予習するという姿勢を身に付けてもらいたいと思い
ます。そういった点から、えー課題を出します。えープリントにありますようにその
数学Aの教科書8ページから31ページまで、それの問題をすぺて解いていただくこ
とになります。えーこれは授業用のものとは別のノートもしくはレポート用紙に書い
て、4月最初の数学の時間に提出するようになります。えー、何事も がか
んじんですのでよろしくお願いいたしたいと思います。以上で。」
「これそう うん、だから 」
「う、あれ あれっどこいっちゃった 」
「県内にあるんだね、拓銀ての がねえ。」
「英語 」
「続きまして英語科。」
「それでは英語科の方から少し 資料は受付で配りましたあのB4のと、
それから―青っぽい本が2冊、本が2冊、本というかあの が2冊 があ
ります。これにつきまして簡単に説明させていただきます。えーとこの2冊のテキス
トはですね、まずちょっと大きめの方のえー高校英語入門演習という大きめの方は、
これは中学校の復習のテキストです。ま、文法仕立てになっておりまして、えー中学
校の総復習ということですね。ですから、ま、これはあのもちろん授業では行いませ
ん。えーしかも解答もですね、後ろに付いでおりますので、各自自宅でなるべく早く、
えー目を通して するようにお願いします。これば特に提出とかはございませ
ん。ま、中学校の総復習ということですね。それからもう1冊、その青い本小さい方
のは Yuko and the white flag という、ゆう子と白い旗というね、これ沖縄の少女
の ですが、これがですね、実はその渡したプリントの方に書いてある、
えーサイドリーダーの読みもの第1冊目ということなんですね。えー、ですからえー、
教科書ではありません。教科書とは別にえーこれもやはり自宅で読んでもらいます。
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これもプリントの 番までのが、これが今日のですね。3番の年間のスケジ
ュールと書いてあります、この1冊目を、 と書いてあります
これをえー自分で読んでいただきまして、えー5月の連休明けに簡単な テ
ストを行いたいと思います。これが、まず1冊目がこの Yuko and the white flag
という読み物ですね。ここにも ありますが テストの結果は各学期
の成績に含めるということです。よろしいでしょうか。ということでサイドリーダー
につきましては年間5冊、皆さんにやっていただく予定でおります。費用の方は学年
の会計の方から ます。そしてこのサイドリーダー、最初の入門、文法の入
門編もそうですけれども、いずれも授業中には使いません。えー自学自習を
よろしいでしょうか。沖縄の少女の方の話は解答も入っておりませんので、えー、
文法や語法の問題はできるだけ、ま、えーテストにも出しませんので、内容把握です
ね、内容を理解するようにえー読んでください。その読み方につきましては下半分、
左の下半分のところに書いてあります。よろしいでしょうか,その2冊の読み物につ
いては以上ですが、プリントの右側の方に行きまして、英会話、NHKラジオ英会話
入門と書いてあります。えー、まあどこの高校もそうだと思いますが今、えー英語1
これが週3時間ですね。3単位で、それからもう1つオーラルコミュニケーションB
という英会話の授業、これが週2時間2単位、合計で、えー5時間5単位となってい
ます。で、高校に入りますとこういうオーラルコミュニケーションと言いまして、え
ー話す、英語をね話すこと聞くこと、スピーキング、リスニングですね、この2つの
要素、特にこれからますます要求されることが多くなると思いますんで、オーラルコ
ミュニケーションの授業を週2時間やることになります。で、それにつきまして高校
生にちょうどいい番組としてNHKのラジオ、ラジオのえー講座を利用するといいと
いうです、もちろんテレビもありますけれども、ここではラジオの英会話入門とそれ
からもう1つ英会話って書いてありますね。その黒、白抜きの。皆さんでしたら右側
の英会話の方でも十分ではないかと思います。特に、えー苦手な人は英会話入門から
でもいいかと思いますけど、できたら英会話の方で大丈夫だと思います。それからで
すね、えー、今どこの学校にもAL丁といってアシスタント・ラングイッジ・ティー
チャーね、ネイティブの方が学校に来ております。本校でも現在はオーストラリアか
ら女性の先生がみえております。その方がオーラルの授業の時々に一緒に、英語の担
当の先生と一緒にみえまして、 ます。そのAL丁のですね、英語のネイティ
ブの先生を大いに利用していただきたいということですね。皆さんが仮に個人的に英
会話の学校などに行きますと、1月1万近く ますし、だったら、自分で
ということで、大いにこのALTの、ま、現在 にどんどん話しかけて
ください。えーそういうことで、あとそのーラジオのNHKの時間帯などが表になっ
ておりますが、一部ちょっと訂正されていない部分もあります。良くこれを御覧にな
って、是非ね、ラジオ講座などをと思います,えー、英語科からはこれだけです。」
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「えー続きまして体育科より。」
「えーこんにちは。体育の代表 塚原と申します。よろしくお願いします。
体育の手引きという冊子がお手元にいっていると思うのですけれども、平成10年度
版、えーこれをまず開いてもらいますと、これから1年生、学校に入ってから、体育
の授業やる に ですが、これの年間計画がかいてあります。まあ1年
生ということで一番上の欄を見てもらうとわかるのですけれども、男子の場合は陸上、
ラグビー、と小さくサッカー、それに柔道が入っています。女子の場合ですと、
ハンドボール、 とハンドボール、 総合、こういうような形を1
年生の時にはやる。あとそれぞれ2、3年生のも書いてあります。えー特に本校の場
合ですね、重点種目というのを置いているのですけども、男子の場合ですとラグビー
とバレーボールと各種武道と女子の場合ですとソフトテニス、ダンスと新体操、これ
はだいたい3年間を通してやるような種目になっています。ま、あとは体育科の目指
すものその他、2ページ体育授業のかた、これについては授業の中で各教科担当の方
が、えー説明すると思いますが、是非目だけは通しておいてください。それと、これ
は保護者の皆さんにお願いなんですけども、2ページの下の方に書いてありますけど
も、4点あります。1点目、よく言われますけども、体育のある日はですね、朝ごは
んたっぷりと食べて、食べさせるようにお願いします。また、あの本校の場合は1限
から体育が入っていることがありますので、その点も、朝遅刻して来て急に授業
けがをされても困りますので、 そのへんも知っておいていただけたらと
思います。あとは2番目として、これは 保健の方でも出たのですけれど、学校、
日本体育学校健康センターに加入しているということで、授業の中、クラブ活動
と ありましたら、担任または保健室、または部の顧問の方に言ってい
ただければ、保険に対応することもできますので、そのへんのことも、また後日聞い
てもらえれば良いとそういうこともあります。あと今、体育着の、早く来ていらっし
ゃった家庭では購入申し込みをされたと思うのですけども、これ後日、4月の3日で
すか、4月3日、本校の、ここじゃないんそすけども、校門入ってすぐ右手に講堂と
いうのが、小さい体育館みたいなのがあるのですけども、ここで4月の3日にお金と
引替券とを持ってえー実際に体育着と交換をして下さい。4月の3日になるんです。
ま、通知の方にも書いてあるのですが、10時から12時、時々あの忘れちゃって
」
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「何かの話の中に出てくる もありますが 所沢高校を
自主自立とよく言われるんですね。で、生徒も私どももそういうふうに考えて
います。で、ではその生徒の皆さんにとって自主自立というのはどういうふうに考え
てほしいかということなんですが、あのー何をやってもいいんだ、何も考えないでそ
んなことやっていいのかということとは本質的に違うと思いますね。学校生活の中で
自分の身の回りにあるいろいろなものに興味を持って、いろいろなことを考え、場合
によっては高校生の学校生活まるごとを通してですね、えー主体的に物事を考え、判
断し、そして成長していってほしいという、そういうことに考えていただければとで
すね。えー今までたぶんその多くの中学校、中学校生活の中と高校生活と大分違う面
があると思います。そのーなかなかその教員の側から具体的な、その指示というか、
えーああしろこうしろということが、決して今までの生活よりは多くはないように思
うんですね。で、じゃあその言われなければ何も考えずに何もしなくていいのか、と
いうことではないと思います。そういう面では所沢高校に入学して、入学した後です
ね、一人一人が本当に先程言いました主体的に学校生活を送ってほしいと考えていま
す。
で、そのそういう上に乗っかってですね、私たち教職員は生徒の自主活動というの
を非常に大切に大事に考えています。えー外側からすごく見えやすいところでは例え
ば、6月にやる体育祭、9月にやる文化祭にあたる所高祭と言っていますが、
ながら いろいろなこう意見を寄せ集めて、で、できるだけその生徒の
手で の手で作り上げていく。見えない面では先程生徒指導の話にありましたが、
学校のその生徒規則ですね、それもやはり、生徒の側からちょっとおかしいんじゃな
いかという声が上がってくれば、それに教職員が受けてですね、えーまあその中には
もちろんいろいろな立場の違いもあり もありますが、生徒と教職員がや
はり一緒に字校を作っていこう、もちろん、その立場は違いますから、私たち教職員
は教職員なりに生徒にいろんなことを言ったりしなければならない場合もありますが、
基本的な考え方はそういうふうに自主活動をとにかく大事にしていこう、という主旨
でやっています。
で、一番分かりやすい1つだけ例にお話したいと思いますが、あの所沢高校には協
議会と言う制度があります。生徒総会で、まあ生徒の総意が決まったことですね。え
ーと例えばこれを職員会議で検討してみて、どうもまずいだろう、この決定ではまず
いだろうという状態になった時にですね、決して職員会議のことを ません
で、
「わからないよ」
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生徒の代表10名、職員の代表10名、これが集まって協議会を作り、その中で意見
交換をし、十分討議し、そしてお互いに歩み寄れた結論をもって、うん新しい出発点
にしていこうと、そういう をもっています。で、その精神はですね、あのー
まさにその今子供の権利条約がどうのと言うことが、あちらこちらの教育現場で言わ
れていますけれども、まさに子供の権利条約に則った、ま、そういうまあ自分の学校
のことですから、あまり自慢げに聞こえてしまうのはよろしくないですが、素晴らし
いシステムなのではないかと考えております。
で、あの、3月9日の日、ま、新聞では10日ですが、あのさまざまなことが卒業
式、卒業記念祭という新聞報道等があったので、いろいろその興味や関心をもたれて
いる方が多いのではないかというふうに思います。この後、その映像とか生徒会の方
からも生徒の説明もありますが、えー教職員の方として概要をきちっと抑えておきた
いというふうに思います。生徒の側は8月、昨年の8月からですね、えー準備を始め
まして、えー各クラスの討議を経て11月の生徒総会で卒業式に代わる卒業記念祭を
行おうと、えー生徒の自主活動として体育祭や文化祭だけではなくて学校全般の行事
を考えた時に、学校生活の入口である入学式、そして最終の門出である卒業式、それ
に代わるものを生徒主体でやってってこそ本当の意味の生徒の自主活勤なのではない
か、そういう思いが込められていたとそう思います。もちろん私ども教職員も、それ
は先程言いましたように生徒の決定にただただ従ってやってきたわけではありません。
例えば卒業式を行わないということが可能なのかどうなのか。もちろん職員会議でも
ずいぷん議論しました。で、その中で卒業式をやらなくて、やらなくてはならないと
いう決まりはないのだということがはっきりしました。職員会議でもそれに代わる卒
業記念祭でやっていこうと決めたんですね。あの、残念ながらえー何度にもわたって
その との話し合いをしましたが、最終的には3月9日、最終最後の日まで平
行綿になってしまいまして、ま、報道にも書いてるような状態になってしまったのを
非常に残念に思っております。
えー、まあそのことから、ではあのあと3週間後の4月9日にですね。やはり皆さ
んも非常に心配されているのではないかと思いますが、現在私ども教職員も、うん、
後で説明があると思いますが、えー生徒も、4月9日が入学を祝う会のみで行いたい
というふうに考えております。えーただあの今日の冒頭の学校長の挨拶の中で、えー
こういう時程で入学式をやるのだということが伝えられましたので、それではどうな
ってしまうのだろうというふうにおかあさんがた思いますが、あの、正直に申し上げ
まして、3月9日卒業記念祭、あのこれは非常に大変な取り組みでした。初回である、
初めてであるということで。卒業記念祭の終わった翌日からは学年末の試験が4日間
も引き続いてありました。
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で、あの、実際には入学を祝う会、かなり細かい点まで詰めてはあるのですけれど
も、現在学校長との意見が分かれている段階で、この場でですね、4月9日の時程を
出すことは好ましくないであろうというふうに考えました。私たち教職員はこれから
4月9日に向けて、学校長に今までの生徒の取り組み、教職員の考え方、そしてもち
ろん1年学年団の教員の考え方を、できるだけ理解をしていただいてね、4月9日に
は祝う会のみでできればいいなというふうに考えています。そのためには最大限努力
をしてゆくつもりです。ただし、ま、記念祭もそうでしたが最終的に、その折り合い
がつかないことも万一あるかもしれません。で、その場合はですね、この点だけはお
約束しておきたいと思うのですが、4月9日、えー皆さんみえて、迷ったり、混乱し
たりするような事態は1年の学年団としでは絶対に避けたいというふうに思っていま
す。ですからあの、今日の時点で詳細を御説明できないのば非常にそのー私どもとし
ても残念なのですが、4月9日当日には何とかそのいい方向ヘ、所沢高校の入学を祝
う会ができるような状況になるように最大限努力しようと思いますし、決してえーそ
の日に混乱はありませんので、そのへんは御安心をして4月9日を迎えていただきた
いというふうに思っております。
えー1点だけあえて、言っておかなければいけないことがあるのですが、学校長の
話の中にも、先程の事務室長の話の中にも、入学許可という言葉が出てきました。で、
入学許可・卒業の認定これは校長がやることになっています。ただし、ただしです。
校長がやることとやることの意味の解釈は、これはもう一般的な解釈です。えー私ど
もだけが偏って解釈しているわけではありません。入学生、入学許可侯補者から新入
生になる入学許可についてはですね、合格者は4月9日をもって、当然その所沢高校
の新入生となります。ただ、その1つのステップ、けじめとしてですね、その全体で
合意をして、えーこれこれの生徒は合格なのだと、その代表として、えーまあ校長が
入学許可をするということですから、あのー入学許可を与えないから、出られないか
ら、えー所沢高校に入学できないとかいうようなことはありません。あの誤解のない
ように、あえてつけ加えさせていただきました。
えー実務的なことをちょっとお話します。あの、入学のしおりの中で1えー36ペ
ージ37ページ、えー生徒の記録というのがあります。で、何件か質問が出ていまし
たので、あの、写真についてはえーあの中学校の制服でもよろしいです、何でもいい
んですが、あのー貼っで提出して下さい。貼って提出をして下さい。それからこれは
あの2部ありますが、2部貼っで2枚とも提出して下さい。えーそれからですね、う
ん、まあ、裏面にもあの中学時代のことを書くというところ等がありますので、ま、
あの、まあ、そのへんを書き漏れのないようにお願いいたします。えー、これの使用
用途はですね、各クラスの担任の段階で今までも なのかとか、例えば何かあ
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った時に御家庭をお訪ねする時に、その したりとか、そういう日常の教育活
動の助けになるために使うものですのでよろしくお願いします。
それからどこにも書いてないのですが、雑巾ですね、雑巾を2枚、あの持ってきて
いただけますでしょうか。あの日常の掃除等に使いますので
えーそれではあの学年の方の、から伝えたいことはあの以上なんですが、冒頭に申
し上げましたとおり4月9日は私たち教職員、在校生とも本当に皆さんを暖かく迎え
たいというふうに考えております。えーそして所沢高校における生活を共に、
ずつ、素晴らしい高校生活を送ってほしいというふうに考えております。以上です。」
「えーここでビデオをちょっと見ていただきたいと思います。」
「先日行われました卒業記念祭の日のことと、それからあの子供の 」
「 みんなで卒業生を」
「 江口 、大石たつよ、おおいきよこ 」
「 この学校 を変えるのは1、2年生です。 」
「 八木 君、山下まなぶ君、山本こずえ 」
「大変なことを言ったなあ。全部録音してあるからね。あれは大変
なことだよ。」
「あ
「見えない 見えない。映ってるの」
「 力を合わせて 」
「 ありがとうございます。 」
「えーとですね、やっぱり を愛さない人は でしょう。」
「 で、負けた人は手を下ろしてください。 」
「 もうちょっと 」
「 じゃー 簡単です」
「ベトナム人 」
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「えー新入生の皆さん保護者の皆さん、こんにちは。
えーと、今年度この所沢高校では従来の教職員主催の入学式に代わって生徒主催の
入学を祝う会を行うことになりました。生徒主催ということで私たち在校生の方から
そのことについて説明させていただきたいと思います。」
「まずプリントの確認をしたいんですけど、私たち生徒の方から2枚プリントが配ら
れたと思います。えーと1枚は入学を祝う会が生まれるまでという両面刷りの手書き
のプリントです。絵とか描いてあります。もう1枚は、えーと今映像でやっていたボ
イコットとかそういうことの説明が載っているプリントで、その裏にはえーとうちの
学校の生徒会潅利の章典とか、いろいろそういうものが載っています。
では説明して行きたいと思います。まず入学を祝う会の説明の前に、去年までこの
所沢高校ではどういう入学式を行ってきたかということについて説明したいと思いま
す。えーと、今言ったようにプリントに日の丸君が代に関する決議文というのが載っ
ていると思いますが、従来の所沢高校の入学式はこの日の丸君が代に関する決議文に
基づいた、日の丸君が代のない式でした。しかし去年の入学式ではこの決議文がある
にもかかわらず、日の丸君が代の持ち込まれた式となってしまいました。なぜそうな
ってしまったのかといいますと、去年校長先生が新しくいらしたんですが、私たち生
徒や先生方の考える式と新しくいらっしやった校長先生の考える式というものが違う
ものだったからなのですけど、私たちの考える式というものは、従来所沢高校で行っ
てきた通りの式です。新しい校長先生の考える式というものは日の丸君が代のある厳
粛で清新な式ということです。
入学式等でこれまでずっと双方であの話し合いを続けてきたのですが、決着がつき
ませんでした。そして入学式の当日になって、えーと職員会議が入字式の開始ぎりぎ
りまで行われたんですが、えーと校長先生は職員会議を途中退出して、まだ話し合い
の決着がついていないのに退出してしまって、この体育館に来て自分の望む式を強行
してしまったんです。えーその時の生徒会本部役員が、その校長先生の独断の行為を
止めようとしたんですが、校長先生はそのまま式を続けられました。そのため去年の
入学式はあの大混乱という形になってしまったんです。このことは私たち生徒や先生
方の意見をまったく無視されてしまったことになります。そこで生徒会本部ばその式
に代わるものとして生徒の意見を取り入れた卒業記念祭それから入学を祝う会を行お
うと提案しました。そしてその原案が生徒給会と職員会議の両方で可決されて、こう
して今、入学を祝う会を行おうということになっています。
えーと、では、私たちが皆さんをお迎えする、この入学を祝う会について少し説明
します。これは文字通り新入生の皆さんの入学を所高全体で祝おうというものです。
内容は担任の先生からの呼名、それから所高のさまざまな1年間の行事やできごとを
スライドにして上映したり、在校生から新入生に話があったりと、いろいろな要素を
盛り込んだ会になっています。えーと生徒主催ということで、皆さんあんまり聞き慣
れないと思うので、いきなりこう言いわれでも、この入学を祝う会はどういうものな
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のか良くわからないと思うのですが、皆さんが中学校や小学校の入学式でやって来た
ような、校歌を歌うとか、担任の先生に呼名をしてもらうとか、そういうものプラス
えーとスライド上映とか在校生から新入生への話という形だと思って下されぱいいと
思います。それから当日のプログラムの中に在校生からの歌というものがあるんです
が、えーと最初はみんな前を向いているんですが、あのスライドとか見るから前を向
いているんのですけど、その在校生の歌の所で新入生と在校生がこう対面式になるん
です。そこで新入生の皆さんにちょっと椅子を、椅子の向きを変えていただくことに
なるんですけど、そのことについては当日のブログラムに載せるか何かの形で詳しく
椅子の変え方などを説明しておきますので安心して下さい。」
「えーとでは皆さんにお配りした2枚のプリントの所に所高のシステムという言葉が
結構出てくると思うのですけど、そのことについてと、あと去年新しい校長先生がい
らっしやってからの私たち生徒の動きを担当の人に説明してもらいたいと思います。」
「こんにちは。こんにちは。えーとですね、皆さんのところに2枚のプリントがいっ
ていると思うのですけど、この で、左上に入学を祝う会が生まれるま
でっていうふうに書いてあるプリントがあります。大丈夫ですか。えーとそのプリン
トには去年の4月からの生徒のいろいろな動きが書いてありますので、是非その方を
ゆっくり見ておいて下さい。で、今からちょっと2つのポイントに絞って説明をした
いと思いますので、もう1枚のプリントを見ていただきたいと思います。えーともう
1枚のプリントは、先程も言っていましたとおり、日の丸・君が代に関する決議文と
いうものが左の上に載っているプリントの方です。
えーとじゃ、ポイントの1つ目です。この日の丸・君が代に関する決議文について
なんですが、私たちの所沢高校にはこのような日の丸・君が代に関する決議文という
のがあります。これはどのような内容なのかということをちょっと説明させていただ
きます。えーとですね、皆さんは小中学校を通して、日の丸・君が代のある卒業式や
入学式をあたりまえのように行ってきたと思います。それで、皆さんにも日の丸・君
が代に対していろいろな気持ちがあると思います。好きな人もいるだろうし、嫌いな
人もいるだろうし、やりたい人もやりたくない人もいると思います。そういういろん
な考えというのはもちろんあっていいと思うんですね。でも、そういうふうにいろん
な考えのあるところで、そういう、そういういろんな考えの集まっているところで、
どちらか一方に、日の丸・君が代はやるぞ、日の丸・君が代はやらないぞ、というふ
うに一方に決めつけてしまうことは公立高校で行われていいことではありません。そ
れで、私たちは日の丸・君が代を強制されることに反対します、っていう内容が、日
の丸・君が代に関する決議文です。それで、これに基づいて私たちは行動しています
ので、日の丸・君が代のない入学式、卒業式を今まで行っできたわけです。それがポ
イントの1つになります。
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では次のポイントなんですが、次は、さっきも言っていましたが所校のシステムに
ついてです。えーとですね、所校には話し合いのシステムというものがあります。こ
のシステムというのはですね、先生と生徒が意見を言い合って、それでいろいろなこ
とを決定していくという素晴らしいシステムです。これは他の学校にはあまりないん
じゃないかなと思うんですけど、これは所校独自のものです。これはですね、いろん
な、ずーっと何回も何回も前の先輩から受け継がれてきた、築き上げられてきた伝統
ですね。これはとっても良い伝統だと思います。
で、このポイントを抑えた上でちょっと次からの説明を聞いていて下さい。」
「はい、私達生徒の方は4月9日、皆さんを入学を祝う会という形でお迎えしたいと
考えています。そしてこの入学を祝う会なのですが、これは今説明があった所沢高校
の話し合いのシステム、これに則り、きちんと話し合いを 上で、入学式に変
わるものとして入学を祝う会を行うと生徒総会、職員会議で承認され決定したもので
す。つまりこの所沢高校では入学式に代わる新しい行事として入学を祝う会を行うと
決定してるんです。
で、先程校長先生の方から卒業式を行うというお話がありましたが、この卒業式の
ことについては、私達生徒・教職員とも、あ、すいません、この入学式のことですが、
この入学式を行うことについて、私達、生徒・教職員とも承認していません。ですか
ら、このことは校長先生1人の独断です。独断です。で、以上のことから、私達生徒
の方では4月9日、入学を祝う会で皆さんをお迎えしたいと考えでいます。ですから、
これから校長先生との、と生徒の間でもきちんと話し合いをして、当日は入学を祝う
会のみで行いたいと考えています。この、このように私達生徒がきちんと話し合い決
めてきたことをきちんとやり遂げる、そういうことがこの所沢高校の話し合いのシス
テムを守ること、つまり、私達所校生の権利を守っていくことだと考えています。
入学を祝う会まで、あと準備期間は後わずかしかないのですけど、私達生徒の方で
はきちんと準備を重ねて、皆さんを4月9日、素晴らしい形でお迎えできるように、
うん、とにかく頑張って準備をしているので当日期待してこの入学を祝う会に参加し
て下さい。」
「えーと次に、私達生徒がこの入学を祝う会を主宰するに当たって、今どんな気持ち
で取り組んでいるかということを、また、担当の人の方から話してもらいたいと思い
ます。」
「こんにちは。あのですね、今、前に がいるんですが、うち2人が今1年生
で、ちょっとしゃべり方暗いんです。 な内容をちょっと考えさせてもらいた
いんですけど、なぜ変な前振りをしたかというとですね、つまり今1年生ということ
はですね、去年の入学式の混乱を身をもって体験した人です。だから去年の皆さん、
皆さん、それと保護者の方々はここにはいません。すいません。それでですね。何を
言いたいかってことなのですけど、紙を出すの忘れました。えーと、今ここの高校の、
所校の在校生のみんなは祝う会をやりたいと思っています。それと、祝う会を成功さ
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せるために、これから校長先生と交渉をし続けていきたいと思っています。その理由
を今から述ぺたいと思います。えーと特に、あの、保護者の方で、すごいあの入学式
のこととか、中学校の先生とか聞いて、卒業式のことも聞いて、ニュースとかで聞い
て、聞いてじゃない、ニュースじゃ見るんだね、見て、心配だと思っている方々、特
に聞いて下さい。
この祝う会って言うのはもうほとんど言われちゃってて、何のために俺いるんかっ
て感じなんですけど、承認されているんですよ。簡単に言えば、承認されているから
いいってもんじゃないですけどね、承認されでいるからやるんだけどね、生徒総会で
まず生徒の総意ば、生徒の総意としで入学式に代わる祝う会ということでまず承認さ
れていて、そのあと職員会議でも承認されているわけですよ。それでさらにPTAか
ら配られたあれがあったと思うのですけども、そこのもそれを応援したいと、つまり
この学校に関係している、まず構成員である生徒・教職員及びその、そのサポートを
する、する保護者、その3者が一致してるんですよ。で、それが何のためにやってい
るのかといったら、1年生の皆さんを温かくお迎えしたいからなんです。えーちょっ
とおちゃらけた感じでいやだって感じる保護者の方もいると思うんですが、あまり暗
い気持ちで話されると、あんまりこれはよろしくないと思うんで、で、でも平行線の
ままなんです。そうやってうちらが言ってても、そうやって現在、平行線のままで、
ずっと平行線のままって言う意味じゃなくて、平行線なんです、今。それで今さっき
言ったみたいに、それを成功させたい、皆さんを温かくお迎えしたい、そういう気持
ちで交渉を続けていきたいと思っています。で、これはちょっと僕の思い出というか、
所校の記録と言った方がいいかもしれないんですけれども、去年の入学式についてち
ょっとお話させていただきたいです。あのですね。さっき、どういういきさつだった
かと言うことは、だいたいわかったと思うんですけれども、まあ、それでどうなった
かっていう話を、僕はしたいんです。はっきり言って悔しいんですよ。あのそれは、
悔しいって言うのは、その場にいてです。場にいで、あとどうなったかって考えると
いうのはまた別の話し方で話しますけど、自分の入学式が、そうやって乱れてしまっ
たことが、すごく悔しいんです。それで、式が終わった後に、それが無理やりやった
ものだっていうのがわかってしまうとさらに悔しいです。で、僕はここでどっちがが
悪いとかそんなのを言っているんじゃなくて、とにかくこういう悔しい思いというの
は確かに力になります。確かに力になりますけれども、確かに僕はその悔しさをバネ
にして、今、生徒会本部に入っているし、そういう、あの、あの権利について考える
規則等検討委員会というのがあるんですけども、そこに入る人とかの数が、いつもは
2・3人なのに、去年、僕の学年は何と20人も入って、びっくりするような結果っ
ていうくらい、そんなにカになるんですよ。でも僕は、僕はというか所校の人達は悔
しさをバネにしてもらいたくないですよ。何でかというと、今まで悔しさは力になる
けど、 」
------------------------------------(23)------------------------------------
「皆さんこんにちは。合格おめでとうございます。えー、今の生徒たちの話を聞いて
て、私話すことがなくなりました。 タべ、昨日、3月9日と、ずっとまあ、ど
うなるかな、何を話さなければならないかなとさまざまに思案してきました。だけれ
ども、先程生徒たちの本当に物に動じない、それも3年生でなくて1年生が、見事に
自分たちの取組みを、それも校長先生と9月からの話し合いの経過を踏まえながら、
堂々と、自分たちが執り行いたいという宣言を見事に仕切ったことに私は感銘を受け
ております。それは、卒業記念祭のあの事実の中に、また生徒たちが3年間の中に、
いかに成長するものかということを本当に実感させられました。この間の報道で、さ
まざまに不安な生徒さんご自身、あるいは保護者の方いらっしゃるかと思いますが、
今日のこの挨拶、そしてまた先程のニュースのビデオの中に御覧になったように、そ
れぞれが、それぞれに自分の責任を自覚しながら成長していることを、まさに目の当
たりにしたことと思います。
私たちこの間ずっと、生徒たちの言葉にもありましたように、PTAとして生徒た
ちの最善を私たちが考える義務があろと、子供の権利条約にも記されていますように、
自分たちが自分たちの足で歩むことこそが大事なんだという所校の、今、百年を迎え
る、その歴史の中で積み重ねられた、その大事なものを しっかりとサポートし
たいと思って、この間取り組んできましたし、それをまた皆さん、新1年生の皆さん
がさらにね、そのことを充実したものとして作っていってくれるだろうと本当に信じ
ますし、さらに中味あるものに、3年間の生活を通じて作っていってほしいと思いま
す。生徒たちの、本当に自分たちの子供を、しっかりと信じて見守っていって大丈夫
だということがわかったと思いますので、是非是非入学祝う会、当日の生徒たちの取
組みにしっかりと注目してほしいですし、皆さんもその歴史を、そこに1歩を記す日
なんだということを自覚して、当日参加していただきたいと思います。本当に、合格
おめでとうございます。」
「え、ご招介遅れましたが、沼尾PTA会長です。
えー以上であの、こちらからのお話は終わりなんですけれども、ここで、あの、質
疑応答を行いたいと思います。えーと、入学をしてから不安なこと、何でも結構です。
えーただあの、時間もかなり押していますので、いくつかに絞らせていただいて
から質疑応答したいと思います。何かございましたら挙手していただければと思
います。」
「出ないよ。・・・出るか。」
「えー、どなたに質問か、どういう内容か、係の方も担当しますので具体的におっし
ゃっていただければと思います。」
「えーと、校長先生に申し訳ありませんが質問させていただきます。えーと入学許可
候補者の保護者といたしましては、今まで、その一連の話を聞きまして、やはりこの
あのご案内の入学式及び入学を祝う会のご案内の中でやはり、入学式の中で入学を許
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可しますというこの括弧書きのところがやはり、あの、保護者としては非常にあの気
になる部分でございます。それでですね、あの、これを読みますと入学式のほかでは
入学は許可できませんよというように、あの読み取れる可能性もございますよね。で、
今までの話だとそうじゃないんだというのがわかりはするんですけれども、そこであ
の校長先生が、そのあの一言を私はいただきたいと思って、今立って話させていただ
いておりますが、あの9時半から10時半、これを1時間遅れて10時半から、例え
ば出席した場合、先程の校長先生の遅れないようにいらして下さいというお言葉があ
りましたけれども、1時間ほど遅刻をしできた場合にはその入学は許可 できま
せんよというふうになるのでしょうか。それとも1時間遅刻してきてもそういうあの
入学を許可するとかしないとか、そういう みたいなものがあるのかないのか、
具体的にわからないのですけど、あのここのところを校長先生の方から一言いただけ
たら安心なんですが。 あまりにも が 」
「はい。えーと、質問ということですが、先程申し上げましたとおりですね、入学式
の中で入学を許可したいと、ここいうふうに考えております。ま、1時間遅れたらど
うするかとか2時間遅れたらどうするかとか、いろんなことがあると思いますけれど
も、今私が考えていることは、入学式の中で入学を許可したいと思っています。入学
式の中て入学を許可するというのはどこの学校でもやっていることでございますし、
入学式をやらない学校というのば、私は聞いたことがありません。えー、その中で、
えー今までも私そうでしたが、今度もその中で、以上何名入学を許可します、という
ようなことを、今までも言ってまいりましたし、今後の4月9日の入学式でも同じよ
うにやりたい、こういうふうに考えております。」
「はい。」
「あの、国旗を掲揚しない入学式というのは、所沢高校の入学式としてかなり有名な
んです。あのというか、私、この子の6年上に男の子がおりまして、その子の進学説
明会に所沢高校の校長先生がいらっしゃいまして、そういったことを大変誇らしげに
話していらしたんてす。で、私、生徒の自主性を重んじ、今、教職員の先生方のこう
いった意見を尊重して、別に国旗を掲揚しなくてもいいのではないか、そういう入学
式を上げております。そういう話を伺って、私、実は息子も上げたかったのですけど
も、残念ながら学力が及ばない子供でしたので、あのこの下の娘には是非所沢高校に
入ってほしい、それで自由な校風の中で、きちんとした自分の姿勢のもてる、そうい
うしっかりした子供に育ってほしいなと思って、私やっぱり是非所沢高校に行ってほ
しいと思ってます。で、あの、校長先生所沢高校に赴任なさるにあたって、そういっ
た校風を勉強なさっていらした ではないのですか。で、私ども比較的多くの
親は、そういった所沢高校の校風を知った上で、入学したい、させたいと思っている
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のではないかと思うんです。
是非ご理解いただきまして、できましたらばこの在校生の主催していらっしゃる記
念式で入学侯補生に入学の許可を与えていただきたいと思います。これは是非お願い
したいと思います。」
「えーと、お願ということでよろしいですか。はい。質問他にございますでしょう
か。」
「あれがね。南陵中学だよ。あれあれ、南陵中学。」
「すいません。私たち新入生は、あの所沢高校のこと、これから新しく知るというお
母さんたちもいらっしゃいます。お子さん達もいらっしゃいます。この用紙では、私
たちはどちらに参加するにあたっても、何時に来たらいいのか、はっきりわからない
と思うんですよ。ましてや、もし入学を祝う会を受けるとなったらば、8時このとお
り8時45分受付をし体育館の中で待っていたら、入学式を受けることになるんです
よね。じゃ、この用紙を見て、私たちは何時に、いったい何時に用意して、何時に家
を出て、何時にここに着いたら良いのかという疑問は素朴な疑問なんですけど、お答
えいただきたいと思います。」
「はい、では私が言いましょう。」
「えーとね、あの学年の方からお答えいたします。先程はちょっと控えたんですが、
えー実は時程の 等は する予定で、職員会議に ってお
ります。で、あの、現在考えていることはですね、8時45分ですか、えーそこをめ
どに学校に来ていただければ混乱のないように最大限努力したいというふうに考えて
おります。」
「はいやります。えーと、あれ。えーとですね、えー、最初にも挨拶しましたんです
が、えー本校の校長としてですね、資科を、4月9日の日程につきましてお配りをい
たしました。私は、本校の校長であるということは、本校の最終的な責任者でありま
すので、そういうことで御理解をいただきたいというふうに思います。えー、本校の
校長として、その日の日程についてお配りしたわけでございますので、それはみなさ
ん、ご判断をいただきたいとこういうふうに思います。」
「あれがそうなの。」
「いつまでやるの。」
「 やる気ないじゃない 」
「あの、今まで伺ったところで、入学を認定して下さるのはどなたなんだろうという
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気がするんですが、入学式に出なくても、祝う会に出席しただけでも入学はできるっ
ていうことなんでしょうかということが1つと、あと校長先生がなぜこれほどまでに
こだわって、国旗と国歌 どういう主旨でこれをやりたいのかということを
お尋ねしたいんですけど。」
「これからどんどんやっていくんですか。こういう議論ていうか質問に、ずっと答え
ていくんですか。私は別に何時間やっても構いませんけれども、今日は入学許可侯補
者説明会ですのでね、えー、PTAの総会、あるいは生徒総会やっているわけじゃな
いので、しかも、もう2時間以上、2時間以上たっています。これをずっと読けてい
くということでしょうか。先程司会の方が、いくつか2、3というぐらいな質問でと
いうことでしたがね。私は構いませんがね、こういう場にふさわしいかどうかという
ことも考えております。
えー、今の質問に、じゃ答えますが、えー、我々はですね、教育の機会均等、学力
のいわゆる一定水準の維持等で、学習指導要領というものがございます。えー、そう
いうようなことを皆さんに、その基準にしてですね、偏ることなく、ただいま申し上
げましたような、教育機会均等・一定水準維持等の教育をやらなければならないと、
やることになっているわけです。えー、いわゆる学習指導要領というものが、そうい
うものの基準として、文部省から告示という形で出ております。えー、それに基づき
まして、県の方でも編成要領というものがございます。それらに則って、えー、私た
ち教員はですね、皆様の子供さんの教育をしているわけでございます。で、その中に
ですね、学校のいろいろな行事がございますが、入学式や卒業式等においては、あー、
それらの主旨を良く考えて、えー、文言はちょっと違うかもしれませんが、主旨に、
を良く考えながら実施するという中で、国旗を掲揚し、国歌を斉唱することを指導す
るものとする、と、こういうようなことで、えー、表現がございます。こだわる、と
いうふうにおっしゃられた質問でございますけれども、他のいろいろな基準がござい
ますが、それらに則って、我々は教育をしていく中に、今申し上げたような、国旗・
国歌の問題についても表記があるわけでございます。えー、したがいまして、私とし
ましては本校の校長としてですね、そういうような教育を、お預かりした皆様の子供
さんに対してですね、指導していかなければならない、すぺきであるとこういうふう
に私は考えております。そういうことで、えー、今のご質問にお答えしたいと思いま
す。」
「はい、あと、このままですね、入学を祝う会に関してとか、あるいは入学式に関し
ての話を続けますと終わりません。で、あのー、とりあえず学年会議、それから校長
の方からも、8時45分に来ていただければという話もありましたので、そのヘんに
ついて御理解いただければというふうに思います。」
「前に並べたんだね。前の方に親衛隊は」
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「入学に関して何か他に。入学を祝う会とかについては打ち切りたいかと思います。
入学に際して、なにかあの、進路あるいは生活聞きたいことありましたら、最後にあ
と1つ」
「あのちょっと、 あのー保証人という欄がありますね。これはあの直系とか近
親とかそういう関係でなければいけないのかということと、ま近県でなければいけな
いのか、いうことちょっと伺いたいんですけど。ま、場合によっては 九州と
か、そういうこともよろしいのか。」
「はい、じゃ生活の方」
「いらっしゃいませんか。答えられる方。」
「一般的に言って 」
「答えられますかね。保証人。」
「え」
「保証人。」
「保証人」
「一般的なことで」
「え、どういう質問 」
「保証人は近親でもいいのか。遠くてもいいのかとか。」
「あー、はい。」
「あのー、従来はですね、あの県内ということでございましたが、今はこのようにあ
の交通機関が発達しておりますので、えー、他県の方でも結構でございます。ま、で
きるだけ県内にお知り合いの方がいる場合にはそういう方でよろしくお願いします。」
「血縁でなくてもいい」
「はい、もちろん結構で、血縁等も、おじさんおばさんとか、そういう方でも結構で
ございます。」
「はい、よろしいでしょうか。はい、えーと、それではあの、このあとですね。」
「まて、ちょっといいですか。」
「はい」
「あの、入学式に出なく、出ないで、祝う会だけ出席したら、それで許可出るのかと
いう質問がありました。それについてどなたも答えていないと思うんですよ。全く
ところ、 させていただきますが、入学式に、例えぱ風邪で、その当日休ま
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ざるを得なかった。そしたら入学許可されないのかどうか。それは当然、入学許可さ
れますよね。そのことによって、皆さん考えて、判断していただけると思いますが、
以上です。」
「はいそれではあの、諸連絡の方に移らさしていただきます。えー落とし物がありま
す。小山すぐる君、えー、通学定期券予約申込書が落ちていましたので、 取
りに来てください。」
「う 」
「前の方だけだ 、前の方だけ、前の方だけだよ、拍手してる
のは。大丈夫だよ。」
「うん。 うん。 」
「それから今から申し上げます方、えーと事務室関係の後ろに、えー先程、あの、口
座振替依頼書というのを出した所に、えー、担当の者が立っておりますので くだ
さい。」
「すごい学校だな。すごい学校だね。 」
「受験番号と名前を申し上げます。聞き落とさないで下さい。えーと、202番、■
■■■■■■君、287番の■■■■■■■君、えー、319番、 君、
356番の 536番の■■■■君、えー、593番の■■■■■■さ
ん、609の■■■■■■さん、738番の■■■■■■さん、765の ■
■さん、788の■■■■■■さん、841の■■■■■■さん、860の■■■■
■■■さん、えーちょっとこの後すぐあの、後ろの事務室 の所ヘ
」
「くっだらない 。 名票をさ、これ よな。
受付の名薄をもらってさ、あれ何とかしなきや。 」
「行っちやう。出ちやう。いや私を置いてっちやう。 」
「 ちょっとわからなかったものだから 」
「最後まで、最後でちょろちょろとやっちゃうからね。最後の時に
ね。」
「3組の、えー3組の生徒さんで先程英語のテキストを受け取っていらっしゃらない
方、えーこの後、前の方にお願いいたします。」
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「定期のあれおっこどしちゃった。」
「あれ 」
「えー、PTA関係から連絡をします。」
「えーとそれではPTAの 御連絡申し上げますのでしばらくお待ち下さい。
えーとですね、このしおりの23ページをあの御覧いただきますと、えーとこれか
らですね、えー、各支部ごとに、あの、保護者の方が、えー、会場を変えでですね、
あのー、この中で支部ごとの理事さんを、えー、決めていただくことになります。そ
れで、あのー先程からあのずっとこの会場であのー聞いてましたところですね、あの
やはりこの学校を支えでくださる力としてPTAの力が非常に重要だと思いますので、
あの、生徒があの非常に頑張っていますので、あの自主自立を生徒だけにあの、えー、
も、とても大変な ですので、あのお母さん方も 進んで
理事 なさっていただきたいと それと後、頻繁にですね、や
はり連絡網が回る事態が予想されます。えーそのためにですね、各クラスの連絡員と
なっていただける方の、あの、電話連絡網 の頭になっていただける方の
リスト なってもいいですという人は、あの進んでその時に
してくださる えーとですね、用意はよろしいでしょうか。えー、えーと」
「声を、声をかけてさ、みんな早く来て、前に席取っれって指令が
でるんだよ。そして前がたたくとさ、後ろもたたくだろ。 」
「つながりがある 」
「そうそうそう、後輩を育てているわけだよ。 」
「 感じを受けます 」
「顔を見ればわかる。だからその中にジーパンがいたわけよ。ジー
バンがね、いるでしょ。だからね、あー、なるほでなあと 」
「 と思いますよ。 」
「もうね。入学を許可しなきゃいいんだよ。許可しないでね。これ
大変なことになる。そういう例がね、ないからね、もっといったら
ね、そういう例がないからね。、これは裁判になった場合どうなる
かわからないってことでしょ。ないからね。」
「ないでしょ。」
「ないでしょ。」
------------------------------------(end)-----------------------------------
(Web管理者記)
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